第2話
「マジすか!よっしゃぁーーーーこれで最強も夢じゃないぜ!」
「さすが
「やっぱり
さすがクラスカースト上位者、注目を浴びてるな。
彼の持っているスキルも気になるな...
おっと、次は俺の番だったわ。
そして、目の前にある
「お、おい初期レベル、レベル上限ともに1じゃないか!」
「へぇ?」
思わず変な声を出してしまった...
「そ、そんなわけ…」
ありました!目の前に表示されているステータス画面にはどちらも表示されてるじゃん....
「あいつレベル1までしか上がらないらしいぜ」
「そしたらあいつザコじゃんwww」
俺は、少し気を落としながら
そして広間の端っこでため息をついてると、
「こいつも両方1だ!!」
なにやら俺と同類が居たらしく、そちらに目をやると、1人の女子が周りから煽られていた。
そして全員のステータスの確認が終わると文官は急いで王様や王女様などに報告していた。
そして文官が戻って来ると俺と先程の女子を呼び出して王様の前まで来させられた。
「この2人がレベル上限1のやつらか」
「そうです!この2人です」
なにやら嫌な予感がしてきたな。
「お前らは使い物にならん!この国から追放とする!!」
予感が的中してしまった...
さすがに追放はヒドイだろ!!
「お、お父様さすがにやりすぎでは!」
「黙るんだ!こやつらを置いておいても使い物にならないくせにタダ飯食わせるのだぞ!!」
「でも...」
「さ、さすがにひどいです!」
王女様に続いて、隣の少女も抗議し始めた。
俺もすかさず、抗議した。
「なんで追放するんだよ!呼び出したのそっちだろうが!!」
「うるさい!!!これは決定事項だ。衛兵!こいつらをつまみ出せ!!!!」
そして俺たち2人は国の外まで追い出された。
「モンスターにでも襲われてのたれ死ぬがいいさwwwww」
衛兵は、そんな捨て台詞を吐いて引き返して行った。あいつもあいつで性格が悪いな!まあひとつだけわかったことがあるそれは、あの国クソだ!!
こんなこと考えても仕方ないな。これから先どうするかを考えよう。
「…ぐすん,ひっく、」
その前に隣で泣いてる女子をどうにかしないとな。なんて声をかけよう..,
「あ、あのー大丈夫?俺の名前は
「…う、うんそうだよ...」
よかったわ合っていて、この名前うろ覚えだからさっきまで女子呼びしてただけですね。はい。
え?何?クラスメイトの名前ぐらいしっかり覚えとけだって?確かに覚えたほうがいいな。これには反論できんわ...
「それで、
「…どうしようもできないですよぉ。このまま死んじゃうんだ........」
なんか絶望してた。まあこの状況だと無理もないか。
「あの〜
「…ぐすっそんなむりですよぅ」
と、言って下を向いてしまった。うーむ。どうしたものか。さすがに置いては行けないしな...一回落ち着くの待って見るか。
そして10分後...
片山さんが顔あげて俺と目を合わせてきた。
「私もほかの町を目指したいです」
落ち着いて色々整理できたんだろう、そんなことを言ってきた。
「なら一緒に行こうか?」
「ふぇ?」
「だから一緒に行こうかって」
「いいの?私レベル上限1だよ?」
「俺だってそうだよ!そしてこんな状況だから協力するに決まってるじゃん!」
「あ、ありがとうございます」
「ステータスを再確認したいからステータス画面出してくれる?スキルとかも確認してないし」
「そうですね。確認しますね『ステータスオープン』」
「俺も出さないと『ステータスオープン』」
━━━━━━━━━━━━━━━
- [ ]
○レベル101 上限ã?“ã?®ãƒ
- [ ] 称号
時空を越えし者
- [ ] スキル
鑑定LvMAX
剣技LvMAX
氷結魔法Lv1
投擲LvMAX
結界魔法Lv1
縮地Lv1
並列思考Lv1
━━━━━━━━━━━━━━━
ステータスが出たのはいいが...
「なんだこれ!?」
「わっ!!」
「あ、ごめん大きい声出して」
「それでどうしたんですか?」
「たぶん見た方が早いと思う...」
と言って見せると彼女は固まってしまった。
「おーい!大丈夫かー?」と言いながらゆさぶったりしていると
「( ゚∀ ゚)ハッ!ごめんなさい!」
「だ、大丈夫か?」
「あ、はい大丈夫です」
「まあ一旦俺のステータスは置いておいてそっちの見せてくれないか?」
「ど、どうぞ」
と言って見せてきたが…
「こっちもこっちで何だこれ!?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます