傷口をどれだけ消そうとしても ※

傷口をどれだけ消そうとしても

隠せはしない過去のかさぶた

膿んだ傷口からどれだけ目をそらしても

なくなりはしない歩いた道筋


ストレートな言葉、正直な行動

お前は笑うけれど何が悪い?

オブラートに包んだ心皆が皆とれるわけじゃない

素直じゃない心皆が皆分かるわけじゃない


心はすれ違うものだから

わざわざ曲げる必要などない

言葉は全てが伝わらないから

わざわざベールで包むことない

まっすぐにまっすぐに生きてるつもりでも

道は自然に曲がったりするものだから

わざわざ後ろ向かなくても

後ろ向かなきゃいけない日は来るから

わざわざ斜に構えなくても

うがった見方しかできなくなる日は来るから

今はただまわりにあるものそのままに

受け止めて歩いていればそれでいいのさ

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