第13話 竜とフルールの睡眠
我達は住処に帰ってきた。そのため、「ここでしばらく何事もなければよいのだがな」と思った。フルールも、こちらに戻ってきたからか、しばらく寝ると言っていた。
しばらくして、フルールが起きてきた。
「ルジェ様、私どのくらい寝ていましたか?」
「今は3時くらいだと思うが……。どちらにせよ、まだ寝てた方が良いのではないか?じゃないと、まだ夜は深いぞ」
「そうしますね」
「我も寝る」
そして、我達が寝た。しかし、起きると我のすぐ隣にフルールがいた。
「もしかして、お腹が空いたか?」
「むにゃ……ルジェ様のいい匂い……」
「はあ、寝ているだけか……。それにしたって、我の匂いを嗅がれるのは、変な気分だな」
結局、フルールが起きたのはそれから2時間後の事だった。その時フルールはとても取り乱した様子で、慌てていて、とても可愛かった。
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