ユメのこたえ ※


区切られたキャンパスの中に

描ききれない夢を描く

狭い未来と広い空

このままどこかに行ってしまいたい


木々の息吹に抱かれて

花びらの口づけに包まれて

窒息しそうな薄水色の広いキャンパスに

一体何を描くのだろう


いつか見つける「答え」

もしかしたら今が

その「いつか」なのかもしれない

枝の隙間からこぼれる

淡い海の色にくらくらしている今

いつか見つけるはずの答えは

今ここに寝そべっているものかもしれない

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