第3話  同期

1日が終わり、2日目の朝が来た。

廊下にみんな整列し、教官が来るのを待つ。

隣の同期と静かめに話したりする。

「寝れた?」

「寝れたよ?寝れなかったの?」

「うん。バカ眠いww」

そんな話をしてたら、教官が来た。

「おはよう。入隊して2日目だが、今日は身の回りの準備を行ってもらう」

アイロンをして、今日はなにをするのか不安になった。

「髪長い奴は切っとけよ」

さらっと言われた一言が男には衝撃だった。

自衛隊は髪型まで制限があるのかと。

その日に結局坊主にした。

男は、坊主だけは絶対嫌だったが、決まりは守らないといけないため、坊主にした。

だが、面白いこともあった。みんな坊主だからか、みんなで触りあって、とても楽しっかった。

男は、風呂の時に洗うのが楽だったのが、一番坊主にして良いと思った点だ。

ちゃんと楽なんだなと思って、今後もこれでいいかなとかも思ったりした。

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