世田谷区や千代田区がスラムとなったネオ東京を舞台としたサイバーパンク。ただ、従来のサイバーパンク作品が、「人間とは何か」、自己の葛藤やアイデンティティーなどを徹底的に描く傾向が高いのに対して、本作は徹頭徹尾ドンパチして、またエッチする。ちなみに10話まで読んだが、おなにーは出てこない(ここ重要)。
全身義体などサイバーパンクっぽいSFなガジェットと、ファンタジーな種族や魔法が同居する面白い世界観。そんな中でのバトル描写がメインの作品です。個人的な感覚、バトル日常バトルエロバトルってくらい戦ってます。サイバーパンクなバトルが好きな人なら常時アドレナリン叩き込まれてる感覚になれるハイなやつですので、ぜひ読んでみてください。
サイバーパンクというジャンルを初めて小説で読みましたが、面白かったです。ネオ東京という舞台設定も素敵だし、タイトルとのギャップがありすぎて良い意味で期待を裏切られる作品です。バトルシーンも見所満載でした!