第8話 初戦闘と初テイム

「キュゥ!」


 よしまずは鑑定


 種族 キックラビットLv3

 HP 7

 脚力が特徴の兎の魔物

 セントリア全域に生息している


 まだ鑑定のレベルが低いせいかステータスとスキルは見えなかったがHPが見えるのはありがたい


「キュキュゥッ!」


 そんなことを思っていると突進してきた


「よしっ初戦闘行ってみよう!」


 左手で持っていた初心者の長棍を下段に構えて突進してきたキックラビットの頭に突き入れる

 ヒット!


《クリティカルヒット》

《キックラビットを倒しました “蹴り兎の毛皮”を手に入れました》


 おっ!クリティカルヒット、幸先いいな

 さて兎狩りじゃー‼︎



 —————————————————————————————————————————



《クリティカルヒット》

《キックラビットを倒しました “蹴り兎のもも肉”を手に入れました》

《テイマーがレベルアップしました》


 よしっ!テイマーレベル10!

 ここまでざっと兎80匹ほどか、思ったより早かったな。と言ってもゲーム内時間正午ちょっとから狩り始めてもう夕暮れ時になっちまったけど

 ちなみにキックラビットからは“蹴り兎の毛皮”、“蹴り兎のもも肉”、レアドロップの“蹴り兎の耳”がドロップした


 さてとステ振しますか


 名前 クロス  種族 人間

 職業 獣使い《テイマー》Lv1→10 副職業 錬金術使いLv1→4


 HP 36/36

 MP 40/40

 STR 16→21

 VIT 10→12

 AGI 15→19

 INT 17→24+2

 RES 10→17

 DEX 15→23

 LUK 17→21

 STポイント 14

    ↓

 HP 40/40

 MP 41/41

 STR 21→23

 VIT 12→15

 AGI 19→25

 INT 24+2

 RES 17→20

 DEX 23

 LUK 21

 STポイント 14→0


 クラススキ 調教術テイム1 指示1 錬金術1 鑑定8 薬草知識1 魔法知識1

 武術スキル 棍術1→8 剣術1 体術3

 魔法スキル 光魔法1 闇魔法1 無属性魔法1 支援魔法1→3

 生産スキル 調理1 整備1

 補助スキル 忍足1→4 魔力感知1 魔力操作1 手加減1 急所突き1→3


 称号 初称号取得者

    初スキル取得者(クラス)(武術)(魔法)(生産)(補助)

    根源への兆し

    小鬼ゴブリン好敵手ライバル

    従神(レイサ)の親友

     説明 プレイヤーをこの世界に送る案内人の1人から親友と認められた証

     効果 特定のNPCの高感度上昇

    ●●●からの興味

     説明 ●●●から興味を抱かれた証

     効果 蜷崎ェ峨@髮」縺阪◆縺。縺ィ邵√′縺ァ縺阪k

    一撃必殺

     説明 急所に一撃で自分と同じかそれ以上の敵を連続で倒した者の証

     効果 クリティカルの判定補正小


「何これ‼︎この伏字と文字化けの称号何!それにレイサさんの親友のなっちゃったよ」


 ふぅ。称号のことは一旦置いといてβテスたーがいっていた通り戦闘職はモンスターからの経験値が主で生産職は関連スキルを使用や職ごとの生産行動による経験値が主だって話は本当らしいな

 あと棍術の熟練度が5を超えたことで直線突きの“スラスト”を習得した。まぁこれは槍でも覚える突きが使える武器なら誰でも覚える基本技だ


「さてもうそろそろ初テイムするモンスター探しますか」


「キュル」


 うん?今まで聞いたことがない兎の鳴き声が聞こえてきたぞ


「キュルル♪」


 何あれ真っ白で小さいキックラビット?とりあえず鑑定、鑑定


 種族 フォーチュンラビットLv7


 HP 5/5

 キックラビットのアルビノの特殊個体

 幸運を運んでくると言われているがとても警戒心が強く逃走能力が非常うに高い


 レアモンスターきたー!絶対テイムしてやる

 呑気に草をんでるがどうしたものか一様忍足スキルは持ってるけど多分気づかれるしなぁ

 とりあえずもう一度鑑定してみるか


 キュア草 ⭐︎1 品質 最低

 源大陸全般に分布している薬草

 食べるとHP5回復する

 最もスタンダードな薬草で最下級ポーションの材料になる

 草食の魔物の主食

 齧られているため品質は低下している


 あれ?間違えてフォーチュンラビットの食べてる草の方を鑑定してしまったらしい。あれこんな詳しい鑑定結果が出るのってもしかして薬草知識のおかげか?

 でも興味深い文があるぞ“草食の魔物の主食”だと、これテイムに使えねえかな

 思い立ったらなんとやらださっそくあいつを見失わないようにしながらキュア草集めますか


「キュルゥ..キュルゥ..Zzz」


 あいつほんとに警戒心高いのか?キュア草食い終わったら腹見せて眠っちまったぞ

 もしかして今なら近づいてテイム使えるか?


「“テイム”」


《フォーチュンラビットのテイムに成功しました》

《フォーチュンラビットに名付けを行ってください》


「嘘だろオイ」


「キュ?」


「お前俺にテイムされたのわかってるのか?」


「キュッ」


 いちよう俺が言いたいことは伝わっているらしいし俺にテイムされてる自覚はあるらしい

 まぁいいか、なんとも言えないがとりあえず初テイム成功!


「キュッ!」


「あーはいはい名付けね」


 とりあえず鑑定してステータス見てから名前決めるか


 名前    種族 フォーチュンラビット♀Lv5


 HP 5/5

 MP 30/30

 STR 7

 VIT 3

 AGI 25+10

 INT 9

 RES 10

 DEX 5

 LUK 30

 STポイント 5

   

 種族スキル 蹴り術3 逃げ足12 幸運3

 戦闘スキル 回避術8

 補助スキル 素早さ上昇10

 称号 幸運兎

    説明 フォーチュンラビットである証

    効果 自身と仲間のあらゆる確率を少し上げる

   脱兎

    説明 戦闘相手から何度も攻撃を喰らわず何度も逃げた兎の証

    効果 回避術と素早さ上昇の取得


「お前メスだったのか………決めたお前の名前は“レイセン”だ」


 分かる方はお分かりだろう。そうだよかの同人美少女シューティングゲームの兎からいただいたよ

 ちなみに患部に届いてすぐ溶けるほうの兎ね月にいるお姫様達の二代目ペットの方じゃないよ♪………この説明伝わるかな


「キュゥ♪」


「おっ嬉しいかそりゃよかった。それじゃあこれからよろしくなレイセン」


 俺がそう言うと鈴仙は後ろ足で立ち上がり任せろって胸に左前足を持っていった


「キュッ!」


「いやお前紙耐久のうえ攻撃手段超近接しかねえじゃん」



 —————————————————————————————————————————

 作者から

 これからは作中で新称号や新スキルが出た時は簡易ステータスを出してレベルが区切り良い時にステータスを作中で出していきます

 章の終わりにも章終了時点での見方のその章で得たスキル称号の解説を載せたステータスを出す予定です

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