第9話 2体目はヒットマン?
「キュッキュッキュッ」
とりあえずテイムのために集めたキュア草をレイセンに与えながら育成方針を考えていると
「キュゥッ!」
っとキックラビットが文字通り跳び出してきたが鈴仙が
「キュル」
っと人鳴きすると目の前に墜落して見るからに落ち込んだ様子で起き上がらなくなった
「おーい大丈夫かぁ。お前怪我してるようだし何言ったかわからんが俺のレイセンがなんか言ったたみたいだし‥これでも食うか?」
「キュゥ..キュゥ」
とりあえず鈴仙にあげていたのとは違うキュア草をあげるともそもそと食べ始めた。
あれ?こいつも腹側が少し薄いけど全身真っ黒だしレアモンスだったりしないよな
種族 ボーパルラビットLv10
HP5/14
全身真っ黒のキックラビットの特殊個体
死を運んでくると言われているどんな相手にも一撃首折を絶対主義とし失敗すると真剣勝負を仕掛けてくる
相手から襲われると全力で逃走する
鑑定するとそのまさかだった。鑑定のレベルも上がったらしく説明文も少し詳しくなった。
それにしてもいいのかいきなりこんなレアモンスに連続で会って!まぁ会ったもんは仕方がないテイムさせてもらいますか
「今からお前をテイムするけどいいか?」
「キュゥッ!」
そう言ってボーパルラビットはキュア草を食べるのをやめキュア草のおかげで治った前足で俺に触れた
「よしわかったいくぞ“テイム”!」
《ボーパルラビットのテイムに成功しました》
《ボーパルラビットに名付けを行ってください》
テイム成功!さてステータスは
名前 種族 ボーパルラビット♀Lv10
HP 14/14
MP 25/25
STR 25
VIT 4
AGI 30
INT 5
RES 6
DEX 21
LUK 9
STポイント 10
種族スキル 蹴り術12 忍足8 認識阻害10
戦闘スキル 暗殺術3
補助スキル 気配察知3
称号 首狩兎
説明 ボーパルラビットである証
効果 自分のヘイトを少し下げ相手にバレにくくなる
ヒットラビット
説明 相手の急所への一撃で多くの敵を倒した兎の証
効果 暗殺術と気配察知の取得
お前もメスかいな、まぁそれはしょうがないとしてこの称号のネーミングセンス!なんだよヒットラビットってヒットマンな兎ってことか!…はぁ突っ込んでも仕方がない名前考えますか
「よしきたお前の名前は“ナギサ”だ」
今回は懐かしきタコ教師と生徒の暗殺青春漫画から名前をいただきました。あの作品まじで好きだなんだよなぁ
俺がそんなことをぼんやり考えていると
「……キュゥ!」
自分の名前を噛み締めていたのか少し黙っていたナギサがまた俺に前足で触れて鳴いた
「気に入ったのかそりゃぁよかった」
さっき俺のテイマーのレベルが10になった時一緒に行動できる従魔の数が2匹になっててよかった。ちなみに最大テイム数は最初と変わらず5匹のまんまだったけどまだ従魔を預けられる場所を確保してないからこれ以上今はテイムできないけどとりあえず攻撃要員が手に入ってよかったこっちも紙耐久だけど
当分俺はタンク役かな
「一旦街に戻るけど街に近づいたら俺のそばを離れたり暴れたりすんなよ」
「「キュッ!…モソモソモソモソ」」
元気に返事したかと思うと2匹ともキュア草をまた食べ始めた
「「Zzzz ……(_ _).。o○」」
街に戻ろうと思っていたのにこの兎達ときたらキュア草を腹一杯になるまで食べたと思ったら草原に疎に生えてる木の下でお昼寝をし始めやがった
まぁ可愛いしいっか、寝ている2匹のそばに座って2匹を撫でていると眠くなってきた
「ここセーフゾーンか街じゃないからPKはされるかもしれないけどモンスターからいきなり襲われることはないから俺も寝るか」
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「………う、う〜ん..。あぁ昼寝してたんだっけ。えーっとなんか起きてないよな」
そう思ってログを漁ると
《称号“夢の世界へ”を取得しました》
《称号“●●●●からの興味”を取得しました》
また出ました黒丸称号、効果は?
●●●●からの興味
説明 ●●●●から興味を抱かれた証
効果 豈榊アア鄒翫→蟄仙アア鄒翫→邵√′縺ァ縺阪k
こっちも文字化けですかもう一つの方は
夢の世界へ
説明 この世界内で寝て夢を見た者の証
ようこそ夢の世界へ
こっちは効果なしの記念称号かな。確かに夢を見た気がするけど内容は覚えてねえな、
「おーいうさ公達起きろ街行くぞ」
もう日落ちちゃったしって今リアルだと何時だ!
14:43
そうだったこのゲーム時間加速3倍かかってんだった。焦ったー
ゲーム内時間だともう20時過ぎか21時過ぎたら門を閉めるって門にいた衛兵のオッチャンが言ってたし少し急ぐか
「おーい急ぐぞ!でも、俺から離れすぎんなよプレイヤーからは友好NPCのカーソルだから従魔ってわかるはずだけど念のためな」
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