第5話 斑鳩獅音という男

 史季たちがそんな会話をかわしていた頃。

 荒井派が根城にしている校舎四階の空き教室は、重苦しい緊張感に包まれていた。


「…………」


 史季に敗れ、首に頚椎固定用シーネを巻いた巨漢の不良――荒井亮吾りょうごは、窓際隅の席に座ったまま、周囲を威圧するように不機嫌を振り撒いていた。


 派閥内においては唯一荒井に意見できるナンバー2の大迫おおさこがいれば、場の空気を和らげるくらいのことはしてくれたかもしれない。

 けれど、大迫は大迫で氷山冬華に敗れて病院送りにされてしまったため、今はこの場にはいない。


 結果、史季に敗れてから今日に至るまで荒井は不機嫌を振り撒き続け、派閥メンバーはこの状況に戦々恐々とすることしかできなかった。

 派閥の顔出しを欠席することも、許しもなく勝手に帰ることも、荒井の不興を買うのが恐ろしすぎる手前、できなかった。


 ただひたすら荒井が帰るのを待つ……そんな地獄のような時間を打ち破ってくれる救世主はいないのか。

 この場にいる派閥メンバーの全員がそう思っていたところで、はたった一人で荒井派のたまり場に姿を現した。



「うっわ、空気わるッ」



 第一声からして空気が読めていない男は、ジャニーズあたりに顔写真を送ったら一発で採用されそうなほどのイケメンだった。

 灰色アッシュが入り混じった黒髪を、ソフトツーブロックと重ためのスパイラルパーマでばっちりキメていたり、女ウケしそうな制服の着崩し方をしているあたり、男が自身の顔の良さに自覚的なのは明白だった。

 身長は荒井に比べたら低いものの、それでも一八〇センチは優に超えており、脚の長さに至っては身長差のある荒井とそう変わらないように見えるほどに長かった。


 不良だらけのこの学園において、同性からの嫉妬のみで連日ケンカを売られそうな外見をした男の名は、斑鳩いかるが獅音れおん


 まさしく外見が原因で売られたケンカを喜々として買う、自他ともに認めるケンカ好きゆえに〝ケンカ屋〟の異名で呼ばれている、四大派閥の一つ――斑鳩派のトップ


 学園の頭を目指す荒井にとっては倒すべき敵の一人である斑鳩の登場に、先程までとは違った緊張感が場を満たす。


「何しに来た? 斑鳩」


 露骨に威圧感を滲ませながら、荒井は訊ねる。


「いやな、一週間ぶりくらいに学校ガッコに来たら、オマエが聞いたこともねえ奴に負けたって聞いてな」

「笑いに来た、とでも言うつもりか?」


 怒気を孕んだ問い。

 派閥メンバーたちが息を呑む中、斑鳩はあっけらかんと答える。


「大当たり」

「殺すぞ……!」


 当然の帰結とばかりに荒井の双眸に殺気が宿り、派閥メンバーの多くが必死に悲鳴を噛み殺す。

 その中にあってなお、斑鳩はどこまでも飄々としていた。


「ああ。いつでも殺しに来ていいぜ」


 そう言って、ズビシと荒井の首に巻かれたシーネを指でさす。


「但し、その首が治ってからな。やるからにはお互いベストな状態でないと、楽しくねえからな」


 荒井の殺気を前に、斑鳩は屈託のない笑みを浮かべる。

 これにはさしもの荒井も毒気を抜かれてしまい、怒気を沈めるように深々と息をつく。

 続いて派閥メンバーたちがついた息は、荒井とは比較にならないほどに深々としていた。


「つうか下のもん、いい加減帰してやれよ。オマエが不機嫌振り撒いてるせいでビビりまくってて、可哀想なことになってるじゃねえか」

「下の者という概念があるかどうかも怪しい貴様にだけは、とやかく言われたくないな」


 荒井の指摘に、斑鳩はおどけたように肩をすくめる。


 今の言葉のとおり、斑鳩派には下の者という概念――つまりは派閥内における上下関係があってないような状態になっている。

 なぜなら斑鳩派は、ケンカで斑鳩に勝ちたい人間と、男女問わずして斑鳩という人間に惚れ込んだ人間が集まってできた集団だからだ。


 そこに一定の仲間意識は生じても、進んで斑鳩の下についた人間を除けば、派閥内における立場に上も下もない。

 ただ斑鳩という人間がだけでできた派閥が斑鳩派であり、夏凛たちが色々と特殊だの、統制もへったくれもないだのと言ったのも、それゆえだった。


「で、どうなんだ? 折節史季ってのは?」

「やはり、興味を持つか」

「当たり前だろ。この学園でオマエに勝てる奴なんざ、オレと小日向ちゃんくらいだからな」


 結局のところ、斑鳩はが目的で自分のもとを訪れたことを悟った荒井は、思わずため息をついてしまう。

 笑いに来たのかという問いに対してイエスと答えたのも、その方が楽にケンカの約束をとりつけられると思ってのことだったようだ。


「マグレでも俺に勝った以上、雑魚ではないことは認めてやる。だが、それだけだ。くだらん面子メンツにこだわりさえしなければ、俺が奴に負ける要素など一つもなかった」

「オマエそういうとこあるよな。オレと初めてやり合った時も、オレのこと見くびってあっさり負けたし」

「ふん。その次はしっかり俺が勝っただろうが」

「その後はオレの四連勝だけどな」


 ドヤ顔を浮かべる斑鳩に、荒井はこめかみに青筋を浮かべる。


「この首……治ったら覚えていてろよ」

「ああ。首を長くして待ってるぜ」


 嬉しそうに応じる斑鳩に再び毒気を抜かれた荒井は、舌打ち一つで怒気を鎮める。

 どうにも、この男が相手だと調子を崩されることを自覚しながら。


 斑鳩獅音は、荒井をして不思議な魅力を感じる男だった。

 荒井も初めの内は、同学年においては最強と名高かった斑鳩を確実に潰すために、あらゆる手段を講じるつもりでいた。

〝女帝〟一人を呼び出すために、桃園春乃を拉致した時と同じように。


 だが――


『聞いたぜ。オマエ強いんだってな。ちょっとそこでオレとケンカしてみねえ?』


 弱みを、弱点を、苦手なものを探る前に、荒井は斑鳩にケンカを売られた。

 それも、女をナンパするような軽さで。


 売られたケンカを買わなかった場合、他の不良たちに「ビビった」と思われる恐れがあったという理由もあるが、実際に対峙して「こんな軽そうな奴に俺が負けるわけがない」と決めつけ……ボコボコに蹴り倒された。


 その敗戦を機にムキになってしまった荒井は、今度はこちらからケンカを売り、かろうじて勝利を収めることができた。

 この男を相手に真っ向から勝負し、勝つことができた――それは荒井にとって、想像していた以上に嬉しいものだった。


 だからこそ、認めざるを得なかった。

 自分にとって斑鳩が、〝女帝〟と同じ格上であることを。

 事実、業腹ではあるが、斑鳩が言っていたように一回勝って以降は四連敗している。


 ケンカに負けることは確かに悔しい。

 けれど〝女帝〟と違って、斑鳩相手に負けるのはそこまで悪い気分にはならない。


 ケンカをしている時の〝女帝〟は、荒井とは違った意味で容赦がない。

 相手に何もさせず一方的に蹂躙する――荒井のような矜持プライドの高い不良にとってそれは、受け入れがたい負け方だった。


 一方の斑鳩は、その逆。

 斑鳩とケンカをしていると、彼自身が本当に楽しそうにケンカをしているせいか、ついその熱に引っ張られてしまう。

 勝敗を決するほどの一撃をくらっても、〝女帝〟相手だと立ち上がれなくても、斑鳩相手だと不思議と体に力が入り、立ち上がることができる。

 立ち上がる度に自分が強くなったような高揚感を覚える。


 そのせいかどうかはわからないが、斑鳩に対しては、確実に勝てる手段を講じたり、そのための策を巡らしたりするのが馬鹿らしくなってしまう。

 馬鹿になって、純粋にケンカを楽しんでしまう。

 そんな相手だからか、誠意という自分にとって最も縁遠い言葉を見せたくなってしまう。


「いずれにしろ、折節はオマエの相手になるようなレベルではない。……あくまでも、だがな」


 荒井の誠意ことばに、斑鳩は「へぇ……」と興味深げな吐息をつく。


「俺の派閥の二年の、川藤は知ってるか?」

「いんや」


 かぶりを振る斑鳩に、荒井は「だろうな」と返す。


「要するに、貴様が気にも留めない程度の雑魚だ。折節はその雑魚に逆らえず、ずっと玩具にされていたという話だ。〝女帝〟に拾われる前まではな」

「小日向ちゃんが男囲ったとか囲ってないとかって話は耳にしていたが、そういう経緯があっての話だったか」

「ああ。いつもの正義気取りの行動の結果だろうな」

「言い方、めっちゃ棘あるなぁ」

「気のせいだ」


 とは言いながらも、〝女帝〟のそういうところがいけ好かないことは、荒井も自覚していた。


「ここからは俺の推測だが、折節は〝女帝〟の手解きを受けている。そうでなければ、雑魚中の雑魚が俺にマグレ勝ちするほどにまで強くなれるわけがないからな」

「それもあるだろうが……たぶん、それだけじゃねえだろうな」


 斑鳩の言葉に、荒井は片眉を上げる。


「どういう意味だ?」

「小日向ちゃんに手取り足取り教えてもらったからって、一ヶ月やそこら鍛えただけでオマエに勝つってのはさすがに普通じゃねえ。ただ才能があったで済む話でもねえ。強くなれるだけの下地があったと見るべきだろ」


 言われてみれば確かにと思わされる推測に、荒井は目を丸くする。

〝女帝〟を筆頭に、この学園にはケンカのことになるとIQがブチ上がる不良やからは少なからずいるが、斑鳩はその中でも極めつけだった。

 分、余計に際立っていた。


「川藤に玩具にされたことで、その下地ができたと?」

「そこまではわからねえよ。家庭環境が特殊って線もあるしな……っと、失礼」


 断りを入れてから、斑鳩は懐からスマホを取り出して画面を見つめ……だらしなく相好そうごうを崩す。

 それだけで察した荒井は、呆れたため息をついてから、斑鳩の表情がだらしなくなった理由を言い当てた。


「また女をつくったのか」

「そうなんだよ。みっちゃんって言ってな。これがまたメチャクチャかわいいんだよ」


 だらしない笑顔をそのままにスマホを操作し、町中で撮ったと思われる、自分とみっちゃんのツーショット画像を自慢げに見せびらかしてくる。

 パッと見は「はいはいごちそうさま」と言いたくなるような微笑ましい画像だが、


(これ……は……)


 Tシャツにショートパンツという、季節的にはまだ肌寒そうな格好をしているみっちゃんの手首、二の腕、太股には、包帯が巻かれていた。

 リスカ、アムカ、レグカという言葉があることからもわかるとおり、包帯が巻かれている箇所は自傷行為に走る部位としては定番だ。

 季節を先取りしたような格好をしている時点で、みっちゃんには包帯が巻かれている箇所を隠す気がないのは明白だった。


(まさか、わざと見せびらかしているのか?)


 相手を潰すためには後ろ暗い手段も厭わないこともあって、荒井は闇が深い人間をそれなり以上に見てきている。

 その荒井でさえも、この女がどうして自傷行為を隠すために巻いた包帯を見せびらかしているのかは、皆目見当がつかなかった。


「……斑鳩。この女は……いや、この女やばい。悪いことは言わんからやめておけ」

「あ?」


 先程までとは打って変わって、ドスの利いた声音が返ってくる。


「オレの彼女にケチつけようってか? 殺すぞ」


 混じりっ気なしの殺気に、荒井は息を呑んでしまう。

 もっとも息を呑んだ理由の九割は、みっちゃんのやばさに毛ほども気づいていない斑鳩の鈍感さにあるが。


「って、んなことしてる場合じゃねえな。みっちゃんからデートのお誘いが来たから、オレはもう行くわ。あと、いい加減マジで下のもん帰してやれよ~」


 そう言って、ルンルンとスキップしながら立ち去っていく。


「おい待――」


 と言いかけた荒井だったが、今度はデートに行く邪魔をされたことにキレられるだけだと思い直し、制止の言葉を嚥下した。

 みっちゃんのあまりの闇の深さについ忠告してしまったが、当の斑鳩が聞く耳を持たない以上、これ以上は気にかけるだけ時間の無駄な上に、気にかけてやる義理もない。


「まったく……つくづく学習能力のない男だ」


 荒井の言葉どおり、こと女性関係において、斑鳩は学習能力というものが著しく欠如していた。

 今までに付き合った彼女が、宗教にドハマりしていたり、麻薬中毒者だったり、四股五股が当たり前だったりと、一〇〇パーセント地雷女であったにもかかわらず。


 その度に痛い目に遭っているのに、斑鳩は一向に学習しようとしない。

 恋は盲目というが、斑鳩の場合は分別がつかないを通り越して、恋する度に頭から脳みそが家出しているとしか思えない有り様だった。


 そんな、離れたところから薄目で見る分には愉快な恋愛模様から、斑鳩は聖ルキマンツ学園としては異例の、二つ目の渾名をつけられるようになった。


 そして、その渾名は――



 ◇ ◇ ◇



「〝マインスイーパー〟?」


 気づけば皆揃って正門前で足を止める中、史季は、夏凛の口から聞かされた斑鳩のもう一つを渾名を疑問符付きで復唱する。


「昔パソコンに初めから入っプリインストールされてたゲームの名前だよね、それ」

「名前はたぶんそこから取られたんだろうけど、意味としてはそのままズバリ〝地雷掃除人〟だけどな」


 それだけで察した史季が、頬が引きつりそうになるのをこらえながらも訊ねる。


「これまでに付き合ってきた人が、全て地雷だったってこと?」

「そういうこった。でもって地雷女にばかり惚れるくせに、性懲りもなく女のケツを追いかけ回してることからもわかるとおり、斑鳩センパイは余程のことがないかぎり女に手ぇ上げたりしねー」

「じゃ、じゃあ……小日向さんと斑鳩先輩がケンカした時は、余程のことがあったの?」

「正確には、余程のことがあったと斑鳩センパイが勘違いさせられた――だけどな」


 その時のことを思い出しているのか、疲れたような顔をする夏凛に代わって、千秋が話を続ける。


「去年の冬くらいだったか? 斑鳩パイセンは、当時三年生だったパイセンと付き合っててな。そのパイセンもご多分に漏れず地雷女で、斑鳩パイセンの知らねーところで八股してたって話なんだよ」

「八股……!?」


 聞いたこともないような股の数に史季は驚愕するも、千秋ともども真に驚かされるのはこれからだった。


「あら? 当時その地雷先輩と付き合ってた男の子と突き合ったことがあるけど、実際は一五股してたって話らしいわよ」


 勝手に変な渾名をつけたことや、「つきあう」のニュアンスが別の意味に聞こえることはさておき。

 倍近く股の数が増えたことに、史季と千秋は勿論、話を聞く側に徹していた夏凛までもが言葉を失い、春乃が一人だけが妙に鼻息を荒くしていた。


 聞かなかったことにしたのか、千秋は一五股には一切触れることなく話を続ける。


「とにかく、その地雷パイセンは、当時から何かと目立っていた夏凛のことが気に入らなかったらしくてな。わざわざ他の彼氏に自分をボコボコに殴らせてから、斑鳩パイセンに夏凛にやられたって泣きついたんだよ」

「普通そこまでする!?」

「実際にしちまうような女だから地雷なんだよ」

「さすがにワタシも、地雷先輩とはお近づきになりたいとは思わなかったもの」


 冬華すら近寄ろうとしない――その事実だけで、地雷先輩がどれだけやばい地雷女であるのかを史季は理解する。

 そこに説得力を覚えるのもどうかと思わなくもないが。


「で、彼女をやられたと勘違いした斑鳩パイセンはブチギレて、問答無用で夏凛にケンカを吹っかけてきてな」


「な」とともに千秋は夏凛に視線を向ける。

 夏凛は疲れたため息をついてから、話を引き継いだ。


「斑鳩センパイは一度思い込んだら周りが見えなくなっちまうから、こっちの話は聞かねーわ、マジでつえーからこっちもマジでやり合わねーとやべーわで、結局マジゲンカになっちまったってわけ」

「後にも先にもその時だけじゃない? 真っ正面からのケンカで、りんりんがあそこまで苦戦したのは」

「クソ親父を除いたら、今までケンカした相手の中じゃ一番だったからな。斑鳩センパイがわりー奴じゃないってことも含めて、もう二度とやり合いたくねーのは確かだ」


 夏凛にそこまで言わせる斑鳩の強さに、史季は思わず息を呑んでしまう。

 風邪で弱っているところを狙ってきた荒井とは違い、真っ正面からケンカをしたという話だから、なおさらに。


 そんな心中が顔に出ていたのか、夏凛は思わずといった風情で苦笑する。


「そんな心配そうな顔しなくても、さっきも言ったとおり斑鳩センパイは嫌がる相手とはケンカなんてしねーから大丈夫だって。互いにノリ気でないと、楽しいケンカにはならねーからやらねーとか言ってたし。……地雷女が関わらねー限りは」


 ちょっと恨みがこもった最後の一言に、史季は悲鳴を上げる。


「そうなることが一番恐いんですけど!?」

「いや、さすがに小日向派あたしら相手にはもう、そんなことにはならねーと思うぞ。地雷センパイに嵌められたことを知った後は、土下座で平謝りされたし、やっぱり女に手ぇっつーか脚上げるのは金輪際ごめんだって言ってたし」

「史季先輩は男ですよ! 夏凛先輩!」


 春乃がニコニコしながら、絶望的な訂正を付け加えてくる。

 当人には全く悪気ないことがわかっているからこそ、史季は余計に絶望的な気分になってしまう。


「それに、斑鳩先輩は女の子に夢中になると、ひどい目に遭ったことを綺麗さっぱり忘れちゃう節があるしね~」


 冬華の追い打ちに、〝的〟を通り越して普通に絶望したくなってくる。


「だ、大丈夫だぞ、史季! いざって時はあたしがなんとかしてやるから!」


 必死に史季を慰める夏凛を、生暖かく見守る冬華と春乃の傍らで、千秋は冷静に独りごちる。


「コイツら、当面は鬼頭派の方がやべぇってこと忘れてんじゃねぇだろな?」


 大正解!!――と言わんばかりに、校舎正面のすぐにところに建てられたホワード・ルキマンツの銅像が七色に輝き出した。

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