第3話
「こっちもこっちで何だこれ!?」
「び、びっくりするじゃないですか!また大声出さないでくださいよ」
「すまんすまん」
彼女のステータスというと
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- [ ] 片山香織(かたやま かおり)
◯レベル1 上限1
- [ ] 称号
- [ ] スキル
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いやもう
「本当になにもないな…」
「ちょ、ひどいです!」
「え、声に出してたか?」
「そうですよ!傷つきましたよ!もう…」
「す、すまん」
「私のはいいですから
「そ、そうだな」
うーんでも何でレベルが101もあるんだ?うん?たしかさっきの宝玉では01って表示されてなかったか?あ!もしかしたら…
「
「え?うーん多分1って表示されてたと思います」
「そうか!やっぱりな」
「どうしてそんなこと聞いたんですか?」
「もしかしたら宝玉はレベルを2桁までしか表示できないんだよだから俺の時は01って表示されてたんだと思う。まあそんなきとがわかったところでどうにもならんがな」
今のところ分からないことが多すぎるな...
あれ?俺のステータス画面にストレージという項目があるな……
とりあえず押してみるか!
すると画面が切り替わりアイテムの一覧が表示されたけど、なんでこんなにアイテムを持っているんだ?あれれ?なんか見た事あるアイテム名ばかりだな。とりあえずアイテムを出して見るか。そしてひとつのアイテムを選択すると
自分の手に光が集まって来て...
「うおーーーすげーーーーー」
「こ、今度はなんですか!ってなんですかそれどこから持ってきたんですかその黒い剣!」
「いや〜なんかストレージって項目があったんでそこ開いたら見覚えのあるアイテムがあったんで出して見ただけだよ〜」
「私のところにはそんな項目ないですよ...」
「てかやっぱりこの剣知ってるな」
「え?知ってるんですか?なんですかそれ」
「ああ。この剣の名前は
「なんでそんな大層なもの最初から持ってるんですか!あとなんで神器ってわかったんですか!」
「それはな...俺らが元々いた世界にあるゲーム中にある剣と全く同じだからな。しかも俺がめちゃくちゃやってたVRMMORPGオーバーワールドレジェンズだな」
「あ、そのゲームは知ってます。結構ニュースとかでやってましたから」
「ほほう...では俺がそのゲームでの大活躍を話してあげようじゃないか!」
「いえ結構です。日が暮れてしまいます」
「じょ、冗談だって!そんなまじな顔して言うなよ...。まあでも状況は大体わかったな」
「そのゲームと何か関係があるんですか?」
「そうその通りだな。ここからは推測になるが俺のそのやってたゲームのステータスとほぼ同じなんだよな。ゲームの中でゲットしたアイテムがストレージの中に大体残ってるし、レベルも一緒なんだよ。でもスキルはゲーム内のやつが少し残ってるだけでほとんどきえていて、
持ってないスキルが追加されてるんだよだからたぶん異世界のステータスと俺のゲームのステータスが融合したんだと思うどうしてかは知らん」
「そういうことだったんですね」
「おう!理解したか」
「あまり理解してません...」
「え?嘘でしょ...君ってテストの順位高くなかった?」
「そうですよ。確か2位くらいでしたよ」
「それでなんで今の説明が分からないんだよ...(小声)」
「なにか言いました?」
「い、いや」
頭良いのに...天然なのか?まあそれよりまじで
幸先不安だ....
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