第53話 キャラ設定の作りこみについて書いてみる

 前回の最後で偉そうに(?)質問を募集してみたところ、ありがたくも三奈木真沙緒さま(https://kakuyomu.jp/users/mtblue)から「登場人物キャラクターの設定の作りこみはどこまでするか?」とのご質問(でいいんですよね……?)をいただきました。

 ありがとうございます!


 というわけで、今回はさっそくそれについて書いてみようと思います。


 最近はかなり意識して、できるだけキャラを作りこむようにしてます。

 いや、もっと作りこんでる方もいると思いますが、自分としてはすごく頑張ってます。

 それこそ本編にはまったく出てこない設定や、生まれてから現在までの略歴のようなものなんかもありますね。略歴はホントにすごく簡単なものですが。


 あと名前と年齢以外で考えるのは、最低限だと一人称(俺、おれ、僕、ボクなど)、身長、誕生日、血液型、利き手(基本的に右利きしか出てきませんが……)、髪色、髪質、目の色(日本人じゃない場合)、好きな服装、アクセサリーはつけるか、食べ物や飲み物の好き嫌い、ざっくりとした趣味や特技、性格などの長所と短所、簡単な家族構成、辺りですかね。


 あとはふと思いついたら足していく感じです。

 本編を書いてる最中に思いついたものなんかも結構ありますね。

 最近書いた作品に『枕が変わると寝つきが悪くなる』キャラがいましたが、これは完全に後付けでした。


「出てこない設定や略歴まで考えるのはもったいないかなー」と思うことはたまーにあるような、ないような……。(どっち?)


「この設定出したいな」と思っても入れられるエピソードがなかったりして、やむなく出すのを諦めることはありますが、それを損だとかはあまり思わないですかね。

 もちろん、「出せなくてちょっと残念だなぁ」とは思いますが。


 逆に、設定を出したいがためにあえてエピソードを少しだけ変更したり、追加したことはあります。(笑)

 その時は出した方がよりキャラが魅力的に見えるかな、と思ったので。


 あくまでも私の場合ですが、出てこない(本編に書かない)設定などがあってもそれはそれでいいかな、と思ってます。

 もちろん出せるなら全部出したいんですけど、それやるといつ完結するかわからなくなるので……。


 あとは、今考えてる新作の設定でやってるのがキャラに対しての『一問一答』ですね。

 とある本に書いてあったのをそのままエクセルで簡単にまとめてるだけなんですけど。


 でもこれがなかなか埋まらない!


『無人島に一つだけ持っていくなら何?』という質問があるんですが、これが地味にめちゃくちゃ難しい……。


 無理に全部埋める必要もないんですが、何となく埋めておきたいと思ってしまう性格なので、これは今頑張って考えている(キャラに聞いている)ところです。



 ※※※



 今回、質問をいただいてから過去作(『腐女子が腐男子に恋したら。』以前に書いたもの)をぼんやり頭の中で振り返ってみたんですが、キャラ設定が全然できていなかったことに今さらながら気づきました。


 もちろん当時はざっくりとは考えていてそれでいいと思ってたんですが、今振り返るとホントにざっくりしすぎてて主人公の魅力がさっぱりわからない!(笑)


 作品を読み返したわけではないので記憶が少し曖昧あいまいですが、みんな平凡で似たり寄ったりな印象なんですよね。

 一応口調なんかで書き分けてはいるんですが、ここはもっと個性が欲しいなと思ってしまいました。


 で、かろうじてですが、


 ◆「戦隊ヒーローレッドは異世界でも戦うのがめんどくさい~でも召喚されたものは仕方ないのでしぶしぶ戦うことにしました~」

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860806923348


 この辺りから少しずつマシになってきた感じです。

 いや、マシとは言っても私の中ではって話なので、他の方から見ればまだまだなんだろうとは思いますが……!



  ※※※



 キャラ設定に関してはこんな感じですかね。


 今回の結論(?)は、「自分としては本編に出てこないところもかなり作りこんでるよ!」ってところかな、と思います。


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ただ呟くだけの、日記的ななにか。 市瀬瑛理 @eiri912

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