第11話

そんなこんなで夜になった。


「どうしましょう?...」

「そ、そうだな...」


ベットでどうやって寝るか問題が発生していた。なんせベットがひとつしかないからな!


「一応大きいから2人で寝れますけど...」

「じゃあ俺あそこのソファーで寝るから片山さんベット使っていいよ」

「ダメです!!」

「え?なんで?」

「そんなところで寝たら体痛めてしまうかもしれないです!後今まで1番働いていたのは空上さんなんですから1番ベットを使うべきなのは空上さんです!」

「でもなんか悪いしな...」

「い、一緒に、、、寝ますか?」

「え?う〜ん...わかった。い、一緒に寝させていただきます」

「よろしくお願いします!」


一応どこで寝るか問題は解決したが、

新しく俺が寝れるか問題ができたけど...

野宿した時は布団を離してたし、

疲れてたから寝られたけど今回はそうもいかないしな。

ちなみに野宿した時に使った布団は、

なんか消滅した...なぜか1回使い切りとか謎な事が書いてあった。1回ストレージから取り出してしまうと消滅した。まじで意味わからん...

俺はベットの左端で片山さんは右端ということになった。

まあ夜中に襲ったりはしないだろう。

そう信じるしかない自分を...

でも片山さん学校で結構美少女で有名だったからな〜。自分とは違う世界に住んでる人だと思ってたけど、こうやって会話してみると結構普通の女の子だったりする。ちょっと抜けてるところがあるけどな。


「空上さん。起きてますか?」

「え?ああ起きてるよ」

「昨日も今日もありがとうございます。

こんな役立たずを見捨てたりしないでくれて」

「まあ、困った時はお互い様だしな。そもそも一緒に来るかって聞いたの俺だし、最後まで責任持つよ。モンスターとかならなんとかできるからさ、気にせずに頼ってくれよ。」

「そうですね。そう言われると少し心が軽くなりました。やっぱり私は空上さんに助けてもらってばかりですね...」

「俺だって片山さんに色々助けて貰ってるんだがなって、ん?」

「Zzz...」

「寝てるし・・・相変わらず寝付くの早いな!

俺に襲われるとか思わないのかよ」


おれもなんか眠くなって来たし、寝るか

おやすみ〜










○○○○○○○○○○









朝日が自分の顔に照り付けられて目が覚めた。美少女が隣で寝てるというのに結局寝れちゃうんだな俺...

こういう時はだいたい寝れなくて朝には寝不足になってるってオチなのに、


「おはようございます空上さん」

「ああ、おはよう片山さん」


そう挨拶してすぐに顔を背けた。

前回野宿した時はドタバタしてあまり見てなかったけど、

今ゆっくり寝起きの片山さんを見ると

ちょっと可愛すぎやしませんかね!?

しかも服がはだけているから色々見えそうだし!

これは直視できねーわ!


「むぅなんで顔背けるんですか?」

「え、えと、ちゃ、ちゃんと服を着てくれ」

「……!」

「気づいてなかったのかよ...」

「わ、わたし着替えるので、」

「ああ、わかった!今すぐどきます!!」


あっぶねぇ〜理性が崩れかけたわ...

破壊力やべぇ.........ありがとうございます!!!

そ、そんなことより俺も早く着替えるか〜


「先程はお騒がせしてすみません」

「俺の方こそすまん...」

「いえ、大丈夫です」

「なら良かった。まあそれよりも冒険者ギルド向かうか」

「そうですねティアさんも待っていますし」

「その前に朝ごはん食べないとな」

「そうですね下で用意してくれるみたいです」

「そうか異世界メシどんな感じか楽しみだな」


下のロビーに行くと机と椅子があり、そこに座ると、ご飯が運ばれてきた。


「メニューはパンとハムかなコレ?それと、

スープ。結構普通だな」

「そうですね。でも味が違うのかもしれません」

「それもそうだな」


まずスープを口に運ぶ。そしてパンをちぎって

ハムと一緒に口の中に放り込んだ。


「俺たちの世界にあるのとあんまり変わらないけど普通に美味い」

「そうですね!結構美味しいです」


そして腹を満たした俺たちは冒険者ギルドへ向かった。


「おはようございますティアさん」

「おはよう!待ってたよ!」

「おはようティアさん相変わらず元気だな」

「私はいつでも元気ですよ!そんなことより依頼を受けてください。お金を稼がないと!」

「いやお金は有り余ってるけど」

「それはそうだけどランク上げたいでしょ?」

「たしかにって俺たちのランクはいくつなんだ?」

「もちろん最低ランクのFランクからですけど

あなたちならすぐにあがれるよ!ちなみにランクは一番下からF,E,D,C,B,A,Sの順番だよ!」

「へぇ〜やっぱりやるからにはS目指すか!」

「いいじゃないですか!」

「え!? Sランク目指すんですか?!」

「やっぱり目標は高くだ!」

「私は無理ですよ...」

「最初から諦めるなって。ティアさん同じパーティにいたらランクは同じ様に上がるんですか?」

「普通同じようには無理です。でも専属受付嬢がいれば話は別です。そうこの私がいれば同じパーティにいればそのパーティメンバーも同じようにあげることが出来ます!」

「まじか!ほら片山さん上げられるってさ」

「それはそうですけど、結局空上さんに

おんぶに抱っこ状態じゃないですか!」

「い、いやそんなことないぞ?」

「ふっ」

「あ、ティアさん今笑いましたね!もう知りません‪!」

「冗談だって別にそこまでおんぶに抱っこではないって、俺は片山さんにも助けて貰う予定なんだから」

「あーあ機嫌損ねちゃったじゃん何してるの空上くん?」

「いやあなたのせいでもあるからね!?」


その後何とかして機嫌を直してもらった。

なんでギルドの依頼受けるだけでこんな大変なんだ?意味わからん




━━━━━━━━━━━━━━━

みなさんこんにちは!

落ち着いて小説書けるかなって思ったら

またすぐに予定が入って書けなくなるってね!?

一体どういうことなんでしょう?

意味わからん

そんなことより久しぶりです。

そこまでではないか?

一応5月中に1話投稿できたのですが

あの時はあとがき書けなかったんですよね〜

最後に読んでくれる読者の皆様ありがとうございます!

これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!

あと♡や☆をくれるとうれしいです!!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る