第12話 椎菜の帰還
信一のクラスに転校生、中3に別れた椎菜。
この信一はヴァルケイスのメンバー、椎菜はアメリカの工作員。
信一
「椎菜、まずは良かったかな」
椎菜
「そうなるわ、アメリカに追っ手も返り討ちしまくったし」
信一
「やはりか」
椎菜
「ええ、スナイパーライフル型C.O.M.P.、散弾銃型C.O.M.P.、斧型C.O.M.P.」
信一
「成る程、俺はグレネード発射銃型C.O.M.P.、拳銃型C.O.M.P.二丁、剣型C.O.M.P.だ」
椎菜
「成る程、グレネード発射銃型C.O.M.P.、対物って訳じゃないし」
信一
「閃光弾、音響弾、催涙弾」
椎菜
「成る程、今はヴァルケイスってチームに所属している」
信一
「ああデビルサマナーのアマチュアチームだ 」
椎菜
「高い次元の存在降臨計画中、妨害したヴァルケイスに守護神四体撃破された犯人達よね」
信一
「ああ」
椎菜
「有名になってるわよ」
信一
「そうか」
椎菜
「今はどっちかと言うと、エンジェルのロザリオの信一ね」
信一
「成る程ね」
椎菜
「まあ、良くわからないけど、まあ良かったわ」
学食の時間、二人は雑談。
学校にバイク通学の学生、高1時代は自宅警備員と呼ばれた男子生徒。
バイク教室の同期生、この二人の関係は幼馴染み。
この放課後、ボクシングジム、車教室、バイク教室の3ヶ所がない1日はヴァルケイスに直通。
勇気
「成る程、幼馴染み、今はアメリカ工作員、スナイパーライフル型C.O.M.P.、散弾銃型C.O.M.P.、斧型C.O.M.P.」
樹
「凄い人ね」
一木
「弾数が少ない趣味だ」
美琴
「斧型C.O.M.P.か」
最近はC.O.M.P.を試す四人。
四種類のC.O.M.P.使いの信一、三種類は一木、二種類は勇気、美琴、単体は樹。
戦争用の調整はコツコツ。
一般的な悪魔狩り、この支援射撃二人が火力、信一はグレネード発射銃型C.O.M.P.に支援が最多。
接近戦の二人は走る時間帯。
ヴァルケイスのメンバー達は基本的に独り暮らし、またセーフハウスは交代制の様々。
収入はある、財産も多い、アマチュアのデビルサマナーチームとしては富裕層に入る。
低レベル悪魔狩り、この信一の閃光弾の発射、この目潰しが効いた初回。
支援火力は攻撃、接近戦の二人が左右から走る。
信一の催涙弾の発射、低レベル悪魔達は割と苦しむ。
信一はマルチ役、樹、一木は支援火力役、美琴、勇気は接近戦攻撃役。
仲魔即召喚は欠かさない。
この他に潜入、内偵に鍛えた忍び足、消音歩行、この信一は剣型C.O.M.P.に背後から暗殺も行う。
警察官は人間を取り締まる仕事、悪魔は範囲外。
分布と濃度、この信一は資料を比べた。
信一
「結果でました、旧守護神のヵ所にタワーが産まれてます」
濃いヵ所と旧守護神のヵ所が一致。
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