第2話 学校から出てみよう、林を抜けた先には…

2.学校から出てみよう、林を抜けた先には…


 その日は何とか過ごした。

 生徒たちは購買部で売られていたパンや飲み物を分け合って腹を満たしたものの、慢性的に食料が足りない。

 地方の学校だし、最近の少子化も手伝ってか、生徒数は3学年合わせても100人以下である。

 教員等の大人はそれこそ10人程度だ。

 森の植物やキノコは、幸いなことにオレらの世界のものと同じだった。

 動植物はかなり近いか同じようであるが、毒があるかどうかを見分けられるものが皆無だった。

 つまり鐶のみ。

 これではみんなに森で取った食べ物が行き渡らない。

 とにかく取って来ることも考えたが、それをやると恐らく選別作業だけで鐶が過労死する。

 すぐに日が落ち、就寝となった。

 電気のない生活では夜になると何もできなくなるのだ。

 うーむ、修学旅行がこんな形でやってくるとはなー。

 ろうそくの備蓄も少ないし、ハンドライトなんかは電池がもったいないので使うのが惜しい。

 寝る場所は教室を男女別に分けた。

 布団やシーツなんて上等なものはないので、各自持っていたジャケットや体操着なんかをかけて代用した。

 職員室の教師たちは、現実逃避をしたままであった。

 食料を運んでやると一応は食べるが、まるで生気がなかったり、怯えて逃げ惑ったり、動物かお前らは? ってな感じだ。

 お手上げであるが、しかし、本当に現実逃避か……?

 オレだけでなく、みんなが同じ感想をもらしていた。

 いくら頭が柔らかくないとは言っても、普段から生徒たちの変化を見取って導く仕事をしている連中である。少しは対応力はあるはずだが。


「先生たち、本当に現実逃避か?」

 朝食として配給されたパン(の欠片)と森で取れた木の実とか煮たものを食べながら、オレは言った。

「……違うっぽいよね」

「まるで、脳をトコロテンにされたかのようなカンジだよな」

 まじめな顔で、始。

「お前、案外古いの読んでるな」

「お前こそ、何で分かる?」

「オタクめ」

 マサオが割り込んできた。

「お前は隣のクラスの引率をしてろ」

 オレがあからさまに嫌そうな顔をしても、

「それは委員長がやってるさ」

 マサオは涼しい顔である。

「ところでアレって異世界へ転送された時の後遺症なんでは?」

「……それなら、オレらもなっておかしくないだろ」

 オレは一応反論。

 なぜならコイツがムカつくからだ。

「教員だけが掛かる謎の病原菌?」

「未知のゾンビウィルス」

「ま、それはない」

「うん」

「うん」

「ところで、そろそろ食料の調達にいかないとまずいぞ」

「武器と鳴り物も用意してな」

 野生動物対策。

 熊への対応がそのまま使えるのではないか。


 鐶の隠し武器の一つである手裏剣で野生動物を仕留めました。


 学校にそんなもん持ってくんな。

「手裏剣の一つや二つで驚かれてもね、逆に引くよね」

「……」

 鐶の言葉に同意するものはいなかった。

「マンガの世界じゃあるまいし、そんな凶器持ってるヤツは君だけ」

 始がぶつくさ言った途端、


 ごすっ


 鐶の容赦ない鉄甲の一撃が始の脇腹へ叩き込まれる。

 これでも手加減している。

 それが証拠に始は、

「うげろっ」

 っと吐いただけで、血を吐いたのでも、骨が折れたのでも、内臓が破裂したのでもなかった。

「何か言ったかしら?」

「いえ、何でもございません、鐶さま」

「よろしい。じゃ、あんた肉をさばく手伝い係ね」

 鐶が上から目線で言いつけた。

 さばくのは鐶だ。

 ……いや、こいつ意外に役立ってる?

「えー?」

 始はあからさまにイヤそうだったが、

「文句あんのか、コラ?」

 鐶が凄むと、

「いえとんでもありません、鐶さま」

 途端に平伏した。

 プライドないんか、コイツ。

「ふ…鐶クン、ボクも手伝おうか?」

 マサオが髪をかきあげながら言ったが、

「あんたは集めてきたもんに取り掛かってよ」

「ふ…ま、いいさ、ボクにしかできないことだからねっ!」

 マサオは偉そうに言った。

 コイツ何か集めてたっけ?

 ま、いいや。オレは鐶の手伝いをしよう。

「あ、あたしも…」

「美紀はマサオの手伝いをしてやってくれよ」

 オレは言った。

「えー?」

「鐶の手伝いは刺激が強すぎる」

「美紀ちゃん、動物を解体したことは?」


 にたり。


 鐶が笑いかけると、

「あたしはマサオ君の手伝いね!」

 美紀は、ばびゅんと逃げた。


 血抜きと解体ショー。

 内臓の匂いでむせかえりました。


 ところで、マサオの取ってきたものって?

「じゃーん!」

 マサオは鍋を手にしていた。

「それは“たかきび”でしたさ」

「……なんだそれ?」

「知らないのか?」

「うん」

「うん」

「うん」

「解説しよう! “たかきび”とは“もろこし”ともいい、中国では“高粱”、欧米では“ソルガム”と呼ばれてる。ようするに雑穀の一種さ! 林の中に自生していたのさ!」

 マサオは一気によどみなく説明する。

「ボクのようなハイソな家柄になると、逆に米みたいなものは食べ飽きてね、雑穀を食べ始めるのさ。実際、日本では雑穀の方が高いしさ」

「ウンチクはいいから、どう食べるんだ?」

「脱穀して炊いたものをそのままご飯として食べるのもよし、野菜と一緒に混ぜてハンバーグにするなんてものありさ」

「栽培とかはできるのか?」

「やったことはないが、できないことはないだろうさ」

 マサオは、自信たっぷりに言ってのける。

 コイツ、意外に役に立つヤツだったんだな。

 オレが内心、マサオを見直していると、

「どうだい、鐶クンの中でのボクの評価が高まったよね?」

「べー」

 鐶はアカンベをしたが、案外マサオの言う通りかもしれなかった。

 オレは普段、何を学んでいたのだろう。

 さすがに学校の授業が社会に出たら役に立つ、なんて思ってなかったが、それでもオレは愕然としてしまった。

 オレには何もできないというのが痛いほど感じられた。


 *


 マサオの取ってきた“たかきび”とキノコや木の実などの食べられる植物、それから鐶がさばいた野生動物の肉を調理する。

 約100人分となると、そう満足のできる献立ではないが、ないよりはマシ。

 購買部にあったパンや飲み物類はほぼ食べ尽くしていた。

 こうなりゃ本気でサバイバル生活をするしかないな。

「クラスから代表を1名選んで、集まれや!」

 オレは大声で校舎中にふれ回った。

「んだこら、2年生のくせに」

 3年生には、つっかかってくるヤツらもいたが、

「るせえぇっっ」

 オレは渾身のパンチを叩き込んで黙らせた。

 当然、学年など関係ない。

 オレの求めるところは唯一つ。

 先輩だろうが、後輩だろうが、使えないやつは後ろでおとなしくしてもらう。

 ま、オレが使えるヤツなのかって疑問は残るが、誰かがやらなければならない事だ。

 反抗する気力のある者はいなかった。

 ……鐶も控えているしな。

 そして生徒たちの代表が集まった。

 1学年には3クラスあり、3学年全部で9クラス。つまり9名いる訳だ。

 おさげの女子、茶髪の女子、チビ、デブ、ノッポ、ロン毛、ボウズ、そしてオレ。…ああ、マサオもいやがった。

「オッケー、じゃあ始めようや」

「ちょっと待って、何でお前が仕切るんだ?」

 ロン毛がいきまいた。

 反抗的なヤツがまだいたよ。

 オレは無言で、鐶の方を見やる。

「ごえええっ」

 見るのも恐ろしい技を仕掛けられて、そいつはリノリウムという名のマットに沈んだ。

「他に不服な者は?」

 オレは残りの8名を見回す。

 みんな目を合わせないようにして黙っていた。

「みんなも知ってるように、オレらは真っ先に校舎の外に出て林の中を探索してきた。幸い、食料と水を確保してきたが、まだ十分ではない。もちろん、どうやったら元の場所に帰れるかを考えなければならない。でも、まずは生き残ることだ」

「帰れるの?」

「そうだ、オレらはどこにいるんだよ?」

 みんなは半泣きになっていた。

「帰れる! オレが言うんだから間違いない!」

「……」

「……」

「……」

 しかし、誰もしゃべろうとするものはいない。

「そうさ、そう信じて頑張るしかないさ」

 沈黙を破ったのは、マサオだった。ちなみに隣のクラスの代表。

「ボクら一人一人が頑張らなければ、帰れるものも帰れないさ」

「……」

「……」

「そうだな」

「うん、頑張ろう」

 何だか場が明るくなってきた。

 よかった。

「あー、元気が出たところ申し訳ないが、調理実習室のコンロのガスが切れそうなんだ」

 オレは事実を述べた。

 どーんと言っちまうのがコツだ。

「えー!?」

「ど、どうしよう!?」

 みんな騒ぎ出すが、

「心配するな、ガスがなければ木を切ってきて燃やせばいい」

 オレは自信たっぷりに言った。

 欲を言えば炭が焼ければもっと良いんだがね。そこまでは求めまい。

「外から大きな石を拾ってきて釜戸を作ってだな、そこで木を燃やすんだ」


 ぱーっ


 みんなの顔が晴れやかになってゆく。

「クラスには班分けがされてるだろう?」

「うん、でもそれが?」

 おさげの女子が不思議そうに訊いた。

「班ごとに役割分担を決めてローテーションを組み仕事をする。仕事の内容は、食料と水、薪なんかの調達、食事を作る、掃除洗濯など雑務、畑を作る、野生動物を狩る……色々あるな。もしその分野が得意なヤツがいれば優先的にやらせろ」

「へー、班分けにはそんな意味があったんだー」

 茶髪の女子が感心していた。

「それだけじゃないぞ。夜、どんな危険な野生動物が舞い込むかわかんねーからな」

「歩哨だね」

 チビが言った。

「そうだ、よく分かったな。偉いぞ、お前」

「えへ」

 チビは満更でもなく笑みをこぼす。

 統治の基本は信賞必罰。

 良いことをすれば誉め、悪いことをすれば戒める。

「歩哨も持ち回りで分担する。まずはオレらがやる」

 そして、これが最も大事なのだが、率先して行動し手本となること。

 でなければ誰も後についてこない。

 そればかりか暴動が起きる可能性だってある。

 オレたちの中でそんなことが起きたら、恐らく全滅するだろう。それは何としても避けたい。

「後は専門知識や特殊技能を持ってるヤツを調べといてくれや、何かあったらまた呼ぶので、はい解散!」

「「サーイェッサ!」」

 何かヘンなノリで、オレたちは解散した。


 オレに何ができるのか。

 それを考えたら、みんなを強引にでも引っ張って生き残るために何かをするということだった。

 とりあえずは組織作りだ。

 人間、一人でできることなどたかが知れている。

 みんなが一致団結して努力してこそ、目的が達成されるのだ。

 そう、元の世界に帰るというのが目的だ。

「カイ君ってさぁ」

 鐶が傍らで言った。

「子供の頃から、みんなの先頭に立ってたよね」

「そうだっけか?」

 オレは記憶をまさぐるが、何も浮んでこない。相当昔のことなのだろう。

 オレたちは歩哨の任に就いている。

 夜は、はっきり言って怖い。電気がないのでな。

「そうだよ、いつもカイ君が気づいて、みんなを引っ張って行くんじゃん。外の林へ行ったのもカイ君が思いついたんだし」

「そういやそうか」

 オレはうなずく。

「…もっと外の世界を探索する必要があるな」

「うん、そうだね」

「そういやさー、この世界に人間っているのかな?」

「……いるかもな」

 オレはその可能性を予想していた。

 人間がいるとなると、その文明社会の恩恵に預かれるという利点がある反面、権力闘争や戦争、犯罪など難しい事態にも巻き込まれる可能性が出てくる。

「どんなヤツらがいるやら」

「異世界召喚ものなら、当然、中世っぽいファンタジー世界だよね」

「……コテコテだな」

「……」

「……」

 ふと会話が途切れた。

 鐶がチラリとオレを見た。心なしか瞳が潤んでるような感じがする。

 ……ま、まさか。

 これはラブシーンっちゅうヤツですか?

 キスはOKってヤツですか?

「……鐶」

「ん? なに?」

「オレら、まだ内臓の臭いが取れていない」

 オレは悔しそうに力説する。

「女々しいかもしれないが、初めてが“内臓の臭い”なんってのはイヤ過ぎる」

「……そうかもね」

 鐶は拍子の抜けた顔。

「すまん。でも、そのうちな」

 オレは鐶の頭をくしゃくしゃとかき混ぜてやった。

「うん、あたし待ってる」

 鐶は意外にも素直にうなずいた。


 塩が切れた。

 所詮、調理室に置いてある食塩などではこの人数はまかない切れないのだ。

 岩塩か海水があればな。

 恐らく、林の中にはないだろう。

「諸君、残念なことに塩がなくなった。不満もあるだろうが、しばらくはガマンしてくれ」

 オレは代表者会議で口火を切った。

「いつまでガマンすりゃあいいんだよ?」

 ロン毛が恨みがましく言う。

 実際、オレの仕打ちを恨んでいるのかもしれない。ケツの穴の小さいヤツだ。

 しかし、ヤツの言うことももっともだ。

 その場のみんなの不安を代弁しているとも言えた。

「ま、塩の件も含めて色んなところで不便を解消するためには方法は一つ」

「何だよ、それ」

「林を越えて外がどうなってるのかを見てくる」

「……えっ!?」

 クラスの代表者みんなが驚いた。

「この世界に人間がいれば、塩なんて問題じゃなくなる」

「それ、助けが来るってことだよね?」

 茶髪の女子が喜び勇んだ。

「でも、外にいる人たちが私たちを助けてくれるって保証はないよ?」

 おさげの女子が言った。

 用心深いというか慎重派だ。

「……」

 ずーん。

 みんなの表情が一転して沈んだ。

「ご、ごめんなさい。そういうつもりで言ったんじゃないんです…」

 おさげの女子が、おろおろと弁解をする。

「いや、おさげの言うとおりだ」

 オレが助け舟を出すと、みんな複雑な表情になった。

 ころころ表情が変わるヤツらだ。

「あの……“おさげ”じゃなくて、藤田(ふじた)です」

「オーケー、自分の意見をしっかり言ったな」

 オレはニヤリと不適に笑い、

「藤田の言うとおり、人間が居たからといってそいつらが信用できるのかは分からない。でも、オレたちにはそれしか方法が残されていない」

 そうなのだ。

 生徒たちの中にはそれほど特殊な技能や知識を有するものはいなかった。

 だから、一刻も早く林の外がどうなっているかを確かめなければならない。

 つまり、人間が存在するか否かを確認することが急務だ。

 その結果如何によって、オレらのこれからの取るべき行動が変わってくる。

 オレはそれをみんなに説明した。

「人間が居なかったらどうするんだ?」

 ロン毛が恐る恐る訊いた。

「オレらが自分たちで色んな生活のための技術や道具を作っていかなければならないってことだ」

「……それってどういう意味だ?」

「それはだねえ! ボクたちがいた世界では、コンビニなんかで簡単に手に入ったものは誰かが作ってくれていた訳さ、この世界ではそれをしてくれる人たちはいないってことさ」

 マサオが頼まれもしないのに解説する。

「てことは……」


「おにぎりとかパンとかも?」

「そうだ」


「ジュースも?」

「そうだ」


「お酒もっ!?」

「おいおい」


「タバコも?!」

「未成年者だろ」


「P○Dとかマ○ックマッ○ュルームとか○ンナーも!?」

「犯罪者かよ、つーかコンビニにねーし」


「とにかくそういう訳なんで、残った生徒たちが生活に困らない程度に人選をし、捜索隊を結成するんだ」

 オレの締めくくりの言葉で、今日は解散。

 生徒たちの中で派閥が生まれて権力闘争をしだす前に捜索隊を送り出さなければな。

 もちろん、オレが率先して捜索隊に入る。

 鐶のその特殊すぎる特殊技能も必要だ。

 後、マサオ。なんかの役に立つだろう。恐らく。

 本来なら『ユニークスキル』を持ってるヤツらを集めなければならないのだが…。

 実際集められたのは、


 ・オレ

 ・鐶

 ・マサオ

 ・ロン毛

 ・チビ

 ・始

 ・美紀


 の7名だった。

 オレ、鐶、マサオは最初からノミネートしていたが、ロン毛は何故か自分から志願してきた。

 チビはクラスではイジメられていて代表者を押し付けられたそうなので、こういう危険が伴いそうな事はどのみち押し付けられる。半強制的に志願するしかない。始と美紀は、まあオレが無理矢理入れた。

 それ以外にも志願者というか候補はいたが、使えそうなのがいないので外した。

 ロン毛の野郎、何か企んでいるのだろうか?

 ま、そうだとしても志願者がいるのは良いことだ。

 逆に考えれば、反逆者の最有力候補を見張っていられるのだから、好都合なのかもしれない。

「よし出発!」

「おい、こんな軽装で良いのかよ?」

 ロン毛は早くも不満を訴えてる。

「ただでさえ少ない物資や食料を持ってくワケねーだろ。林の中で調達だ」

 オレが言うと、

「確認しただけだ、説明がなかったからな」

 ロン毛は不機嫌そうにそっぽを向く。

 段々正論を吐くようになってきたな。ま、オレのやり方が招いた結果なんだが。それでも、全生徒がバラバラでまとまりを欠いたままジリ貧に陥るよりはマシだ。

 ともかく出発だ。

 オレは先頭に立って歩き出す。

 歩きながら鐶が食べられる野草や木の実を集める。

 主食のたかきびだけは持ってきていた。実は米に慣れてるオレらには固くて不味く感じるのだった。旨そうに食べるのはマサオだけ。

 とはいえ貴重な食料だ。

 少しでも無駄にならんよう、持ち出したという訳だ。

 どんどん林を歩いて行くと、突然向こう側の視界が開けた。

 正面には荒れた土地が広がっており、所々に小高い丘が見える。人家はまったくなかった。

 が、

「うげっ」

「何だあっ?」

 始とロン毛が叫んだ。

 草の生えたなだらかな平地には、大勢の人間のような直立二足歩行の生き物がいた。

 最初は人間かと思ったのだが、それにしては肌が青黒かったり頭に角や瘤があったり……ファンタジーにお約束のゴブリンとかオークとか暗黒の尖兵みたいだ。

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