恋人はサンタクロース？

お題：ラストはクリスマス 制限時間：15分

「クリスマスは暇？」

「そういう君は暇なの？」

「うーん、家で寝てるかな」

「君らしいね。少しは外に出るってことをしたほうがいいと思うよ」

「ウォーキングマシンはしてるし、エアロバイクはしてるから、大丈夫だと思う。通販させ動いてれば、なんでも手に入る。」

「太陽を浴びた方がいい」

「そういう君は日焼けしてるね」

「……どこを見てるいってるんだい」

「肩紐のあとってえろいよね」

「怒るよ」

「かわいい怒り方しかできないよね」

「はぁ？」

「まぁいいや。それよりクリスマス暇？」

「その日は僕も予定がないな。なら一緒にご飯でもするかい？」

「作ってくれるの？」

「それは……外に出ないのであればそうなるけど」

「じゃぁ、お願いしてもいいかな」

「うん、任された」

「じゃぁ、コンドーム追加注文しとこ」

「ま、また君は！」

「だって、そういう日じゃない」

「先だってしたじゃないか！　しかも、3回も！」

「あんなに乱れてたのに、回数覚えてるんだ」

「うるさいな！」

「ほんとかわいいな。はやく妻になってほしいのに」

「大学生のうちはダメだ！　僕は研究者になるんだから」

「赤ちゃんはあとでもいいと思うよ。ほら、一人だとこの家はでかいからさ。一緒に住んだほうが大学にも近いでしょ？」

「それは……そうだけど」

「そしたら毎日できるし！」

「ほんとう君は！　いつもいつも！」

「じゃぁクリスマスよろしくね。射精したら疲れちゃった」

「……はぁ、まったく。僕は大学に行くからね」

「ちゃんと服を着るんだよ」

「僕をなんだと思ってるんだ！　露出癖なんてない」

「着衣えっちさせてくれないんだもの」

「そのあと外に出るのだから、汚れたら目立つ」

「だから、一緒に住もうよ」

「……考えておく」