第2話 返信
――翌日 朝。
カクヨムから早速返信がありました。
「夫にナイショシリーズの最終選考に残ったお知らせ」というメールでした。
お叱りじゃなかった!
というか、以前に私が応募した漫画原作コンテストの最終選考に残った!
絶対ダメだと思っていたから驚きました。
ダメだと思ったのにはわけがあります。このコンテストは、本来9月末に結果発表があるはずだったのですが、10月末に延期されたのです。
発表の延期理由は「より慎重な選考をするため」とのことでした。でも、そんなもんは表向きの理由にすぎないんでしょ? 既に受賞者は決定しているに違いないと私は踏んでおりました。発表延期はもっと別の理由だろうと。
9月中に連絡をもらえなかった自分は落選に違いないので、コンテストのことなど忘れて、ちい活(『ちいかわ』を愛でる活動)に勤しんでおりました。
今回のメールが届いたとき、私が最終選考に残ったというのも驚いたのですが、「まだ最終選考やってらしたの!?」という驚きもありました。それぐらいに、もう終わった話だと思っていたのです。
そういうわけで、急きょ編集部の方と電話でお話しすることになりました。き、緊張するっ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます