第19話エッチな女

夜、10時半。山崎は千紗のアパートにいた。

2人でボウモアをロックで呑んだ。

つまみは、乾きもの。

千紗は部屋着に着替えていた。胸の谷間を主張した格好をしていた。千紗は山崎が自分の胸に目線が届いている事に気付いている。

山崎の股間が膨れあがっている事が分かる。

「山崎さん、そろそろシャワーでも」

と、言うと、

「僕は今夜は帰ります」

と、返事した。

「な、何、言ってるんですか?今日はお泊まり保育ですよ」

「いや、保育してもらいたいのは山々何だけど、今夜は君を襲いそうなんだよね」

「是非、襲って下さい!」

「あんまり、ガツガツこられるとねぇ」

千紗は我に返り、はしたない事を言ったと後悔した。


山崎は、

「じゃ、シャワー浴びます」

「ど、どうぞ」


山崎は脱衣所で裸になり、シャワーを浴びた。

前々から準備されていた、下着とジャージに着替えた。

山崎と入れ替わりで、千紗はシャワーを浴び、ベッドに転がる山崎の隣に横たわる。

2人に沈黙が襲う。

「あ、あれだなぁ。千紗ちゃん、今日は飲み過ぎたね」

「……わたし、飲んでもいいですよ!」

「な、何を?」

「……ナニから出た精子を」

山崎は固まった。

千紗は山崎の下腹部に手を置いた。

そして、手を動かした。だんだん、下腹部が大きく育ち、硬くなる。

「ち、ちょっと千紗ちゃん」

山崎の口を塞ぐ様にキスをした。

「千紗ちゃん、お、お母さんに叱られるよ!まだまだ、僕には早いって!」

「何、硬くして言ってるんですか?」

「せ、生理現象だから」

「山崎さんも、触って下さい……」

「ど、どこを……ウップ」

「ま、また~?」

山崎はトイレに走り、盛大にリバースした。

半裸の千紗は、山崎の背中を擦りながら、

「また、今回もゲロで終わるのね」

山崎は、それどころでは無い。今夜、飲食した分を全部リバースした。

「ご、ゴメン。エッチはまた今度」

「……はい」

全てをリバースした山崎と、ヤル気満々の千紗はベッドで仲良く寝た。

いつ、初エッチは達成されるのか?

作者かみさまは、そろそろ最終回にしようとしている。

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