第9話

お風呂上りは体を拭いて、そのままゴー!


「雷くん、寝て?」


「ん?」


仰向けになってくれた。


「うん。そのまま寝ててね」


私は雷くんの上に乗っかる。


「おー!すごい柔らかい!」


ただ乗ってるだけだよ。胸をどんどん顔に近づけた。


「ねぇ触って」


「こう?」


私を動物を撫でるように触る。


「もー、もっとー強く〜」


「えーでも、ふわふわだし潰れちゃうよー」


優しい…


「そんなことないよ?今度は私が気持ちよーくしてあげる」


「ふえ、な、舐め!?」


強靭な胸板を頂こう。


「どう?」


「わ、わかん、な」


ふふ。いい反応。


「じゃあ私のも舐めて」


「え、いいの?」


「うん、雷くん、あ…もっとー!もっと!」


「もっと?」


無理やりすぎたかな…


「ごめんね、私ばっかり。よーし!手っ取り早く私がしてあげるからね」


雷くんから飛び降り、仕事でするみたいにかわいがることにした。


「うあ!も、だ、だめ」


「だめじゃないよ?ぜーんぶ私に任せてね。…雷くん、ちょっと我慢して」


再び上に乗ることにした。いけるかな…


「…ん…やば」


雷くんかっこいい…ドキドキする。


「まっ、ってね…」


「…ゆきのちゃん?大丈夫?」


「だ、大丈夫…」


私入ったことないんだよ…。でも雷くんのなら…


「やっぱりだめだよ。ちょっと休憩しなくちゃ。あ、そーだよ、チューしてないよ!しよ?」


雷くんはいきなり起き上がって、ふいにぐいっと引き寄せられた。


「ん」


キスされた。何回も。気持ちいい…お客さんなんか気持ち悪いのに。


「ゆきのちゃん、俺のこと好き?」


「うん」


「嬉しい」


私、嬉しくてどうかなりそう。雷くんは素直で、本当にいい子。私は悪い子なのに、許してくれるの?


「やばいこれ、きもちい」


「私も…だよ?」


雷くんすごい。ちゃんと最後までできた…!で、雷くんはすぐ寝ちゃった。私も隣で眠る。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る