妖魔の存在を、受け入れようとした蒼真。もしも同じ考えの人がたくさんいたら、もしかしたら呪いが呪いでなくなるかもしれませんね。
しかしそれは叶うかどうかわからない夢。願えば叶うほど現実は甘くありませんけど、皆はどこへ向かうのでしょうね。
妖魔を恐れるばかりだったこどもの中、ただ一人妖魔の存在を受け入れ運命に抗おうとした蒼真。
前回のコメントで、『一族の愚かさを止めてほしい。そんな彩芽の願いが叶う時は来るのでしょうか』と書きましたが、彼の存在が、それを実現させるための鍵になっているのかもしれませんね。
作者からの返信
一族が過去の妄執に捕らわれ、恐ろしいことを繰り返していた中、蒼真だけが運命に抗おうとしました。
妖魔として蒼真がやったことは許せることではないのですが、蒼真も純粋な心の持ち主で妖魔と対話し受け入れていく中で彩芽の存在に気づいていたのかもしれませんね。
蒼真よりも早く誰かが……もっと沢山の人が運命にあらがっていたら、霧島さんに悲劇が訪れることはありませんでした……
復讐の……場所?
「私とカナタの未来。蒼真が……導いてくれる」
まさかそこが……。
彼の……家の跡地……?
作者からの返信
彩芽とカナタに未来が訪れるかどうかは、蒼真がキーパーソンニなりそうですね。
蒼真は霧島さんの復讐が、彼の家の跡地と踏んでいるようですが……