定義! 戦闘描写
先ずは何よりも大事。定義づけから話はスタートです。
戦闘描写とは「戦闘」における「描写」のこと。
「描写」とは、ここでは
アクション
心情描写・駆け引き
負傷・ピンチ
勝敗
その後の展開
などなど、戦闘を繰り広げる上で大事になってくる「文章表現」のことを指します。
――狭義的に考えると、最後の二つはあんまり関係ないかもしれません。
それが次の戦闘に繋がっていく場合は話は別かも。
* * *
戦闘描写の「基盤」――「戦闘」には先ず、二種類あると思っています。
一つ「アクション的」戦闘。
所謂「暴力」や「武器」などを使って戦う戦闘を指します。
今回主に取り上げる予定のヤツです。
ぱんち! きっく! 剣舞! 乱舞! 無双! 的なあれこれから戦車でドーン! 投石器でドカーン! 的なあれこれも含みます。
この区分けについては追々……。
――――――――
そしてもう一つは「知能戦的」戦闘。
騙し合いや戦略、話術などで相手を黙らせる頭脳戦を指します。
ノウハウ? みたいなのが上手く思いついたら書こうかな? とか考えてます。
(星作品知らない人からすればなんのこっちゃ案件ですが)渋沢大輝さんとかが得意なジャンルですね。
彼お得意の推理パートも一種の「知能戦的」戦闘だと思っています。
……どうでも良いですね。
* * *
さて。
次にそれぞれを細分化してみます。
まず前者。
これは
「兵器に乗って戦う」戦闘
「集団が交わる」戦闘
「少数人数が戦う」戦闘
――の三種類かな、と(現時点)では考えています。
今回主に扱うのは三番目の少数人数戦。
1vs1、もしくは1vs複数人、もしくは数人vs数人。
一番目は百パー苦手ジャンルです汗
以上について知りたかった皆様すみません。星には書けない。
二番目は……書けないことはないでしょうが、その間に活躍・暗躍しているキャラクタにカメラが向きがちです。
大河ドラマでも歴史バラエティでも流して撮ってますな。
多分、一人一人を続けてクローズアップは疲れてしまいます。描写があっても「遠くから誰かの声が聞こえる。何か大事そうなこと喋ってる、騒いでる」ぐらいの扱いです。
……ん?
知ってた?
でーすーよーねー!
星も書きながら何となく察しました。
――――――――
次に後者。
これは星自身余り定義したことないのでちょっとふわっとしちゃうんですが、
「探偵的」知能戦
「頭脳犯罪的」知能戦
――かなぁ、と。
つまりは「正義のための戦闘」か「悪のための戦闘」か。
でも、これでもちゃんとした区分けみたいなことは出来てないと思っています。
というのも、知能戦は言論で勝負するものから駆け引きから賭け事から犯人を追い詰める推理まで。様々ありますし、色々な物を掛け合わせれば無限大に広がっていきます。推理系としたって泥棒スパイに探偵刑事……とあれよあれよと出てきます。それぞれをじゃあ、と細かく「泥棒」「スパイ」……としてみても泥棒とスパイは一緒か? 探偵と刑事は別か? などなど今度は横断するジャンルについて疑問が浮かび上がってきます。
なので一応、便宜的に。正義と悪、で。
* * *
以上、戦闘描写についての定義と今の所星の頭の中にあるジャンル分けをざっくり、でした。
次回は「戦闘の流れ――音楽から考える」です。
戦闘における「緩急」のお話。
明日20:00頃更新の予定です。
そりでは。
Bonum nocte.
(つづく)
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