第2話 入隊初日
制服や戦闘服などが配布された。
最初に行うことは、これらのアイロンをする所からだ。
男はアイロンなんて家ではしてこなかった。
四苦八苦しながら線を作ったり、シワを伸ばして綺麗にしていった。
他の奴らもアイロンをしていき、みんな大変そうながらも終わらせた。
教官に見せに行き、ダメなところを指摘され、それを直していく。
「え、自衛隊だるw」
これが男が思った最初の感想だった。
こんなところに線を入れて何になるのか、シワがあって何が悪いのか、全く理解出来なかった。
教官は身だしなみは綺麗にしないといけないと言っていたが、ちょっとのシワすらも許されない。そんな場所だった。
アイロンでその日一日が終了した。大変な1日だった。
続くかな…そんなことを思いながら、その日は寝た。
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