第22話 第一回クイズ$アカモネア

 決戦の日、土曜日。急遽勃発した女同士の諍いは平和裡に解決すべく、クイズ大会という形で幕を切って落とされた。

 暇人達の集い──遂に己の正義を貫く者同士激闘が繰り広げられることになる。


 この大会の開催に辺り、帰宅すると和泉家に立ち寄り、俺と蛍さんは問題の作成に従事していた。

 当初は冷ややかな態度で作成に臨んでいたが、時間が経つ度に何故か熱中してしまい、俺と彼女は夜通し問題の作成に至った。

 そんな感覚が麻痺した俺達を案じる梅原さんや組の者に協力を仰ぎ、開催日の前日金曜日、ようやく問題の完成を終える事が出来たのだった。


 本来、土曜日は別の重要な予定が入っていた気がするが、俺の脳内からは記憶が抹消され思い出すことは叶わなかった。

 俺には……優先事項がある気が、こんな事をしている暇はないと訴えかけている気がする。


 ともあれ用意された審査員席に座り、真剣な顔触れの彼女達を眺める。

 司会進行は梅原蛍さん。重要な参加者はお嬢と深見の両名である。

 そして、開始予定時刻に到達したことにより、開始の挨拶がなされる。


 「さて始まりました! 第一回クイズ$アカモネア。司会進行は梅原蛍。そして、審査員はあーくんにてお送りさせていただきます! ではまず初めに参加者の紹介に移りましょう。一人目は、お嬢こと和泉仙子お嬢様。それでは意気込みをどうぞ!」


 「この私に勝負を挑もうだなんて一千億年早いわね。自身の未熟さと相手の実力も見極められない愚か者に鉄槌を下してあげる」


 「だそうです! 次に深見一華さん。意気込みをどうぞ!」


 「準備は万端です。何も問題ありません。一つ付け加えるとすれば、もう既に勝利した気で優越感に浸っている天狗女の鼻とプライドを折り曲げてやります」


 「いやぁ、両者共勝利を譲る気はないと、南極の氷を溶かす勢いの気迫を感じさせますね! 南極のペンギンさん達が可哀想ですが、審査員のあーくん、その辺りはどうお考えですか?」


 「暴力で解決するほど熱くならない事を祈ります」


 意味不明な振られ方をしたので平和裡に事が進むようにと述べると、次に本大会のルール解説に移る。

 問題は全15問で、4択の中から選んでいく方式となっている。勝利方法は単純明快で正解数が多くなった方が勝ちとなる。全問終了後、正解数が同数な場合は引き分けとなる。延長戦は存在しない。

 問題の説明が開始されると回答者は制限時間1分内にAからDの中の一つを見つけ出し、制限時間終了後に正解だと思うアンサープレートを掲げる。

 本家とは違──本大会は、問題中に正解を外した場合でもその時点での強制終了はなく、また勝負放棄も許されない。

 以上のような流れで大会を進行させていく。


 「それでは第1問です。オーストラリアの首都はシドニーではなくキャンベラですが、この中で首都ではない都市が混じっています。それはどれで──」


 「ちょっと、司会進行! 問題の説明を中断しなさい!」


 「説明進行の妨げは不正となりますが、第一問ですので目を瞑りましょう! お嬢、如何なされましたか?」


 「如何なされましたか? じゃないのよ! 問題が茜とは関係ないじゃない!」


 そう申されましても困るのが本音だ。

 この問題は問題の作成に行き詰まった俺達は、途中妥協に妥協を重ねた結果、このような問題の作成に辿り着いてしまった。

 大体俺に関する問題の作成など数多く作成するのは困難に等しい。問題は200問程作成してあるが150問が雑学的な内容となっている。

 ちなみに問題はランダムで選ばれるため、俺達はどの問題が出るのか分からない。


 「関係ないですが我慢してください! 首都ではない都市が混じっていますが、それはどれでしょう。Aブラジリア、Bアンカラ、Cホーチミン市、Dネピドー」


 「ぐぬぬ……! まぁいいわ、私があらゆる問題に対応可能な柔軟な思考を有していることを思い知らしめてあげる」


 そして制限時間を過ぎると両者共Cのプレート掲げる。


 「正解はCですね。Aはブラジルの首都。Bはトルコの首都。Cはベトナムの都市ですが、首都はハノイです。Dはミャンマーですね」


 俺が正解を述べると蛍さんが余談ですがと付け加える。


 「AB共にサンパウロやリオデジャネイロ、イスタンブールを首都と誤認しやすく、またミャンマーの首都は2006年までヤンゴンでしたので、そこを勘違いされてしまうかもしれませんね。しかし、お二人共正解のようです。いいスタートを切れましたね!」


 第1問が終了し次に第2問へと移る。


 「第2問です。我らが愛する地元藤袴市の名産品はどれ? A牡蠣、B赤マムシ、Cアスパラガス、Dほうれん草」


 「また! 茜と! 問題内容が! 関係ないじゃない!」


 俺と無関係な問題が二連続となったため、お嬢の堪忍袋の緒が切れる。

 問題に不服を申すお嬢に反して、深見は平然と回答を進めようとする。

 が、不満を垂れ流すお嬢に対し、深見は小言を告げる。


 「もしかして和泉さん、この程度の問題も分からないんですか? 茜くんへの理解力と乳酸菌、足りてないんじゃないですかぁ?」


 「毎朝茜の写真に口付けして今日も頑張ろう! という気持ちになってから一日を始める私に、その見え透いた煽りが通用すると思う? ヨーグルト毎朝食べてるけれど、貴女の方はどうなの? 大きくするために毎朝毎晩牛乳摂取した方がいいんじゃないの?」


 「貴女も左程私と大きさ変わらないじゃないですか!」


 「私は大きくなるのが確定事項なのよ!」


 何の話をしているのか検討も付かないが、藤袴の名産品はBの赤マムシであり、やはり双方正解となっていた。

 ちなみに我が藤袴市はマムシの生息数が異様に多く、マムシに襲われる事故が多発しているため、それらを駆除するマムシ狩りが定期的に行われている。


 「第3問にいきますね! 我らが家族ゴリアテことゴリちゃんの名付け親はお嬢ですが、ゴリちゃんの命名に際し第2候補だったものはどれ? Aザイトリッツ、Bリュッツォウ、Cデアフリンガー、Dシュペー」


 「ゴリちゃん知りませんし、何で全員ドイツ史の人物なんですか!? というか、この問題は和泉さんに有利じゃないですか、不正ですよ不正!」


 ここまで問題への不満を言い出さなかった深見は、ゴリちゃん関連の問題に流石に不利だと告げる。


 「博識ですね! 確かに一見すると深見さんには不利に思えますが、お嬢は物忘れが激しいのでさしたる問題ではありません! 現に家族でありながら命名案の第2候補の思い出しに苦戦しています!」


 醜い争いを交えつつ、お嬢はDを深見はAのプレートを掲げる。正解はDであり均衡していた状況に崩れが生じた。


 そして……問題毎に乱闘騒ぎに発展しないものの煽り合いが勃発し、何やかんや10問まで到達した段階で、一休みの休息を取ることにした。

 前代未聞のクイズ大会。今の今に至るまで俺に関係する問題は出題されず、全部が俺に無関係な雑学的な内容が出題された。

 流石と言うべきかお嬢は全問題を的中させ、10問中10問を正解としている。対する深見は10問中6問正解となっており、形勢はお嬢が有利となっていた。


 相変わらずと言うかお嬢は勝利を約束されたものと天狗になっており、勝者特権の俺に何でも出来るという権利の使い道とやらを考えていた。


 「私達、やっと幸せになれるね!」


 「ヒェッ……」


 お嬢は俺に婚姻の受諾を要求するらしく、深見が勝利しなければ俺はお嬢のお婿になってしまう。

 婚姻の切っ掛けは変な大会で優勝したからですと世間様に説明出来るわけがない。

 そのためには深見に何としてでも勝利してもらう他はなく、勝利者などどちらでも構わないと思っていた俺だが、内心は深見に勝って欲しいと願っていた。

 というか優勝の報酬は、一日俺を何でもする権利だったはずでは。


 「どう? 今どんな気持ち? 無様に敗北するってどんな気持ちなのかしら? ざ〜こざぁ〜こ」


 「……ッ!」


 煽るお嬢は深見の元に寄ると百均で購入した鼻眼鏡を掛けさせる。

 調子が最高潮のお嬢は、煽りに歯止めが効かず彼女の肩に手を置くと耳元で囁く。


 「いいのよ? 今なら降参してくれても。誰も責めないから……。あ、降参は禁止されてるんだっけ? あら、可哀想……。敗北する様を茜に見られ続けるなんて……私には耐えられないわね……」


 深見は内心苛立っているのだろうが公にせず、肩に置かれた手を払い除ける。

 するとお嬢はわざとらしく転倒し、涙を浮かべながら俺の元へ這いずり寄る。


 「きゃっ(棒読み)。茜〜、この女に意地悪された〜……! おてて痛い〜! 痛いの痛いの飛んでけ、して?」


 痛々しいお嬢の姿を無視していると彼女は許可も出していないのに俺の膝に頭を置く。


 「うぅ……仙子辛い! あの女、仙子に意地悪するの……!」


 「ちょっと和泉さん、膝枕なんて羨──くっつき過ぎでは!? 茜くんも何か言ってよ!」


 「言ったところでお嬢は変わらないので、もう彼女が満足するまでやらせておくしかないんですよ」


 「諦めの境地……!」


 膝枕を堪能するお嬢の髪を無意識に撫でていると、深見はそんなお嬢を引き剥がそうとする。


 「ちょ、私の至福の時間を……私と茜の仲を引き剥がそうとしない……止め、止め……止めろ!」


 「貴女が茜くんとくっつき過ぎているからでしょうが!」


 「えぇー、何やら修羅場大発生でこのままだと乱闘騒ぎになっちゃうので、そろそろ第11問を開始しますね!」


 というような不測の事態に見舞われたが、蛍さんの一言により渋々問題が再開される。

 ここまで平和? に事が運んできたが、このまま何事も起きず無事に決着がつくことを望む。


 「第11問です。あーくんの初恋の相手は誰? Aお嬢、B侑子様、C近所のお姉さん、D私こと梅原蛍」


 ここにきてようやく俺関連の問題が出題される。


 「あら、ボーナス問題? もう勝負は決まったようなものね」


 「…………侑子様誰? もうこれは──」


 ここから先、深見がお嬢に勝利するには残り5問を全問正解させ、お嬢が全問不正解とならなければならない。

 形勢は深見が不利。深見の勝利を望むが、だからと言って深見を贔屓することは出来ない。

 勝利を確信したお嬢はAのプレートを深見はBのプレートを掲げた。

 審査員の俺は正解を彼女達に告げる。


 「正解はBの侑子様です」


 「なんで私じゃないのよ! というか、初恋がお母様って正気!?」


 「これは司会進行の私が説明しますね! えー、夏休み期間中、偶々和泉家に遊びに来た幼少期のあーくんは、お嬢のお姉様と勘違いした侑子様に一目惚れ。なんと花までプレゼントしています! いやぁ初々しい、可愛らしい、素敵ですね!」


 俺の黒歴史を堂々と語る蛍さん。この問題は出題されないで欲しいと、そしてこの黒歴史は墓場まで持っていくと誓っていたが、哀れにも公表されてしまった。


 「茜? どういうことなの? お母様に初恋を奪われた娘の複雑な気持ち、分かる?」


 「……お嬢とあーくんの間に修羅場が発生しそうなので、続けていきますね! 第12問です! あーくんのお母様以外で、あーくんのファーストキスの相手は誰? Aお嬢、B侑子様、C転校前の幼馴染、D私こと梅原蛍」


 不幸にも二連続で俺の心臓を抉るような内容が出題される。

 これ以上、俺への殺意が漲る内容が出題されないように、また深見が勝利しますようにと俺は神に祈った。

 なんとも言えぬ雰囲気を醸し出すお嬢はAを深見は先程と同様にBを掲げる。


 「正解はBの侑子様です」


 「茜?」


 「これも司会進行の私が説明しますね! あーくんから花を受け取った侑子様は、あーくんの頭を撫でると彼の目線に高さを合わせ、なんと口付けを! 頬や額にではなく唇にキッスをしました! いやぁ生々しい思い出ですね!」


 「実の親が幼馴染の男の子に口付けするのもアレだけれど、唇に口付けしたのを知った私の複雑な気持ち、分かる?」


 俺は余計な事を口走って被害が拡大しないように口を噤む。

 お嬢の殺意、微妙に蔑むような視線が心臓に突き刺さる。

 黒歴史を二連続暴露された俺は、現実逃避に状況の整理を行う。

 現在12問にして、お嬢の正解数は10。深見は8問となっている。残り3問のうち今のような状態が連続すれば、深見の勝利が近付く。


 「えぇ〜……あーくんが主題な本大会ですが、男女の修羅場が発生しそうなので、もうあーくん関連が出題されないとよいですね! では第13問です! あーくんのお母様以外で、あーくんが初めて手を繋いだ相手は誰? Aお嬢、B侑子様、C保育園の先生、D私こと梅原蛍」


 俺は死を覚悟した。


 「正解はBの侑子様です」


 「茜?」


 「これは司会進行の私が説明しますね! キス事件の後、あーくんは侑子様と手を繋いで外出しております! 当時のお嬢は今とは正反対でツンツン真っ盛り期だったので、はしたないことと認識し手を繋げませんでした! 余談ですが侑子様の性格から手を絡ませる恋人繋ぎだった可能性が高いです。侑子様も色々とヤバいですね☆」


 もう解説は止めてくれませんか。

 俺はこの大会の終了後、お嬢に死刑に処されるのだと覚悟した。


 「第14問です! あーくんの初恋の相手はお嬢ではなく侑子様ですが、初告白の相手は誰? Aお嬢、B侑子様、C惣菜屋のお姉さん、D私こと梅原蛍」


 「これはもう絶対私よ。私じゃなかったらねぇ……ねぇ?」


 「…………」


 「正解はBの侑子様です(諦観)」


 「──茜?」


 「これは司会進行の私が説明しますね! お嬢が家で惰眠に耽っている間、あーくんと侑子様は外出されていました。そして夕方、大きな桜の木の下で『僕と結婚してください!』と幼少期のあーくんは宣言。それに対し侑子様は『大きくなったら結婚してあげる』と受け入れたようです! 侑子様には当然組長がおりますので浮気ではなく、子ども心に付き合ってあげたのだと思いますが、当時のあーくんが本気であったのには違いありません!」


 こうして第14問に至ってお嬢の正解数は10。深見の正解数は10問と、拮抗状態を取り戻した(現実逃避)。

 次の最終問で、どのような決着が付くのか実物である。


 「これが別れ惜しくも最後の問題、第15問ですが、その前にお二方に現在の心境を伺いたいと思います! お嬢、現在はどのようなお気持ちですか?」


 「初恋の相手、初キスの相手、初手繋の相手、初告白の相手。全てを実親に奪われた娘の私ですが、最終的に勝負にも恋愛でも勝利するのは私です。そうでないと、報われないよねぇ?」


 「お嬢がご乱心ですが何も突っ込まず。鼻眼鏡が異様に似合う深見さん! 心境をお聞かせください!」


 「流れを読み取ればBが正解であるのは明白なのでしょうが、頑なに自身を掲げた和泉さんには拍手を送りたいと思います。気を引き締めて最後の問題に臨みます。宜しくお願いします」


 そんな深見のお嬢への健闘を讃える言葉に、今までのお嬢の態度に変化が生じる。


 「4連続正解、中々出来ることじゃないと思うの。それだけは褒めてあげる。でも、茜と結婚するのは私よ」


 「勝つのは私です。貴女には負けません」


 勝負を交えた二人の間に友情を感じさせた。

 煽り合い最終的に拳が出そうな彼女達であったが、理性を保ち何とか最終盤面まで来れた。

 それは誇らしいことだと俺は常々感じる。

 問題は最終問。お嬢が深見が勝利するのか、それとも引き分けとなるのか。俺は深見の勝利を願っていたが、その気持ちは微塵にも掻き消え、両者共満足する結果に至ればいいなと望む。


 「最終問……第15問です! あーくんが付き合うとしたら誰? Aお嬢、B侑子様、C楪有栖さん、D私こと梅原蛍」


 「……楪?」


 10連続雑学問題が出題され、5連続俺関連という最後は俺に関する内容で幕を閉じる。

 1分という短い時間だが長いように錯覚し、彼女達はやはりこれまで同様に同じプレートを掲げる。

 お嬢は自身の名前を深見は侑子様を──。

 そんな二人は互いの顔を見合わせて、呆れたように微笑む。その姿からは正しく培った友情があった。

 俺は1分を過ぎて彼女達に問う。


 「ファイナルアンサー?」


 「「ファイナルアンサー」」


 「…………」


 「「…………」」


 俺は本家同様に暫く間を置いてから、二人に正解を述べる。


 「──残念。正解はCの楪有栖さんです」


 お嬢と深見は俺の返答を聞くと、揃って糾問する。


 「なんであの色ボケ天然女なのよ! あの女のどこがいいの!?」


 「今までの流れからすればBの侑子様でしょ!? 浮気!? それとも日和ったの!?」


 二人に胸倉を掴まれて圧迫されつつ、俺は彼女である理由を述べる。


 「いやどう考えても楪さん一択でしょうが。お嬢や侑子様は論外として、まぁ蛍さんは……まぁ。となれば楪さんになるのは明白でしょう」


 不正だ、納得いかない、審議の必要があると二人は喚いたが、俺と蛍さんは強引に大会の終了を告げた。

 結果的に二人は引き分けとなり、優勝特権の俺との結婚……? は、無事破棄となった。

 お嬢と結婚せずに済んだと一安心し、俺は周囲の片付けをしようと動き出すが、急に何者かに引っ張られ身動きが取れなくなる。

 蛍さんに抱き締められた俺は、彼女の豊満な──何か柔らかい感触を顔に味わう。


 「私があーくんと結婚ですね! やりましたね!」


 「茜を一日何でも出来る権利だったでしょうが! 貴女は茜とデートするんでしょ!? 私は忘れないわよ!」


 「……まぁ、和泉さんに勝たれるよりはマシかなぁ……?」

 

 そうして大会の結果は蛍さんが勝利ということで、後日彼女とお出掛けすることになった。

 無難に幕を閉じ一安心する俺だったが、やはり重大な何かを……こんな余興をしている場合ではないと脳裏が訴えかけている。

 何かこう、明日は──。


 ──明日の日曜日。

 明日は──侑子様が帰国される日であった。

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