第9話 希望の星を与えないの


雨夜の星を見てみたい 見ることが出来たら


きっと私は何もかもが良くなって


かつての元気と溌剌で満ち溢れていた


自分のように毎日が楽しく過ごせるはずなのに



誰も希望の星を与えてくれない 


雨の夜の星は薄暗い赤で灯の雫が


窒素で凍った不純物のように雨に打たれながら燃えているだろうか



雨は天界から私に拙いメッセージを贈与しているのだ


受け取りたくないの受け取らないと



私の人生は呪われるのだ 私の人生は一体何だったのだろう



引け目を感じるために生れて来たのだろうか


失望を周りに与えるために生れて来たのだろうか


自分自身を傷つけるために生れて来たのだろうか



雨夜の星よ 答えておくれ お前ならこの意味が分かるはずだろう

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