第10話 「推しメン」原案小説コンテストを振り返ってみる・6
今回は、2作目(戦隊ヒーローもの)の文字数を大幅に削った話をしたいと思います。
こちらは「【応募版】戦隊ヒーローレッドは異世界でも戦うのがめんどくさい~でも召喚されたものは仕方ないのでしぶしぶ戦うことにしました~」という長ったらしいタイトルのものです。
一応設定について触れておくと、これはメインキャラ2人分で1000文字弱でした。
思ったより全然作り込んでなかったですね。もっと書いてたようなイメージがあったので残念です。
ちなみに設定全部ひっくるめても2200文字程度です。
今確認してみて、自分でもびっくりするくらい少なかったです……。
プロットは約8000文字です。
本文が47000文字なのもありますが、こちらの方が明らかに多いですね!
ちなみに前回プロットだけで35000文字になったと話したのは、これの第2章分です。(自ら暴露して「本文を書かなければ……!」と追い込んでいくスタイル)
で、「【応募版】戦隊ヒーローレッドは~」なんですが、これは元々「戦うイケメン」に応募したものをベースにして大幅に文字数を削ったものになります。
約17000文字削りましたが、これが本当にしんどかった……!
「推しメン」の応募が始まる前に少し削ってみようと試みましたが、もうどこを削って(書き直して)いいかわからない!
とりあえず現実逃避(?)して、先に1作目の祓い屋ものを書くことにしました。
途中で一度だけ、改めてどれだけ削れるか気分転換をかねて再チャレンジしてみましたが、ここでも全然ダメでしたね……。
結局、1作目の完結直前になってから「この後(2作目)どうするよ……」と脳内会議を始めたんですが、正直ここですごい悩みました。
この時点で6000文字くらい(確か)は削ってたんですが、これ以上はもう無理なんじゃないかと思ったんですよね。
だって、まだ11000文字とか削らないといけないんですよ!?
しかも応募締切までの2~3日でとか絶対無理だと思うじゃないですか!
でも、どうしても諦められませんでした。
結果的にはギリギリまで削ってどうにか応募はできましたが、あまりにも作業が大変すぎて何度も心が折れそうになりました……。
元々がそれほど文字数の多い作品じゃなかったんで、削れるエピソード自体がほとんどないんですよ!
それでもどうにか「わたし」を「私」に変えたりなんかして、懸命にあがきながらちまちまと文字数を削ったわけです。
常に「やっぱり今回は諦めてもいいのでは? いやでも……!」と、自問自答を繰り返しながら作業してました。
さすがにもうやりたくないですね……。
無理やり文字数を削ったんで出来上がりはまああんな感じで、本家の劣化バージョンみたいになってしまいましたが、「応募する」という本来の目的は果たせたのでその点では頑張ってよかったかな、と思ってます。
ここまでして応募することにこだわった理由は、次回に回したいと思います。
◇おまけ
気づいてた方はほとんどいなかったんじゃないかと思いますが、1作目のキャッチコピーはかなり迷走してました。
なかなかしっくりくるものができなくて、自分でも何度変えたか覚えてないくらいです。
周りの作品のキャッチコピーを見て、どうやったら少しでも目立たせられるか、読みたいと思ってもらえるか試行錯誤しました。
文字数もギリギリまで使いましたし、色も目立つように赤にしたり、他にも細かいところまでこだわったんですが、結果的に今のもので落ち着きました。
効果のほどは正直わかりませんが、少しくらいは効果があったと信じたいです。
タイトルについては、時間がなくて「とりあえず(仮)でいっか。気になったら後で直せばいいし」とざっくりつけましたが、結局直すのが面倒になったのと、毎日見てるうちに違和感を感じなくなったのでそのままにしました。
ちなみに2作目のキャッチコピー&タイトルはいまだに迷走中です……!
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