第7話 沖縄みあげ

「ちーす」

 うん?しばらく聞かなかった声が聞こえる。

 正美さんである。

「どうした、海坊主」

 木舞部長また問題ある、あだ名を付けている。

 少しは部長の役職を考えて欲しいものだ。

「はい、はい、これお土産」

 取り出されたのは沖縄のお土産セットである。

「お前、沖縄旅行に行ってきたな!!!!」

 木舞部長は完全に我を忘れている。

 これはお治めなくては……。

 チロルチョコを取り出すと口の中に突っ込む。

「あまい~の。は!わたしはいったい何をしていたのだ」

 この小説はキレて、我を忘れることが多い。

 不平不満の多い人間が素になっているので簡単に切れるのだ。

 例えば木舞部長は少子化で部員が少ない為に嫌々役職に付いているのだ。

 と、言うか単に純正ギャグなど難しくていけない。

 真相が前者か、後者かは作者にも分からないのであった。

 さて、話を元に戻すと。

「このガラス玉、綺麗ですね」

「お、お嬢さん、お目が高いね。一個しかないから早い物勝ちだよ」

 妹のみつかがガラス玉を貰うのであった。

 しかし、使い道は不明な物である。

 七個そろえると願いが叶うわけもなく。

 ただのガラス玉である。

 木舞部長はお見上げの菓子をぼりぼりと食べている。

 しかし、この部活は食べる事が多いな。

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