汝、世のクソ親ども子供の頭を殴って、未来を奪うなかれ

第6話・クソ親父の恐怖の空手拳

 クソ親父から、食卓で頭を殴られた記憶が残る。

 殴られてから成人するまで頭の中にもやがかかったような状態が続いて、物事を覚えられなかった。

クソ親父は若い時、空手をやっていたらしい。

 その空手の拳で頭を殴られた、子供の心と脳にどんな影響が出るのか──クソ親父の拳で人生の学歴を狂わされたかも知れない……恨みは深い。


 今は亡き祖母が、シワだらけの手で必死にクソ親父の恐怖の拳から守ってくれた。

「頭だけは叩かないでくれ!」と、哀願して。


 今一度、世のクソ親に我、苦言する。

しつけだとクソ親が思っている行為は、受ける側の子供が【支配されている】【恐怖を感じる】と、思えばそれは親の恐怖支配でしかない。


子供の未来を拳で奪うな!

 クソ親父からは、今も愛情を受けた記憶が無い。

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