第2話 あれはもしかして...!
というわけで入学式
おじさんは1年3組だった、入学式って校長とかの話とか長いし
めんどくさいよね。
みんな絶対に心のなかに3割めんどい、2割他の学校から来た人への好奇心、
5割青春だろう...おっと、最後はおじさんの心の中の情景だった。
んお?次は生徒会長の話なのかな?ん?なんか男子生徒たちがめっちゃソワソワしている?なんでだ?
生徒会長が現れたときにおじさんはすぐに分かった。
あー、なるほど、おじさんわかっちゃった。生徒会長がすげえや、
なんかものすごく可愛かった。
「あれ?ラノベ特有のもりもりに可愛い生徒会長かな〜?」
と心のなかで思ってしまった。
だってやべえだろ、生徒会長がすげえ可愛くて清楚な感じのオーラしていたら、
絶対にこうなると思うぞ「あの人すげえ可愛い。あ、一目惚れしちゃった、俺絶対にあの人と付き合いたい」ってなるだろ?そうだよね?
「おじさん、生徒会長と青春したい」とか言ったら他の生徒に海に沈められそう。
そういえば、生徒会長の名前は『永井美鈴』というらしい。
まあ、生徒会長と青春するのはかなり難しそうだから諦めよう。それより、どうすればハッピーエンド《青春》にたどり着くのかを考えなくては...
まずはこうして、こうするとあれになって...
おじさんのことを誰か見ていたがそのことは気づかなかった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
教室にやってきた。今日からここで他の生徒と一緒に授業したりするのだ。
担任の先生がやってきた。
「みなさん、入学おめでとうございます。今日から3組の担任の
『浜田和俊』といいます。これから1年間よろしくね。」
おじさんの担任の先生は30歳くらいの男性で少しダンディーなオーラを感じた。
この学校オーラまとっている人多そう。
そして、おじさんの待っていたイベントが始まった。
そう、このイベントはこれからの高校生活の命運がかかっている。そのためにも、
この行事を軽く終わらせてはいけない。
おじさん的イベント攻略のコーナーだ。
まず、おじさんの出席番号が後ろなのだ。これはとてつもなく好都合なのだ。
そのため、先生から少し考える時間が与えられる時間と他の生徒が発表
しているときにも考える時間があるので、成功する確率が高くなるのだ。
さあ、来い!おじさんは今日のために練習をしてきたのだ。だから、このイベント
を完全攻略できるのだ!
「それでは、自己紹介を始めましょうか。それでは、
今回は、毎回1番の人からなので
少し変えて最後の番号から発表していきましょう。」
「「「は?」」」
教室でみんなの心のなかで考えていることが一つのに感情となって口から
溢れた。
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