第4話 ブスが余計ブスになるぞ!

セイラは公園のベンチに座りながら、先程買ったカフェモカの

アイスを飲んでいた。


ぐらいじゃ。可愛くなれないよね】



セイラはカフェモカを飲み終わると、両手いっぱいの今日一日で

購入したを持ちながら


ゆっくり歩き始めた。



セイラは、また下を向いていた。

下を向きながら歩いてると、、



通りすがりの人がセイラに

声をかけた。


とセイラは

思ったが。



通りすがりの女性は、とても

セイラに優しかった。


その女性は、セイラを見るたびに

…………


『あなた、なかなか


『ホントに、


セイラの周りを、1週グルリと

歩いて、セイラを吟味していた……。



セイラは不思議に思って、


『……なっ、、なんですか?』


女性は、セイラを近くのカフェに誘う。


『へ?!ここは……。』



先程のカフェ

だった。セイラは首を横に振ったが。その女性はセイラに優しく

促した。



カフェ内で、向かい合わせに座ると……

セイラの事を

品定めを始める。



セイラは、一株の不安が横切る。


【もしかして。私は……この人に

何処か、??連れられて?】


店員が2人の前に現れる。


女性は、『ホット一つ』と頼むと

セイラに問う。



『え?あの?!えっと。その』

口ごもるセイラに、女性は気を利かせて


『そうね!チョコパフェ食べたら?』


セイラにとって、その一言は

とてつもなく

だった。


気取らなくても、背伸びしなくても、この人、



店員が、チョコパフェとホットを運んでくると、女性はにこやかに

セイラに、という

ジェスチャーをした。



セイラは、心の中に貯まりに

貯まった哀しみが……


溢れた。

チョコパフェを食べると、幸せいっぱいな味がした。


チョコパフェを一口、また一口

と運ぶたびに、セイラは

涙をぽろぽろと流していた。



そんな様子を女性は注視していた……。


ホットに口をつけると、女性は

ようやく重い口を開く。




『ねぇ?あなた、、、、

ワガママボディを活かして、

ウチで働かない?ね?どうかしら?』


セイラは、人生で初めて

という事態に

遭遇するが。何故、私なのか?


疑問を感じていた……。



女性はセイラに、名刺を差し出した。


セイラはチョコパフェを一旦

食べるのを休憩して、名刺に


目を向けると…………?!




そこには、、、、、。



『ワガママボディ専門!!

  ピンクハウス芸能事務所』


と、書かれていた!!セイラは

自分の目を疑った。



この女性も

もしかしたら、私を笑いものに??!とセイラの表情は曇ったが。女性は話を進めた。



『そうね?簡単に話せば?

ワガママボディのモデルね?』


セイラは急に現実に何が起ろうと

しているのかを……



頭の中で、整理を始めたのだった。

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