第4話
まあいっかあまり理解してもらわなくてもな!
「それよりも早く移動して泊まるところを見つけないと日が暮れちゃうな」
「そうですね。でもどこに行けばいいかわからないですね...」
そうなんだよな。これが一番の問題なんだよ。
俺のスキルで使えるのあるか?鑑定で自分のスキルって調べられるのか?やってみるか...
どうやって使うんだ?声に出せばいけるかな
試しに称号に『
「鑑定!ってうわ!!」
「もう今度はなんですか...」
びっくりした〜目の前に急に説明が表示されたからな。てか俺驚きすぎだろいつもはこんなんじゃないのに..
もうあまり驚かないようしよ
それでどんな称号なんだ?
《
同期する
説明短っ!
ざっくりしすぎだろ
まあこれで称号もスキルみたいな効果があることもわかったな
「それでびっくりしてたけど何か分かったの?」
「これを見ればわかるよ」
「なんですかこれ?説明がざっくりしすぎじゃないですか」
「俺も思ったよ...」
レベルMAXのくせにあまり使えねーな
他にスキルでは名前を見ても地図とかが分かりそうなやつはないしなそしたらもうひとつあった称号も見るか
《時空を超えし者》
ただの称号
相変わらずざっくりだな
なんだよただの称号って
てかスキル声に出さなくてもいけたな。
使えるもんなんもねーじゃん...
もしかしてたけど地面に手を付いたら世界と同期して地図がわかるようになるとか!
まあそんなわけないよなと思いながらもちょっと気になったので少し地面に手を付いてみる。
「何してるんですか...」
「いや地面に手を付いたらこの世界と同期して地図が手に入るかなーって」
「何を言ってるんですか?」
そう言って変な目で見ないでよ....
『
ステータスの項目に新しくマップが追加されます。』
え?
・・・・・・・・。
「地図ゲットできたわ...」
「本当ですか...」
「よし!これで地図問題は解決できたな!」
「もう笑うしかないですね...」
○○○○○○○○○○
「お!南の方に村というか街があるな。でもこれ今からじゃ着かねーな。1回どこかで野宿覚悟だな」
「え?本当ですか...野宿なんてしたことないよ」
「大丈夫だ俺だって野宿なんてしたことない」
「それ大丈夫じゃないと思うんですけど...」
「まあなんとかなる多分、Maybe。でも今は歩くしかないな」
「そうですね」
と言って歩き始める。
そして歩き始めて数十分後事件が起こる…
「なぁアレってモンスターだよな」
「そうだと思います」
なんとモンスターと遭遇していたのだ
しかも...
「あれってゴブリンだよな」
「ゴブリンが何か分かりません」
「まじかよ!?今時の子がゴブリンを知らないだと...」
「知らなくてわるかったですね!」
「す、すみませんでしたー!」
「はぁ...それでゴブリンってなんですか?」
「え、えーとあそこにいる緑色の人型の生物です。ゲームとかでは雑魚キャラみたいな扱いのモンスターです。」
「ではあそこにいるゴブリンは弱いんですね」
「まぁあくまでもゲーム中とかのふつうだからこの世界のゴブリンは強いのかもしれないし
とにかく鑑定したらわかるでしょ!鑑定!」
━━━━━━━━━━━━━━━
- [ ] ゴブリン
◯レベル7 上限20
- [ ] 称号
- [ ] スキル
棒術Lv1
━━━━━━━━━━━━━━━
「どうでした?」
「ふつうに雑魚だったわ」
『
モンスターを認識及び鑑定したことを確認
ステータスに新たにデータベースの項目を追加。マップに認識したモンスターを表示できるようになりました。』
うわっびっくりした〜
急に頭の中に無機質な声が聞こえたからな
さっきの声からするとゴブリンと同期したって事なのかな?
それにしてもこれチートすぎね!?
そんなことよりまず目の前のゴブリンをどうするかだ
まだ気づかれていないからこっそり通ってもいいけど
やっぱり異世界来てスキルゲットしたからには戦うだろ!
「ということでちょっくら行ってくるわ!そこで待っといて」
「どういうことでですか!って行っちゃったし…大丈夫かな…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます