第162話 集結④
「えへへ~♡」
「ミ、ミリア、ちゃん、う、嬉しい、の?」
「うん!おにいちゃんがかぞくになってくれるの、す~っごくうれしいの!」
「ミ、ミリア、ちゃん、が、よ、喜んで、く、くれて、ぼ、ぼく、嬉しい、な」
「!ミリア、おにいちゃんだいだいだいだいだあ~いすき♡」
キーデンにある、ジャスティン商会の店舗に向かっていた最中…
リンを見るなり『神様』と言い出し、その幼くも非常に整った美少女顔を綻ばせてべったりと抱き着いて甘えてきた少女、ミリア。
話を聞く限りでは、両親がいない孤児であり…
しかも、ふらふらと歩いてきたらいつの間にかこのキーデンにいた、と言うこと。
リーファよりほんの少し背が高いものの、その精神も含めて非常に幼いミリアをこのまま放置することはできない、と言う結論となり…
最終的に、リンがミリアを新しい家族として迎えることとなったのだ。
そして、リンからそれを聞かされたミリアは、まさに天使そのものと言っても過言ではない無邪気な笑顔を浮かべて喜び…
ミリアにとっては神様そのものと言える程優しくて温かくて、そばにいてくれるだけで幸せになれる存在であるリンが、これからは兄としてずっとそばにいてくれると思うと、それだけで孤児と言う境遇なんて初めからなかったかのような、幸せ一杯な気持ちになれてしまう。
どこまでも優しくて温かくて、とても頼りになるリンが大好きで大好きでたまらなくて…
ミリアはもうリンから離れようとせず、ずっとリンに抱き着いて甘えている。
「ははは…リーファちゃんもそうなんだが、ミリアちゃんも本当にリン君の妹みたいだな」
「そうですね…ミリアちゃんを妹としてリン様が受け入れてくださって…ミリアちゃん、とても幸せそうです」
生き別れて長く会えなかった中、ようやく再会することのできた実の兄妹のようなリンとミリアの触れ合いに、ジャスティンもイリスもその頬を緩めて、心をほっこりとさせられてしまう。
リーファも常日頃から、機会があればリンにべったりと抱き着いて甘えていることもあり…
ミリアもこれからはそうなるのだろうと思うと、あの拠点でより幼さの色濃い子供達の可愛らしいやりとりが見られることが容易に想像できてしまう。
「さて、そうこうしてる内に、着いたな」
キーデンの中で、民の家が密集しているブロックのすぐ向かいにある、ジャステイン商会系列の支店。
スタトリンにある本店のような規模ではないものの、それでも周辺の、平民の一軒家とそう大差ない店舗と比べれば外観も綺麗で十分に大きいと言える規模であり…
民の生活に必要な生活雑貨や食品を中心に扱っていて質もよく、その価格設定も庶民的である為、このキーデンにある商店の中では名実共にトップの業績を誇っている。
「さあ、入ろう」
「は、はい」
「はい!」
商会の先の施策で、リンのメイドであるナギとピアが商会の職員とチームを組んで、リンの収納の魔導具を順に設置していっている最中であり…
このキーデンの支店は、真っ先にそれが完了している。
ジャスティンが職員専用となる裏口の扉を開くと、支店の中はとても活気に満ち溢れた職員達の声と、買い物に来ている客の声で賑わっている。
「やあ、精が出ているね」
「!会頭!」
「これはこれは、ようこそおいで下さいました!」
ジャスティンが姿を見せると、バックヤードの方で設置されているリンの収納の魔導具から商品の取り出しなどをしていた職員がすぐに気づき、歓迎の声をあげる。
「ずいぶんと賑わっているね」
「会頭のおかげです!」
「会頭が、リン様とおっしゃる賓客の方がお作りくださったこの魔導具の設置を決定してくださったおかげで、職員全員の負担が大幅に減っただけでなく、お客様に提供する商品の品質も最高の状態を保つことができています!」
「それだけでなく、本店からリン様が提供してくださる上質な商品の在庫を共有することができておりますので」
「その商品のおかげで、店の売上は順調に上がっております!」
「備品や金銭の管理も非常に簡潔で防犯性の高さは折り紙付きですので」
「その分、お客様への対応に力を入れることができるようになりました!」
支店の職員達がこぞって、リンの収納の魔導具の利便性を嬉々として語っていく。
やはり商品の在庫、資材、金銭の管理の労力が大幅に削減されたのは非常に大きかったようで…
ジャスティンが一年程前にこの支店の視察に来た時と比べても、明らかに職員達の様子が違っている。
職務に真面目に取り組んではいたものの、やはりそれなりの負担はあったのか…
どことなく、良くも悪くも平坦な様子だったのが、今は全員が職務に取り組むことに喜びを覚えているのがすぐ分かる程に、笑顔が浮かんでいる。
しかも、この支店独自のルートを使って仕入れている商品と共に、スタトリンの本店で契約し、卸してもらっているリンが生産した商品も販売のラインナップに加えることができるようになった為、売上も右肩上がりで上昇中となっている。
商品の取り出しも、収納の魔導具から狙って販売用の袋など、出したいところに出したい数を出せるし…
お金のやりとりも、客から預かってから収納、お釣りを取り出しとすることで防犯性が非常に高くなっている。
その為、販売スペースに置く商品はイミテーションのみにできるようになり、商品の盗難に関してはほぼ気にならなくなっている。
「そうか…やはりリン君の魔導具の威力は凄いな」
スタトリンの本店でも、リンの魔導具の威力は目を見張る程に発揮されていただけに…
こうして、系列の支店も同じ恩恵を受けられるようになったことに、ジャスティンは喜びを隠せない。
「?会頭、そちらは…」
職員の一人が、商会の制服を着ているイリスはともかく…
一見、ただの子供にしか見えないリンのことが気になったのか、ジャスティンに問いかけてくる。
「ああ、この子は君達がすでに重宝している、その魔導具を作ってくれた子だよ」
「!!で、では!!この方が!!」
「そう。我が商会で賓客としており、さらには君達の言う上質な商品の生産者である、リン君だよ」
この収納の魔導具の製作者であり、あの上質な数々の商品の生産者。
その一言に、その場にいる職員達がざわつく。
そして、ジャスティンが全支店に通達しているその名前を出した瞬間…
「リン様!!この度はこのキーデン支店においで下さり、誠にありがとうございます!!」
「リン様!!お会いできて光栄です!!」
「リン様がお作り下さったこの魔導具、本当に素晴らしいの一言です!!」
「リン様が生産してくださる商品はどれも絶品です!!」
「リン様のおかげで、我らは毎日の業務をとても楽しく取り組むことができております!!」
「リン様!!ありがとうございます!!」
よほどジャスティンがいいように言っていたのか…
職員全員、まるで崇拝している神に会えたかのような喜びの表情を浮かべながら、リンのそばまで寄って来る。
そして、その感謝の思いを、目いっぱいの感情を込めて言葉にしていく。
そんな職員達の喜びと感謝の声を聞いたリンは、いきなりのことに少し呆けてしまっていたものの…
「…え、えへ、へ…み、皆、さん、が、よ、喜んで、く、くれて、ぼ、ぼく、う、嬉しい、です」
自分のしたことで、目の前の人達がとても喜んでくれているのが分かり…
リンは、純真無垢な笑顔を浮かべて、喜びの声を職員達に返す。
「!!な、なんと…」
「なんと尊い…心の綺麗なお方…」
「聞いていた以上に、神様のようなお方…」
そんなリンの反応に、職員の誰もがリンを尊い存在だと思わざるを得なかった。
商会内の一斉通達で、ある程度の人柄は聞いていたのだが…
やはり聞くと見るとではまるで違うと実感させられる。
何より、まだまだ親の庇護が必要な幼い子供に見えるのに…
こんな凄い魔導具を製作し、さらには上質な商品の数々を生産し、ジャスティン商会に多大なる恩恵をもたらしてくれている。
これは、全力でおもてなしをさせて頂かないと。
リン様に喜んで頂いて、これからも我がジャスティン商会と最良の関係を構築していかないと。
支店の職員の心が、一つになった瞬間となる。
「リン様!!少々お待ちください!!」
「遠いところをよくおこし下さいました!!我々がリン様をおもてなしさせて頂きますので!!ぜひ、ぜひ我が家だと思ってお寛ぎください!!」
「おい!!早くリン様にお寛ぎ頂く場所を用意しないか!!」
「はっ!!すぐに!!」
リンとの縁を、よりよりものとする為に…
職員全員が一致団結し、全力でリンをおもてなしする為に動き始める。
一人は、リンをおもてなしする為に最上の部屋を用意し始める。
一人は、リンをおもてなしする為に最上のお茶とお茶請けを用意し始める。
「あ、あの、ぼ、ぼく、そ、そんな…」
「ははは…リン君。彼らの好きにさせてやってくれないかい」
「そうですよ、リン様。リン様は、それだけのことをしてくださっているのですから…」
「で、でも…ま、まだ、お、お仕事、中、なのに…」
「大丈夫だよ。我が商会の職員達は皆優秀だからね。このくらいの手間なんて、どうってことないよ」
「会頭のおっしゃる通りでございます!!リン様!!」
「我が商会唯一の賓客となりますリン様をおもてなしさせて頂けるなんて、むしろ光栄の至りです!!」
「ぜひ、ぜひ我らにおもてなしをさせてください!!」
客に格を付けたくない。
その思いから、国中の貴族はもちろん王族ですら、賓客と言う枠組みには入れることがなかったジャスティン。
そのジャスティンが唯一賓客として認めた相手、リン。
話に聞くだけで、この世を生きる神様のような存在だと思った。
実際に会ってみれば、話に聞く以上に尊く、優しさに満ち溢れた存在だと思った。
見た目が幼い少年であり、この収納の魔導具を作った本人とは思えない程に言葉がたどたどしく、他人との会話が苦手である、と言ったところはあるものの…
そんなものなど、何一つ気にならなくなる程の素晴らしいものを持っていることが、すぐに分かってしまう。
このお方のおかげで、我が商会の業績は右肩上がりとなっている。
このお方のおかげで、我が商会の業務は驚く程に改善している。
このお方とは、今後何があろうと友好な関係を続けていかなければならない。
このお方には、我が商会の総力をあげて喜んで頂きたい。
職員達はものの数分で、リンをもてなす為に支店の二階にある応接室の準備を済ませ…
すぐさま、リン達を丁重に案内し、応接室へと招き入れる。
「リン様。どうぞお召し上がりください」
「あ、あり、がとう、ご、ござい、ます」
「(ああ…なんと尊く可愛らしいお方なのでしょう…わたし、わたし…)いいえ…大恩あるリン様にお喜び頂けて、わたしとても嬉しいです♡」
そして、リンのおもてなし役として、キーデンでも評判となっている、明るい桃色のショートヘアが可愛らしく小柄で童顔な、美人と言うよりは美少女と呼べる年若い女性職員が傍についている。
リンをもてなす為に、支店の在庫にある最高級の茶葉で淹れた紅茶と、ふわふわの食感とさっぱりした甘さが評判の焼き菓子を出したのだが…
まるで天使のような眩い笑顔で、嬉しそうにお礼を言ってくれるリンがあまりにも尊くて可愛くて…
美少女職員は、表面上では落ち着いているもののリンを溺愛したくてたまらなくなってしまっている。
「…あ、あの…」
「?はい?」
「…あなたも、商会の職員ですよね?」
「はい、そうですが…」
「…あなたはなぜ、リン様のおそばに…」
「ああ…実は私、会頭直々の辞令でリン様の専属秘書としてお傍に置いて頂いております」
「!!リ、リン様の…せ、専属秘書ですか!?」
「はい…リン様はとてもご多忙なお方ですので…そのご負担を少しでも軽くさせて頂きたいと言う会頭と私の思いが一致した結果、今のお立場を頂いております♡」
「(そ、そんなの羨ましすぎるよ!!…ってあれ?もし…もしリン様がわたしのことをお気に召してくださったなら…わたしも、リン様の専属秘書に…なれるのかな?…リン様の専属秘書……やだ…幸せな未来しか思い浮かばないよお……♡)」
ふと、リンに自分と同じ制服を着ている美女が、どう見ても傍仕えとして座っているのが見えて、美少女職員は気になってしまい、ついつい聞いてみる。
そして、その美女――――イリス――――が会頭からの辞令でリンの専属秘書として傍仕えしていることを聞かされ、羨ましさでいっぱいになってしまう。
さらに、もし自分がリンの専属秘書として選ばれたら、などと思い浮かべて…
どう考えても幸せな未来しか見えないことに、自分もリンの専属秘書になりたいと願ってしまう。
「して、会頭」
「?なんだね?」
「この度、こうしておこし下さったのは、何か理由があってのことでしょうか?」
「ああ、そのことか…」
そんなやりとりをよそに、応接室に同席した支店の責任者が、会頭であるジャスティンがなぜここに来訪したのかを聞いてくる。
リンの生活空間への誘導と引っ越しの件は、ジャスティンの独断ですぐに動いている為、各支店に通達する間がなかったので、支店の職員達は当然、そのことを知らない。
なので、ジャスティンの来訪を疑問に思うのも無理はないと言える。
「実は、こちらのリン君にお願いして了承を得たばかりの、我が商会の今後を考えての施策なのだが…」
「?あの、収納の魔導具の設置とは別の件、ですか?」
「ああ」
「??一体、どのような施策なのでしょうか?」
「それなんだがね……」
ジャスティンは、今スタトリンの全職員が引っ越しを終え、実際にその地を開拓していっている…
リンの生活空間に、ジャステイン商会の全職員を引っ越させてそこで暮らしてもらう、と言う施策について、支店の責任者に説明をしていく。
この施策で、全職員がリンの守護を得られること。
全職員が一同となれる居住地、そして家まで得られること。
居住地は緑と自然豊かで空気も清浄、土地も全職員が集結して暮らしても到底使いきれないほどにあること。
護衛部隊、医療部隊、建築部門と言った商会のエキスパート集団の力をすぐに頼れるようになること。
その居住地から、最終的に現存する全店舗に行き来ができるようになること。
今後新店舗を展開する際も、その生活空間に出入口をつないで居住地から行き来できるようになること。
全店舗共通のバックヤードも、その居住地に作って運用できること。
月の給与から金貨一枚の天引きで、それが実現すること。
それらを、ジャスティンは極力簡潔に言葉で説明していく。
「…………」
「…………」
ジャスティンの説明を聞き終えた責任者と美少女職員は、その内容の規格外さに驚きの余り声すら出せなくなってしまっている。
「…これは、サンデル王国の国営がじょじょに傾いて来ているのを感じた私の独断で進めているのだが、私の商会を日頃から支えてくれている職員の皆を護りたい、と思う私の我儘のようなもの…だが、できれば受け入れてほしく思っている…どうだろうか?」
そんな職員の反応を戸惑いと捉えたジャスティンは、いかに会頭とは言え、さすがに独断で決定した挙句いきなりそれに従ってほしい、などと言うのは無理がある、と思ったようで…
未だ呆けたままの責任者と美少女職員に、この施策を受け入れてほしいと、確認の言葉を声にする。
「……今、このキーデンに住居を持つ者はいかが致しましょうか?自身で購入した住居に愛着を持つ者も当然いますので…」
「住居に関しては、ここにいるイリス君がリン君から引っ越し用の収納の魔導具を預かっている。リン君の収納空間は住居ですら軽々と収納できる程だから、何の問題もないよ」
「!!ま、まさかそれ程とは!!で、では家族と同居している者は……」
「無論、その家族と共に来てほしい。よりよき生活を保証できるし、この支店を経由してキーデンに来ることも可能だしね。望むなら、引っ越し後に住居の改築も行なおうじゃないか。それは我が商会の建築部門に依頼できるし、そこからリン君お抱えの建築業者に発注することもできる」
「!!なんと……」
「この内容を、責任者である君からこの支店の職員に通達して、すぐに引っ越しの準備に取り掛かってほしい。家族と同居している者は、その家族にも伝えるように、ね。後はイリス君に、職員の住居…借家もしくは宿屋住まいの者は荷物を収納しに回ってもらうことになる」
引っ越しと聞いて、支店の責任者が住居持ちの者について確認するものの…
リンの収納空間が住居すらたやすく収納できるので、住居ごと引っ越しができると聞かされ、またしても驚かされてしまう。
家族と同居している者も、その家族と共に引っ越しを勧められ…
このことを、この支店の全職員に通達し、事を進めてほしいとジャスティンから告げられる。
「あ、あの!」
ここで、言葉を失ったままだった美少女職員が意を決して問いかけの声をあげてくる。
「?ん?なんだね?」
「そ、その空間で暮らせば、わたしもリン様にお会いできるのでしょうか?」
「もちろんだとも。リン君の技能で作られた世界だからね。リン君が普段住んでいる世界の一部を、我が商会が間借りさせてもらうのだから」
「!!で、でしたらわたし、そこに引っ越ししたいです!!リン様のお傍で、リン様のお役に立たせて頂きたいです!!」
リンに会える。
その言葉は、リンに心を奪われている彼女にとって、ジャスティンの施策を受け入れる決意をさせるには十分過ぎた。
支店の職員の中で真っ先に、リンの生活空間に移住する決意表明が飛び出す。
「わたし、今は借家で一人暮らしです!!リン様が作ってくださる世界で暮らさせて頂けるなら、その方が嬉しいです!!」
彼女はキーデンの支店近くの借家で現在一人暮らしの状況。
引っ越しするにも身軽で、当の本人がリンの傍にいたいと言う思いに満ち溢れている。
「よく言ってくれた!!リン君の生活空間の住み心地は非常に快適だと保証できるよ!!すでにスタトリンの本店勤務の職員は大絶賛しているからね!!」
「あ、ありがとうございます!!……はあ…わたし、これからはリン様にすぐ会えるんだあ…♡」
「会頭!!これは反対する理由が見当たりませんな!!すぐに我が支店の職員に一斉通達致します!!」
「うむ!!よろしく頼むよ!!」
美少女職員は、すでに引っ越し後の生活を思い浮かべてとても幸せそうな表情を浮かべている。
支店の責任者も、ここまでの話で反対する理由もなく、自身も引っ越しを決意。
そして、部下達にも通達をする為、すぐさま応接室を後にする。
「えへへ…♡…やっぱりおにいちゃん、かみさまだあ~♡」
「ミ、ミリア、ちゃん…ぼ、ぼく、そ、そんな…」
「おにいちゃん、だあいすき♡」
応接室に案内されてから、ずっとリンにべったりと抱き着いて甘えていたミリアだったが…
ここまでのやりとりで、話の内容こそ分からないもののリンがみんなを喜ばせていることは正確に感じ取り、リンにますます甘えてくる。
ミリアにべったりと甘えられて、リンは恥ずかしそうに顔を赤らめながら、困ったような表情を浮かべてしまう。
そんなリンを見て、ミリアはますますリンが大好きになってしまい…
イリスと美少女職員は、リンが可愛すぎて蕩けるような表情を浮かべてしまうので、あった。
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