化け狐の少女「木葉」と人間の男「馨」のちょっと(?)もどかしい恋愛模様。幼少期からの憧れの人には、想い人がいて……それでも側に寄り添う健気なあやかし少女を応援したくなりました。「どうかわたしを嫌いにならないで」作中における「あやかし」の立ち位置を考えると、なんとも切ない心情を表したセリフだと思います。自分の好意は伝えられず、けれども支える。ホント切ないです。