2人目の百合仲間を求めて①

私は前々からターゲットにしている、相川琴音あいかわことねちゃんを攻略することにした。


入学式から10日ぐらい経つけど、琴音ちゃんはほぼ1人でいる。

大人しそうなのは外見からわかるけど、根暗なタイプには見えない。


私から声をかければ、案外打ち解けられる気がするよ。


本当はもっと早く琴音ちゃんに声をかける予定だったけど、つかさちゃんにキスやら何やら求められるから、声をかけるのが遅くなっちゃった。



 次は体育なので、私達女子は更衣室に移動する。

私は琴音ちゃんの近くに移動して着替えることにした。


私は琴音ちゃんの着替えを観察するために、既に制服の下に体操服を着てるよ♪


つかさちゃんには、琴音ちゃん攻略の件は伝えてある。

残念そうにしていたけど、後でちゃんと相手するからね♡


琴音ちゃん攻略中はつかさちゃんが1人になって暇になるから、の条件で、忍さんの監視をお願いした。


忍さんの目があるかどうかは大違いだから、監視は心強いよね。



琴音ちゃんが制服の上を脱いで、ブラだけになった時を狙って声をかける。


「相川さん、可愛いブラだね」

シンプルな白いブラだ。


「…ありがとう」

琴音ちゃんは少し恥ずかしそうに答える。


第一関門はクリアできた。ここで「見ないで!!」とか言われると、先が厳しい。

その心配は無用だったみたい。


第二関門はどうなるかな?


「琴音ちゃん、胸の形良いよね。ちょっと触らせてくれないかな?」


「………」

怪訝な顔をする琴音ちゃん。


のハードルが高いのは、わかっているよ。

けどこれをクリアしないと、先には進めない。


「ブラの上から少しだけ。ね? お願い」


「……その前に、春風さんの胸を触らせて」

そう言って、体操服の上から私の胸を揉んできた。


琴音ちゃん、結構大胆だね♪

彼女が揉んできた以上、私も何があっても揉むから♡


「どう? 私の胸は?」

琴音ちゃんに感想を訊いてみる。


「…春風さん、私より大きいよね。私の胸を揉む必要ある?」


なるほど。そう言って、揉まれるのを避けるつもりか。甘いね。


「大きさはそうかもしれないけど、形は全然違うと思うよ」


「……」

琴音ちゃんは黙っている。時間を与えると反論されてしまう。


私は反論される前に、ブラの上から琴音ちゃんの胸を揉む。


「……」

琴音ちゃんは特に反応を示さない。


ブラの上からじゃ効果なしか。なら直接…。


「春風さん。これ以上は…」

琴音ちゃんが更衣室にある時計を観る。


おっと、のんびりしてると体育の授業に遅れてしまう。

遅れちゃうと、忍さんに目を付けられる…。


「そうだね。今はこれぐらいにしようか」


私は琴音ちゃんが着替え終わるのをじっくり見届けてから、一緒に更衣室を出た。

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