第8話

「…なんだかドキドキするなぁ」


「ほんと?雷くん、私が全部脱がしてあげる。わぁ、雷くん私にドキドキしてるね」


雷くんのは、体格に合わない大きさでかわいい。でもしっかり反応してる〜!


「え、ゆ、ゆきのちゃん!?…え!?」


無心で触りまくる。


「だ、だめー」


「だめじゃないでしょ?ね?」


かわいいかわいい!かわいすぎる!その反応なに?普通の客なんてね、お前もっと誠意を出せだのなんだの注文が多い。

…あ、雷くんはお客さんじゃない、私…なにしてんのよ。


「はぁ、ゆきのちゃん、どうしちゃったの?俺、なんか、よくわかんな…」


雷くんを混乱させてしまった。

服を自ら脱ぎ捨て、


「さー!お風呂!」


無理やり連れてく。ここではなにもしない。だって、痴女だと思われたかも。無言で普通に髪の毛や体洗ったり、個人でする。雷くんのはだんだんしょんぼり…。


「雷くん、嫌だった…?」


完了したら、湯船でしゃべる。


「うーん、俺、あんな気持ちよくなったことなくて。すごいね」


「ほ、ほんと?じゃあ…あ、だめだめ!」


「ん?」


「お布団でしよーね」


「なにを?」


雷くーん!好きっ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る