第22話 違和感

 千秋たちと別れた後、真っ直ぐに家に帰った史季のスマホにも、荒井からのメッセージ――実際に文を打ったのは大迫だが――が届いていた。


『貴様たちの後輩を預かっている。無事に返してほしければ、繁華街にあるビルの地下に来い。言うまでもないが、貴様の仲間や警察にこのことをチクった場合、後輩の身の安全は保証しない。荒井』


 こちらのことを監視しているぞと言わんばかりに、既読後すぐに送られてきた、ビルの位置を示す画像を見つめながら史季は震えた声を上げる。


「こ、こんなの、いくらなんでも度が過ぎてる! 完全に犯罪じゃないか!」


 だが、同時にこうも思う。

 こんなことを平気でやる不良が集まっているからこそ、聖ルキマンツ学園は世紀末学園などと呼ばれているのだろうと。

 同じ不良でも、やはり荒井派かれらは夏凛たちとは違うと、あらためて思い知らされた心地だった。


「と、とにかく急がないと!」


 一刻も早く春乃を助けにいかなければと思った史季は、すぐさまマンションの部屋を飛び出した。


 自分一人で解決できる気は全くしない――などと弱気な考えは頭の片隅に追いやり、日が沈みつつある町を駆けていく。

 繁華街に辿り着き、送られてきた地図の画像を確認しながらビルを探していると。


 コンコン。


 横合いから、扉をノックするような音が聞こえてきたので思わず振り向き……思わず目を見開いた。

 前面がガラス張りになっているオシャレなカフェ。そのガラス沿いにあるテーブル席で千秋と冬華がお茶をしていたのだ。


 千秋が人差し指でクイクイとこっちに来るようジェスチャーしてきたので、史季はすぐに店内に入る。


 メッセージには仲間にチクったら春乃の身の安全は保証していないとか書いてあったが、家に帰ったはずの二人がこの場にいることはだろうと確信できたため、彼女たちと合流することには少しも躊躇しなかった。


 むしろカフェのオシャレな雰囲気に気後れした史季は、別の意味で躊躇しながらも入店し、千秋たちがいるテーブル席へ向かった。


「折節もここにいるってぇことは、きたんだな? あのLINEが」


 史季はやっぱりと思いながらも首肯を返し、椅子に腰を下ろしながらもスマホを操作して、荒井からのメッセージを二人に見せる。


「文面は、ワタシたちと全く一緒ね~」

「二人がここにいるってことは、ビルの場所はもう目星がついたの?」

「ええ。あそこよ」


 そう言って、冬華はカフェの斜め向かいにある四階建てのビルを指し示した。


「ネットであのビルのこと調べてみたら、地下フロアの床が、春乃が捕まってる画像の床とおんなじだったしな」


 千秋はスマホを操作して、ビルのホームページに掲載されているフロア画像をこちらに見せてくる。


「これは……間違いなさそうだね」

「おまけに、連中があのビルに入ってくとこも目撃されてるしな」


 続けてツイッターを開き、『ルキマンツ』で検索した結果を見せてくる。


『あの制服、世紀末学園のだよな。こっわ』という呟きとともに上げられた、荒井派と思しき不良たちがビルに入っていく様子を映した画像や、『世紀末学園の連中がぞろぞろとビルの中に入っていった件』だの、『世紀末学園のアホどもがいっぱいでうぜー』だの、目撃情報が多数呟かれていた。


 逆に春乃の目撃情報は皆無だったが、アップされた画像に写る荒井派の不良どもがを隠すようにして人垣をつくっていたこと、不良の一人が春乃の鞄を持っていたことから、くだんのビルに彼女が連れ込まれたことは、渦中にいる史季たちにとっては自明だった。


「あとは、りんりんが来るのを待つだけね~。どうせりんりんにも、同じLINEが届いてるだろうし」

「あんな画像見せられたら、風邪引いてようが熱出てようが、じっとしていられるわけがねぇからな」

「ワタシ個人としては、絶対に止めたいところだけど……」

「さすがに止める気にはなれねぇな。今回ばかりは、ウチもだいぶ頭にきてる」

「といった具合に、りんりんもブチギレちゃってるだろうから、何を言ったって止めることなんてできないわ。だから、ワタシとしーくんだけでも冷静でいましょうね~」


 露骨に目が据わっている千秋とは対照的に、どこまでも普段どおりの冬華に、史季は「う、うん」とぎこちない首肯を返した。


(なんか、こうなって当然って感じになってるけど……小日向さんが来たら、あのビルにいる荒井派の不良たちとケンカをする流れだよね、これ)


 しかも千秋も冬華も、態度からして史季のことを戦力と見なしているのは明らかだった。


(確かに月池さんも氷山さんも、僕のことを守られる側の人間じゃないって言ってくれたけど……)


 だからと言って、さすがに一戦力として見なされるのは、過大評価が過ぎると声を大にして言いたいところだった。


 ツイッターに上げられた、荒井派の不良と思しき連中がビルに入っていく画像を見た限り、数からして荒井派に属する不良のほぼ全員があのビルに待ち構えている可能性が高い。

 正直、戦力になるどころか自分の身すら守れる気がしない。


 風邪で高熱を出していることも含めて、夏凛には二重の意味でここに来てほしくないと思ってしまう。


「にしても、さすがに遅ぇな。夏凛の奴」

「眠ってて、LINEに気づいていないって可能性もありそうね~」

「それならそれで好都合だ。あともうちょい待っても来なかったら、夏凛抜きで殴りカチ込むぞ」

 

 そんな二人の会話を聞いて、ふと疑問に思う。


(よくよく考えたら、僕たち全員に同じメッセージを送っているのに、どうして仲間に報せるなっていう文面を入れたんだろう……)


 指定された目的地が同じである以上、小日向派の全員が合流するのは必定というもの。

 それを理由に春乃に危害を加えるという線も考えられるが、そんなことをすれば人質をとった意義そのものがなくなってしまう。


 不良どもの多くが勉強ができないとは言っても、こういった悪知恵が絡んだ場合に限れば偏差値がぶち上がる輩も少なからずいるはず。

 五〇人を超える不良を抱える荒井派に限って言えば、そんな簡単なことを全員が全員見落としているとは思えない。


 何か、ひどく違和感を覚える。


(そもそも、荒井派はどうしてこんな真似を?)


 人一人拉致するなど余程のことだというのに、まるで目的が見えない。


(小日向派を潰すことが目的? ……いや、だったら月池さんと氷山さんの合流を許していることがおかしい。人質を利用して、一人一人分断させた方がやり方として…………分断? まさか!)


 荒井派の狙いが読めた史季は、すぐさまスマホを取り出し、電話をかける。


「? 誰に電話かけてんだ?」

「小日向さんに」


 即答する史季に、千秋は「おいおい」と眉根を寄せた。


「んなことしたら、夏凛の奴がマジでこっちに来ちま――……折節?」


 焦燥が顔に出ていたのか、千秋は怪訝な表情を浮かべながらも訊ねてくる。


「まさか……出ねぇのか?」


 一定のコール数を経て、電話は繋がりませんというアナウンスが流れたところで呼び出しを切り、首肯を返す。


「荒井先輩から送られてきたメッセージに、仲間にもチクるなって文面があったの、憶えてる?」


 すぐには思い出せなかったのか、答えあぐねている千秋に代わって冬華が答える。


「確かに、そんな感じのことが書いてたわね~」

「わざわざ釘を刺してきた割りには、僕と月池さんと氷山さんに全く同じ内容のメッセージを送ってきたことを不思議に思ったんだけど……仲間にチクるなというのが、もし小日向さんとの連絡を絶つことが目的だとしたら?」

「それってつまり、荒井派がはるのんを拉致した目的は、りんりんを孤立させるためってこと?」

「僕の考えが当たってたらの話だけど……とにかく、僕は一度小日向さんの家に行ってみ――」

「っと、まだ行くな折節」


 千秋に呼び止められ、史季は少し浮かしていた腰を一旦下ろした。


「こんな感じでウチらは敵も多いからな。だから三人でスマホの位置情報を共有してんだ。夏凛がGPSをオフにしてたり、ウチらと違ってスマホを持ち出さないように言われてねぇ限りは居場所を確認できる。動くのはそれを確認してからだ」


 言い終わるや否や、千秋はスマホを操作してGPSアプリを起動し……舌打ちした。


「家にはいねぇ。町外れの方にいやがる」

「だとしたら、ワタシたちとは別の場所に呼び出されたってことになるわね」

「クソっ。自宅ヤサ不良バカどもに知られねぇようにしてたから、送り届けさえすりゃもう大丈夫だろって思ってたら……それで油断してハメられてりゃ世話ねぇわ」

「たぶん陽動の意味もあるんでしょうけど、荒井派のメンバーのほとんどがこっちに来ていることを考えると……向こうは、形だけでもりんりんと荒井先輩をタイマンさせようとしているのかもしれないわね」

「荒井の考えそうなこったな。ちっ、熱で弱ってる相手にタイマンとか、マジで形だけじゃねぇか」

「そ、それより、これからどうする? 電話に出なかったということは、小日向さんも仲間に報せるなって釘を刺されていると見て間違いないから、誰かが彼女を止めに行かないといけないけど……」


 言葉を濁す史季に代わって、千秋は言う。


「春乃のことも当然ほっとけねぇからな。二手に分かれるしかねぇだろ。ただ、夏凛を止めに行く方には十中八九荒井が待ち構えてるだろうし、今から向かったところで夏凛が目的地に辿り着いてる可能性が高ぇ」

「てゆ~ことは、りんりんを止めに行った側は、ほぼ確実に荒井先輩とやり合うことになるわね……」

「けど、こっちはこっちで荒井派の不良バカどもがウジャウジャいやがるからな。人数配分は必然的にこっちが二人、夏凛の方が一人ってことになる」

「となると、りんりんの方は必然的に……」


 二人に揃って視線を向けられ、史季は椅子の上で後ずさりそうになる。


「あ、あのぉ……氷山さんさっき小日向さんの方に行ったら、ほぼ確実に荒井先輩とやり合うことになるって……言いましたよね?」


 意味もなく敬語で訊ねると、冬華は至極真面目に首肯を返してきた。


「それってつまり、小日向さんが熱でまともに動けなかった場合は、一人で荒井先輩を倒さないといけないってことになりますよね?」

「そのとおりよ。だから、しーくんにお願いするしかないの。ワタシも、ちーちゃんも、荒井先輩には勝てそうにないから……」

「……完璧に負けたウチとは違って、オマエはまだワンチャンあったかもしれねぇだろ」

「ないわよ。あの時りんりんが来てくれなかったら、確実に負けてたわ」


 そんな会話を聞いて、知らず息を呑む。

 この二人が実際にケンカをしている場面は、いまだ一度も見たことはない。


 けれど、たった三人で学園最強の派閥と呼ばれているだけあって、千秋も冬華も相当な強者だという話は、史季は何度も耳に挟んだことがある。

 実際、ケンカレッスンを受けた限りだと、川藤などとは違って間違いなくケンカ慣れしている印象を強く受けた。


 その二人に、はっきりと「勝てない」と言わせるあたり、やはり荒井は他の不良どもとは格が違うことを思い知る。

 そんな怯えや緊張が、例によって顔に出ていたのか、


「って、別にしーくんを恐がらせようと思って言ってるわけじゃないのよ?」

「そうそう。ちなみにあの野郎、スタンバトンを出力最大でくらわしたのに、『それがどうした』の一言で済ませやがる程度にはバケモンだけどな」

「その情報今いる!?」

「いるから言ってんだよ。そんだけタフな野郎でも、オマエの蹴りなら倒せる可能性があると、ウチも冬華も見てるからな」

「逆に言うと、ワタシもちーちゃんも、荒井先輩を倒せるだけの武器がないの。ちーちゃんの道具ドーグは何くらっても膝すらついてくれなかったし、ワタシはそもそも荒井先輩を転ばせる手段がないから寝技に持ち込めないし、飛びつき腕ひしぎなんて無茶やっても、ワタシごと持ち上げられちゃったし」


 二人の話を聞いて、史季はますます戦々恐々となるも、


「ま~、りんりんはその荒井先輩をボッコボコにしちゃったんだけどね~」

「ウチらがやられてブチギレてたせいもあってか、見ててスカっとするくらいのボコりようだったな。アレは」


 続けて二人の口から出てきた言葉に、思わず目が点になってしまう。


 以前、荒井派と廊下で鉢合わせになり、夏凛と睨み合っていた際に荒井の方から引き下がるような動きを見せたことを、史季はしっかりと憶えている。


 だから、夏凛が荒井にケンカで勝ったことは容易に想像できたが、まさか身長が二メートル近くもある荒井を、身長が一六〇センチもない夏凛が一方的にボコボコにしたという話は、驚きを通り越して呆れるしかなかった。


っても、いくら夏凛でも、あんなフラフラな状態じゃさすがに勝ち目はねぇ。そんでもって、今この中で荒井に勝てる可能性があるのは折節……オマエだけだ」


 千秋の言葉に、史季はブルブルとかぶりを振る。


「むむむ無理だよ! 僕まだケンカらしいケンカしたこともないんだよ!?」

「でも、しーくんはスパーリングごっことはいえ、りんりんに触ることができた。それって凄いことなのよ」

「あ、あれは、小日向さんの調子が悪かっただけで……」

「確かに、今思えばあの時点で調子が悪かったのかもしれないけど、それでも誤差のレベルよ。少なくとも、

 

 その言葉が信じられなかった史季は、冬華ではなく千秋に視線を向ける。

 彼女は力強く首肯し、


「言ったろ。スカっとするくらいボッコボコにしたって。そん時の荒井、マジで夏凛を相手に何もできなかったからな。向こうはどんだけ頑張っても指先すらかすりもしなかったのに、夏凛の鉄扇はボコボコ当たるからな。ウチでさえも、見てて荒井が可哀想になったくらいだ」


 先程から聞かされる情報は断片的だけど、つくづく夏凛が規格外だということを史季は痛感する。


「だから史季なら勝てる――なんて無責任なことは言わねぇ。だけど、それでも……」


 千秋は突然テーブルに両手を突き、頭を下げた。


「ちょッ!? 月池さん!?」


 狼狽する史季を尻目に、千秋は少し涙の滲んだ声音で言った。


「夏凛は大切な友達ダチなんだ……! 悔しいけど、ウチらが行ったって荒井を倒すことなんてできねぇ……! だから、頼む……!」

「ワタシからもお願い、しーくん」


 そう言って、冬華までもが頭を下げてくる。

 荒井に勝てる勝てないは別にしても、女の子にここまでされて「NO」と言える史季ではなく、


「わ、わかった……僕が小日向さんのところに行くよ。それに……大勢の相手とのケンカのやり方はまだ教えてもらってないから、こっちに残ったところで役に立たないかもしれないし……」


 千秋と冬華は揃って頭を上げると、片や目尻に溜まった涙をゴシゴシと袖で拭い、片や心底安堵したような吐息をついた。


 そんな二人を見て、それだけ無茶なお願いをしている自覚があったのだろうと、それだけ夏凛のことを想っているだろうと、史季は思う。

 だからこそ、二人の期待に応えてあげたいとも。


「そのかわりというのも変だけど、桃園さんのことはお願い」

「わぁってる。折節に無理言ってんだ。ウチらはぜってぇに春乃のこと助けんぞ、冬華!」

「勿論よ~。はるのんも、りんりんと同じくらい大切な友達だものね~」


 三人は互いに顔を見合わせ、頷く。

 夏凛も春乃も絶対に助ける――そんな決意を胸に刻んで。



 ◇ ◇ ◇



 川藤はビルの二階にある空き室で一人、外から見えないよう身を隠しながら、窓から外の様子を窺っていた。


(折節の野郎……いつまでカフェサテンにいやがるつもりだ)


 イライラしながらも、すっかり短くなった煙草を床に捨てて踏みにじる。

 煙草はあまり吸わない方だが、無駄に待たされているせいでつい懐に手を伸ばしてしまう。


 今この時も、特に意識することなく箱から五本目の煙草を取り出そうとしていた。


(……ん?)


 カフェから月池と氷山が出てくるのを見て、取り出そうとした五本目を箱の中に戻す。

 折節がカフェに入ったところはこの目で見ているが、あの二人が入ったところは全く見ていない。


(となると月池と氷山は、俺が二階に来る前にカフェに入ったってことになるな)


 ここまでくればもう自明だった。

 折節がカフェに入ったのは月池と氷山がいたからであり、その二人が外に出てきたということは、


(おぉりぃふぅしぃ……)


 続けて出てきた、聖ルキマンツ学園を来た冴えない男子生徒を見て、川藤は狂気の笑みを浮かべる。


 荒井派の一員としては、もうじき小日向派がカチ込んでくることを報告すべき場面だが、折節にヤキを入れることしか考えていない川藤にそんな頭はなかった。


(……だが、これはちょっとめんどくせえな)


 折節の傍に月池と氷山がいるのは、川藤にとっては厄介この上なかった。


 月池にしろ氷山にしろ、その実力は荒井派ナンバー2の大迫をも上回る――大迫自身はさすがに認めないだろうが――と言われている。

 その二人に守られているとなると、自分の実力では折節に手出しできない。


(女の陰に隠れやがって……マジでいちいちむかつく野郎だな……)


 勝手に解釈して勝手に怒りを募らせていると、氷山が突然、カフェの近くで自転車に乗ろうとしていたサラリーマン風の男に歩み寄り、何事か話した後、男と一緒に路地の奥へ消えていった。


 一方折節は、月池に背中を押されながらも男が乗っていた自転車に乗り、あろうことかこの場から走り去っていった。

 それも、荒井のいる町外れの廃倉庫の方角へ向かって。


(おいおいおい! まさかあの野郎〝女帝〟を助けに行く気かよ!? 折節の分際で!?)


 身の程を弁えない振る舞いに、呆れを通り越して憤りを覚えるも、


(……いや、待てよ。こいつはむしろ好都合かもしれねえな。これであの野郎は勝手に単独行動をしてくれた上に、勝手に人気の少ない方へ向かってくれることになる。目的地がわかってる以上、単車たんしゃで追えば余裕で追いつけるしな)


 折節が逃げた時に備えて単車バイクを持って来たことが、まさかこんな形で役に立つとはな――と、ほくそ笑みながら、月池たちと鉢合わせにならないよう注意して階下におりると、裏口からビルの外に出て、パチンコ店に停めている単車のもとへ向かった。

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