続く【青の報復】

第11話・トイレでもやっぱりクソ親父

 青の報復は続く……食器から履き物まで、青系に少しづつ変えていった。急須も金色から青い急須きゅうすに変えて、青い湯呑みでお茶を飲ませ青い茶碗で飯を食わせた。


 クソ親父は、食卓の自分の席に出されていたモノはなんでも食べる、残飯を漁る動物のように食べる……試しに猫缶の中身を皿に入れておいたら、食べやがった。

 あんな味が薄い猫のエサをよく食べたものだ。

 この調子なら、下剤を入れた飯も食べそうだ。


【ある日の事件】

 ある日の朝、カギが掛かっていないトイレのドアを開けたら、クソ親父がいやがった。

私が「カギくらい掛けろ」と言ったら、クソ親父は。

「嫌なら家を出ていけ!」と、定番の言葉を言い返してきやがった。

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