番外編 和泉仙子に100の質問をしてみた前編

 第一回クイズ$アカモネアを終えた後、俺に私を深く知って欲しいというご要望で、お嬢に100の質問をしてみよう! なる企画が開催が後日実施されることになった。

 参加者はお嬢、深見、蛍さん、俺の相変わらず暇人の4人である。


 「帰りたい」


 「誰得なんですか、この企画……。付き合わされる私達の気持ちを考えてくださいよ」


 休日にも関わらず強引に参加を強制された雛壇の席に座る深見が不満を垂れる。

 同様に俺も雛壇の席に座っており、進行は蛍さん、本日の主役はお嬢となっている。


 「さて始まりました! 第一回お嬢に100の質問をしてみようのコーナー! 司会進行は梅原蛍にてお送りさせていただきます! 雛壇芸人から不満続出ですが、二人は映す価値無しですので華麗にスルーします! では、本日の主役であるお嬢に意気込みを伺いたいと思います! それではどうぞ!」


 「この企画は本当に100個の質疑応答をしていきます。覚悟しなさい」


 お嬢の宣言を皮切りに誰得な企画が幕を開いた。

 ──これ本当に100個もやるんすか。


 「じゃあまず、年齢を教えてくれるかな?」


 「──! 15歳です」


 「15歳? 学生さん?」


 「学生です」


 「えー……身長体重っていうのは……」


 「えー……身長は165㎝で、体重は秘密です」


 死んだ魚の目で成り行きを見守る俺に、深見は「結構身長あるんですね」と感嘆を漏らす。

 俺は物事が早く進行するように、今後何か違和感を覚えても突っ込みは控えようと誓う。


 「スポーツとかっていうのは?」


 「特にはやっていないけれど、武道……球技、水泳……何でも出来ます」


 「へぇ〜、彼氏とかはいるの?」


 「いますね。そこの雛壇にいる茜です」


 「「…………」」


 「いつから付き合っていたの?」


 「9年前の夏休み……ですかねぇ。茜と初めて出会った時に彼から求婚されまして。その時は驚いたのですが私も嬉しかったので、喜んで! と、返事させていただきました」


 「ちょっと司会進行! そして、そこの誇大妄想女! 異議があります!」


 腹を据えかねた深見は、二人のやり取りを遮り輪に入った。


 「何よ騒々しい。司会進行? 映す価値無しの敗北者は無視して続けてくれる?」


 「虚偽発言じゃないですか! 貴方は、茜くんと、付き合って、いないでしょうが! 後、茜くんも黙ってないで否定してよ!」


 「もう好きにやらせたりゃいいんじゃないすか(適当)」


 「諦めの境地……!」


 「えぇ〜……以上のような流れで本企画をやらせていただきますね! 現在の質問数は6個となっておりますので、後94個の質問で苦しくもお別れです!」


 序盤から突っ込み満載だと終盤持たないぞと忠告すると、深見は大人しく引き下がる。

 この企画は如何に突っ込まずに早々に質疑応答させるかが重要なのだ。余計な茶々を入れて場を乱せば、この企画は無駄に長引いてしまう。

 俺はなるべく自我を押し殺し、物事が早く決着することを望む。


 「7個目の質問です。趣味は何ですか?」


 「茜で妄想することです! ぐっすり眠れます!」


 「8個目の質問です。好きなシチュエーションは?」


 「茜に押し倒されながら強引に迫られることです! 最初は抵抗する私ですが、快感を自覚する私は押されるがままに情欲に溺れていく……という流れですね!」


 「9個目の質問です。他の趣味は?」


 「……他は、剣道や弓道を嗜む、坐禅で己を律する。一般的な女子高生と同じようにお出掛けや買い物なんかも好きですね」


 「多趣味でいいですね! 10個目の質問です。特技は?」


 「茜の居場所が完璧に分かることです! 大体何となく茜の位置が直感で分かります! これはきっと相思相愛、お互いに赤い糸で結ばれているからなのかもしれません!」


 「11個目の質問です。他の特技は?」


 「運動や料理……基本的に何でも出来ますが珍しい特技と言えば、嗅覚が優れている……匂いの判別とか、ですかね。何の食べ物か、誰の匂いか分かります。香水や他の女の特定が得意なので、探偵とか向いているかもしれませんね(笑)」


 「これはあーくんも油断出来ませんね! 12個目の質問です。好きな食べ物は?」


 「甘い食べ物全般です。シュークリーム、ロールケーキ……和菓子も嗜みますが、主に洋菓子が好きですね」


 「料理がお得意だと伺いましたが、やはり休日なんかはお菓子作りに興じたり?」


 「そうですね。愛する人にプレゼントするためにお菓子を作ったりします。茜と会えない寂しさを紛らわすためという点もありますね。没頭出来るので中々良い趣味だと、また可愛らしくて好感度が高いのではと感じています」


 「恋する乙女で素敵ですね! こう……隠し味を入れたりとかは?」


 「唾液や血液とか……こっそり入れて、それを愛する人が食べるのを見ると、凄く興奮して濡れてしまいますね」


 「「うっわ……」」


 以前お嬢から手作りのショコラケーキを頂いたが、もしかするとあれには──。


 「犯罪臭が高いですが恋する乙女の弊害として目を瞑りましょう! 15個目の質問です。嫌いな食べ物は?」

 

 「納豆のような臭い物は苦手です。パクチーを試したこともありますが、鼻が潰れそうな匂いでした」


 「嗅覚が優れているのも逆に弱点となるわけですね! 今一番食べたい物は?」


 「茜です」


 「食べ物じゃないですよね、それ」


 「突っ込んだら負けだ。感情を消せ」


 「ははぁ……カニバリズムなのか性欲的な意図なのか、どちらかは判別付きませんが、あーくんのどの辺りが美味しそうですか?」


 「鎖骨や首筋です! 他にも半袖の茜の偶に見える脇や胸元なんかも最高ですね! 彼は筋肉がありますので腕の筋なんかも大好物です! ご飯が何倍でも食べれそうなくらい興奮します!」


 「18個目の質問です。最近嬉しかったことはありますか?」


 「嬉しいこと……愛する彼の側にいつもいられることが、とても嬉しいです……!」


 「惚気ですねぇ、羨ましい! では、どういう時にそれを実感しますか?」


 「茜に膝枕をしてもらったり手を繋いだり……。あぁ……恋人ってこういう感じなのかなと嬉しく実感します」


 「20個目の質問です。最近辛かったことはありますか?」


 「自分の行為が他人を幸せに導いたと、恋のキューピッド的な役割をしていたのを知った時ですね」


 「それのどこが辛いのかよく分かりませんが、お嬢が闇に染まりそうなのでこの質問は切り上げましょう! 21個目の質問です。最近印象に残っていることはありますか?」


 「そこの変なの深見一華が茜の幼馴染を詐称していた時です。友達がいないことに定評のある茜に私以外の幼馴染がいるということに驚きを禁じ得ません。幼馴染と恋人は私だけの特権です」


 「いっちーに何か言いたいことはありますか?」


 「そこの滑り台がお似合いの青髪自称幼馴染敗北者要素盛り沢山女には茜の恋人になるという幻想は諦めてもらって、茜ヒロインレースから辞退して頂くことを勧めます」


 「和泉さん?」


 突如自身に矛先の向いた深見は、立ち上がるとお嬢の胸ぐらを掴み掛かる。

 青筋の浮き出た深見に対し、お嬢は臆することなく淡々と捲し立て続けた。


 「失恋の痛みは辛いわよ? 深傷を負う前に引いておけと善意で言ってあげてるのに……」


 「何その実体験に基づいたような言い掛かりは。──じゃなくて、私と茜くんはそういう関係では……!」


 「はぇ〜、清純気取って猫被り、人畜無害アピールですか。茜を油断させて虎視眈々と機を窺おうという寸法ね」


 「ちょっと表行こうか?」


 「論破されたからって暴力に訴えるの? これだから野蛮人困るのよね……」

 

 火種が散り乱闘騒ぎになる寸前、蛍さんが両者の頭に拳骨を振り落としたことにより無事収束された。


 「場が騒然となりましたが、改めて23個目の質問に移ります。好きな番組は? テレビを見ない場合は好きな動画などでも構いません」


 「テレビには興味ないですが動画は見ます。粉砕機であらゆる物を粉々にする動画は興味深いですね」


 「24個目の質問です。では好きな音楽は? どのようなジャンルをお聞きになりますか?」


 「音楽は特に聞きませんね。強いて言えば茜ASMRくらいでしょうか……」


 「ほほう、あーくんのASMRとはどのような内容なのでしょうか?」


 「私のpcの奥深くには盗撮や盗聴した茜のデータが保存されているのですが、今回はその音声データを基に作成したオリジナルの茜ASMRとなっています。茜の声を合成編集して『仙子……愛してる』や『結婚してくれ仙子』などを喋るようにしてあります。吐息や呼吸音を耳元で囁かれると痺れます」


 「またもや犯罪の匂いがしますが、お嬢が逮捕されてしまうので深く追求するのは辞めておきましょう! 26個目の質問です。誕生日はいつですか?」


 「12月6日です」


 「誕生日に欲しいものは?」


 「茜の初めてが欲しいです!」


 「大体想像付きますが念のため確認しておきましょう! 初めてとは?」


 「童貞です!」


 「あーくんが震えておりますが、他に欲しい物はありますか?」


 「婚姻届に印を押してもらうことですね。いい加減折れて欲しいですが、恐らくその頃になると私と茜の仲は親密に、彼の方から私を欲しがるようになっていると予測しています」


 「お二人の仲が深まることに期待しつつ、30個目の質問です。……と言いたいところですが間話です! これまでのお嬢の質疑応答を聞いて、お二人に感想を訊ねたいと思います! では、いっちーどうぞ!」


 「頭おかしいんじゃないですか?」


 「だそうです! では、あーくんどうぞ!」


 「特にありません」


 「えぇ〜……面白味のない感想皆様方ありがとうございます! 改めて30個目の質問です。宝くじが当たったらどうする?」


 「茜の性格上お金に弱いので、このお金で婚姻を結べと取引を持ち掛けます。必ず首を頷いてくれるでしょう」


 「31個目の質問です。明日地球が滅亡することになりました。何をしますか?」


 「もう前も後ろも何も気にすることはありませんので、後悔のないよう茜を襲います」


 「32個目の質問です。無人島に行くとしたら持っていく物は?」


 「茜です。やがて二人の間には子をなし、その無人島には我々の子孫が繁栄することでしょう」


 「33個目の質問です。生まれ変わったら何になりたいですか?」


 「茜の子どもになりたいです。私とは知らず溺愛する彼に甘え、やがて娘と茜の間に更に子を育みたいと考えています」


 「34個目の質問です。透明人間になれる能力を手に入れました。何をしますか?」


 「茜の入浴や着替えを観察します。透明人間の状態の時は服を着ているのか、全裸なのか、もし後者であれば背徳感によって大分興奮します」


 「35個目の質問です。自分が権力者になったらどうしたい?」


 「権力者といえどもどの程度の権限を有しているのか分かりませんが、私に背いた場合死刑に値する程度なのであれば、やはり婚約を命じます。死にたくない茜は時の権力者である私に服従することでしょう」


 「36個目の質問です。死んだ人物に会えるとしたら誰に会いたい?」


 「篝お姉様に逢いたいです。幼少期の茜のことで談笑に耽りたいです」


 「37個目の質問です。不老不死になれたらどうしますか?」


 「茜に一生添い遂げたいです。ですが、彼のいなくなった世界など何もいらないので、やはり不老不死は嫌ですね」


 「38個目の質問です。あーくんといっちーが崖から落ちそうになっています。救えるのは一人だけですが、どちらを助けますか?」


 「愚問ですね、当然茜です。もう一人の方は崖から蹴落とします」


 「39個目の質問です。特殊能力に目覚めました。どんな能力が欲しいですか?」


 「絶対遵守の力です。茜は私の言うことに絶対服従ですので、これにより私達はようやく結ばれますね」


 「40個目の質問です。今一番感謝していることは?」


 「こうして……私の大好きな人、茜と一緒にいられること、ですかね……。茜、ありがとう! 大好き! 愛してるわ! 結婚しましょう!」


 「30問から40問の返答は全てあーくんが関わっていますね! お嬢の愛を実感させられます! 一人突き落とされている人がいますが、あーくんは何か感想はありますか?」


 「どういたしまして、としか言いようがありません」


 「二人に祝福を! 続けて41個目の質問です。お嬢はモテますか?」


 「はい、興味のない異性から向けれる好意ほど不愉快な物はありませんが、私はモテます。和泉仙子に罵られたい会なる気持ちの悪い愛好会が存在していると聞いています」


 「今までで何人に告白されましたか?」


 「数えたらキリがないくらいです。一々誰に告白されたか記憶するほど、私の脳の容量は大きくありません」


 「では、どうして自分はモテるのだと思いますか?」


 「美少女だし、頭脳明晰だし、運動神経抜群だし、家柄も良いし、顔が可愛いからじゃないでしょうか。これだけの優秀さを持ち合わせていながら、誰かさんは私の愛を受け入れてくれません。本当に不思議です」


 「その方に受け入れてもらえるよう努力していることはありますか?」


 「自己研磨……彼の胃袋を掴むこと、それと自分自身に正直に生きています。そこの負けヒロインと違って素直になることが、一番の努力じゃないかなと考えています」


 「それほどおモテになられていると、やはり敵は多いのでは?」


 「えぇ、それなりには。人気者の宿命ということで受け入れています。敗者の僻みなど蚊の鳴き声同然。どうでもよい有象無象の声に一々耳を傾ける時間は私にはありません」


 「異性だけではなく同性の方からも告白を受けたりとかは……?」


 「何度かありますね。後輩からはお姉様と慕われているらしいですが、これも反応していたらキリがないので放置しています」


 「贈り物を貰ったりとかは?」


 「花束や手紙などを。化粧品や宝石などもありましたね。受け取ると承諾した、自身にチャンスがあると思われかねないため、全て突っぱねたり送り返しています。差出人不明のものは廃棄処分ですね」


 「今までで一番送られて驚いた物はありますか?」


 「僕自身をあげると言わられたことですね。不愉快だったのでお返しに平手打ちを差し上げました」


 「それだけおモテになられると困ることも多そうですね」


 「えぇ、それなりに。先程述べましたが興味のない人間からの好意ほど虫唾の走るものはありません。自分に自信のある自意識過剰な自身家ほど逆上するので、心底鬱陶しく面倒臭いです。またストーカーや愛好会の存在も悩みの種ですね」


 「それらの対策などはありますか?」


 「もう既に愛する人がいると彼氏がいると世間に周知させています。それでも尚も私に執着する厚顔無恥な輩が出現するので、他の対策を練らねばなりませんね。まぁ全て私の彼氏が返り討ちにして私を守ってくれますので、あまり心配する必要はありませんが」


 「なるほど、お嬢の恋愛事情をよく理解出来ました。えぇ〜……皆様、50問目を達成しました! ようやく後半に差し掛かりますね! 51問目に移る前に休憩を取りますが、その前に再び雛壇の皆様方に感想を伺いたいと思います! では、いっちーどうぞ!」


 「今ほど無駄な時間はないなぁと感じています。この時間をもっと別の時間に有効活用すべきだと進言します」


 「あーくん、どうぞ!」


 「お腹が空きました」


 「いっちーからの的の得た非難轟轟なご指摘! あーくんに至っては興味を見せる素振りすらなし、自由奔放! ──そんなこんなで、第二部は休息を取った後に再開します! では各自解散!」


 離席の許可が降りた俺は無言で退出しようとする。

 そんな俺の腕を冷たい手が握り締める。


 「──逃すと思う?」


 「いえ、外食に行こうと……」


 「私の手作り──あるわよ?」


 お嬢の脅迫に屈した無様な俺は、何が入っているのか分からない料理を食した。

 ちなみに味は美味しく、変な味は何もしなかった。


 ---


 和泉仙子質問一覧表


 Q1 年齢は? A 15歳。

 Q2 職業は? A 学生。

 Q3 身長と体重は? A 165㎝。

 Q4 スポーツは何をやる? A 特にはやらないが何でも出来る。

 Q5 彼氏はいる? A 茜。

 Q6 いつから付き合っている? A 9年前の夏休みから。

 Q7 趣味は? A 妄想。

 Q8 好きなシチュエーションは? A 発情した茜に押し倒される。

 Q9 他の趣味は? A 武道や坐禅。お出掛けや買い物。

 Q10 特技は? A 茜の居場所が分かる。

 Q11 他の特技は? A 運動や料理。匂いの判別。

 Q12 好きな食べ物は? A 甘い物。

 Q13 休日はお菓子作りをする? A する。

 Q14 お菓子に隠し味入れる? A 体液を入れる。

 Q15 嫌いな食べ物は? A 臭い食べ物。

 Q16 今一番食べたい物は? A 茜。

 Q17 茜がどう美味しそうか? A 鎖骨や首筋。

 Q18 最近嬉しかったことは? A 愛する男の側にいられること。

 Q19 どういう時に実感する? A 膝枕や手を繋いでいる時。

 Q20 最近辛かったことは? A 恋のキューピットをしていた。

 Q21 最近印象に残っている出来事は? A 深見一華が茜の幼馴染を詐称していた。

 Q22 深見一華に言いたいことは? A 失せろ。

 Q23 好きな番組や動画は? A テレビは見ない。物を粉砕機で粉々にする動画がお気に入り。

 Q24 好きな音楽は? A 茜ASMR。

 Q25 茜ASMRとは何か? A 盗聴した茜の音声データを編集し合成音声にした物。愛を囁いてくれる。

 Q26 誕生日はいつ? A 12月6日。

 Q27 誕生日に欲しい物は? A 茜の初。

 Q28 茜の初めてとは何か? A 茜の童貞。

 Q29 他に欲しい物はあるか? A 婚姻届の印。

 Q30 宝くじが当選したらどうする? A 婚姻を結べと脅す。

 Q31 明日地球が滅亡するとしたら何をする? A 襲う。

 Q32 無人島に持っていく物は? A 茜。

 Q33 生まれ変わったら何になりたい? A 茜の子ども。

 Q34 透明人間になれたら何をする? A 入浴や着替えを盗み見る。

 Q35 権力者になったら何をしたい? A 婚約を命ずる。

 Q36 死んだ人間に会えるとしたら誰に会う? A 篝お姉様。

 Q37 不老不死になれたらどうする? A 茜と一生を添い遂げる。

 Q38 茜と一華が崖から落ちそうです。どっちを助ける? A 茜。一華は蹴落とす。

 Q39 特殊能力は何が欲しい? A 絶対遵守。

 Q40 今一番感謝していることは? A 茜と一緒にいられること。

 Q41 モテるか? A 凄いモテる。

 Q42 何人に告白されたか? A 覚えてないくらいは。

 Q43 自分は何でモテると思う? A 美少女、頭脳明晰、運動神経抜群、家柄も良いから。

 Q44 茜は自分の愛を受け入れてくれないが、受け入れてもらうよう努力していることはあるか? A 自己研磨。彼の胃袋を掴むこと。また素直になること。

 Q45 それだけモテると敵は多いんじゃ? A 多いけど気にしない。

 Q46 同性からの告白も受けたり? A お姉様と慕われるくらいにはある。

 Q47 贈り物を頂いたことは? A 花束や手紙、高価な物を何度か。

 Q48 一番驚いた贈り物は? A 自分をプレゼントすると言われた時。

 Q49 それだけモテると困ることもあるのでは? A ストーカーや愛好会が出るくらいは困る。

 Q50 それらの対策は? A 茜の側にいること。

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