第6話宴会とハプニング
「おぉ!海くん!久しぶりだねぇ!」
日菜のお父さんだ。なんというか、、、
「変わってませんね」と苦笑する
「なにがだい?」
「全部です」
性格も、顔も、老けない、、なにを食べたらこんなに老けないんだろう。
魔女の血でも流れてるのかな?
すると後ろから日菜のお母さんがやってきた。
「あらあらあら!海くん久しぶり〜!」
なんか、、、お母さんが日菜と会った時のリアクションとあまり変わってないな
そしてこちらもあまり変わらない。もう四十代近くはあるはずなんだけど、、二十代と言われてもなにも違和感を感じない
「さあさあ、入って入って!お話はそれからでも出来るでしょっ」
うちのお母さんが年甲斐もなくはしゃいでる
「おぉ!そうだな、聡太にも挨拶しないと」
聡太っていうのは亡くなったうちのお父さんだ。仏壇に手を合わせ、、
「聡太、海くんと日菜はこんなにおっきくなったよ。あとは2人がくっついてくれればなんの問題もないね」
「ちょっとお父さん!!馬鹿なことは言わないでよね!」
「え?だって日菜おまえ海くんのこと「あーあーあーあー!!きこえないーー」
なんだってんだ?
「さあ!いっぱいお肉買ってきちゃったから焼肉でもしましょうか!」
「お母さん、千夏は?」
千夏っていうのはうちの妹な
「千夏ねぇ〜、、なんか外行ってたわよ」
「千夏が!?珍しい、、」
千夏は引きこもりのため、あまり外に出たがらない。そんな千夏が外に出たなんてどんな心境の変化だろう
「あら、千夏ちゃん居ないのかい?」
と日菜のお母さん言ったので
「そのうち帰ってきますよ」と僕は答えた
「ほらほら!海!ちょっと準備手伝いなさい!」
「はいはーい」
「ほらほら!お肉焼けるよー!」
お母さんが肉を焼いている。
「ほら!日菜ちゃん!もっと食べなさい!こんなに細くて私心配だわぁ」
「は、はい」と苦笑した
「ほらほら、海くん、遠慮してないかい?高校生はもっと食べないと!」
「そうよぉ、海くん、もっと食べてがっしりして日菜を守ってちょうだいよぉ」
「ちょっとお母さん!」
とても賑やかだ。なんだか心地いい。久しぶりにこんなにはしゃいだ気がする、、。これを考えたら日菜には少し感謝しないとな、引かれちゃうかもしれないが、、あんた、急にどうしたのよ!って
「ちょっともう僕ギブ、、ちょっと休んでくる」
「あ、私も行くわ」助けてと訴える目をしている
「た、助かったわ、、もうお腹がいっぱい、、、」
「まぁ、日菜はもっと食べたほうがいいって言うのには同意だけどね、、ほら、こんなに細い」
「ちょ、ちょっと///腕、触んないでよ!」
「ご、ごめん」
それからしばらくして
「はぁ、、ちょっと喉乾いたわ。」
「あぁ、行ってらっしゃい」
バタン、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、ガチャ
「お、おかえ、、、顔赤くないか?」
「えへぇ?あ、あかくなんてないわよぉ〜」と押し倒してきた
「ちょ、日菜!?お酒臭いぞ!」
「もぉ〜女の子に対して臭いだなんて、メッだぞ?」
くっそ可愛いが、、、、、、ギャップがっ!
「わ、わかった!一旦離れよう。この姿勢は色々とまずい!」
「えぇ〜いいじゃなぁい!」
「とか言ったって?僕だって男だぞ?日菜のこと襲うかもしれないじゃないか!」
うん、色々と危ない、、理性が、、、
「海ならぁ、襲われても良いよ〜」
ど、どういう意味だ!と、とにかく離れないと!
「と、とりあえずはな「ぐぅ〜」
寝てしまった、、、、、、
ど、どうしよう、、、と、とりあえず力を抜くか、、
落ち着け、、、柔らかい感触があるが、気のせいだ、、、
ふぅ、ふぅ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
「あらあら、仲良く寝ちゃって〜!!写真撮ろうかしら!」
「あ、私も撮る!!」
「俺もだな!ははは!」
「あらあら、可愛い〜!!」
「布団かけて寝かしてやるか!」
「そうね、、明日も休日なわけだし」
『おやすみなさい、海、日菜』
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星、ハートありがとうございます。近況ノートにも書きましたがPV数150ありがとうございます、まぁ、もう200いきそうな件については置いときまして、、
ブックマークも20ありがとうございます。
もしよかったらハート、星、ブックマークをよろしくお願いいたします
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