第10話・クソ親父の、忘れられない嫌な笑い顔
時間軸はもどるが、免許を返した直後のまだ脳内のゴミが少なく、口が壊れたラジオのように達者な頃の、
それは、親戚の葬儀の日、集まった親戚の一人にクソ親父〔ワタル〕は何やら紙を渡していた。
紙に書かれた文面を読んだ親戚の一人は、
クソ親父は、詐欺師のような笑みを浮かべて一万円を懐に入れた。
私は(ははぁん、また勝手に作業をして金銭を要求したな……墓地を勝手に直したとかか)
詐欺師やドロボウは、短絡的に金銭を得るコトしか考えない。
クソ親父のゾッとする笑みを見て、こいつ性根から腐ってやがる……そう思った。
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