第9話 ブラックエンペラーという暴走族
「……ろん? 龍? ヤメロ! その言葉は!」
ロン、という言葉を聞くなり態度を
「どうしてです?」
「お前、このゲームをやっていて王 龍丹の名前を知らないのか?」
「王 龍丹って誰?」
「さぁ……」
「いいか? 王 龍丹というのはな」
「悪党なんだよ!」
「悪党?」
「あいつのお陰で俺の株は大暴落さ!」
「もしかして、株のディーラーですか?」
「その通り! 俺の株が1万円割れしたのもあいつのせいなんだ」
彼が悪党ならば、携帯電話でブラックリストに登録するであろう番号であって、ホワイトリストに登録したくない番号だろう。
ブラックリストブロックだと、結局違う番号を使って詐欺をされると対応できなくなるが、ホワイトリストだけの着信(電話帳登録している番号だけを着信させる機能)だと、その回線だけに集約される。
例えばストーカーされている人間が、警察の番号だけをホワイトリスト登録していれば、その警察の回線に集約されるかもしれない。狙われている人を狙うその回線を監視できるかもしれないのだ。
ホワイトリストとブラックリスト。
ウインドウズ10では、白と黒の基調の画面で、一方が黒にした時、必然的にハッカーが画面を監視している時に、ポジとネガで黒地に白文字と、白字に黒文字が打ち消し合う事で、ハッカーの画面をブラックアウトかホワイトアウトさせる事が出来る。
ハッカー対策だが、そのハッカーがその対策をしているかもしれないのは当然。
嘗て関東地方一円を支配した関東暴走族連合の「ブラックエンペラー」茨城がに存在したが、決して今の上(きんじょう)天皇と申し上げる当今(とうぎん)とされる現在の天皇陛下の呼び名が、下居の帝として、幕府に反逆しようとした天皇が上皇になった後で幕府に反逆した歴史があったが、体制側に反逆した嘗ての天皇が悪のブラックエンペラーと言う事ではない。
第九話 了
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