達の手記

今でもわだかまりはあるけど

その時の傷は、処置してくれた医師の技能の高さもあってか今はもうよく見ないと分からないくらいにはなったけれど、それでも傷跡自体は残ってる。たぶん一生消えないんだろうなと思う。

ただ、ずっと対応してくれてたベテラン相談員の人が親身になってフォローしてくれたからそこまで恨んだりもしてない。当時は医療扶助も受けられてたから治療費もかからなかったしそういう意味の負担は特になかったというのもあるかな。

マニュアル通りの四角四面な対応をしようとした相談員の人に対しては今でもわだかまりはあるけど、強く恨んでるというほどじゃないんだ。