第2話  ルール説明



こいつ、今なんて言ったんだ?




デスゲームだって?






『もう一度言いましょうか。』


『君たちにはこれからデスゲームをしてもらいます』




「どういうことだ?」


「なんで私たちが!」


困惑した声が各地から上がる。



『ルールは簡単。全部でいくつかのゲームをこなし、生き残るだけ。』


『生き残るためには何をしてもいいです。人を殺したり、ものを盗んだり』


『ここは社会より隔離されている場所なのでね』



「い、生き残ったらなにかあるのか?!」


『そうですね……もし、生き残ったら、1億、いや、50億と一つ願いを叶えましょう。』


「それならやってもいいかも…?」


「そうだね……‼」


「絶対生き残ってみせる……!」



あちこちから肯定的な声が聞こえてくる。



金でやる気を出すとは……



やっぱりこの世は金なのか……?



そんな中、一人の男が叫んだ。


「50億?!だがそんなの生き残れたらなんだろ?!そんな無理ゲーやるわけ無いだろ!!俺を解放しろ!!」


中肉中背の冴えない男だった。


顔がとても怖いが、恐怖で失禁したらしく、怖さが半減している。


『それはできかねます。』


「なんだと?!この俺に楯突くのか?!俺はあの有名な犯罪組織‘’黒真珠ブラックパールの__」


グシャッ


「………は?」


叫んでいた男が目の前で潰れた。



「…き、きゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」


一拍遅れて悲鳴がこだまする。


『おっと、言い忘れていました。』


『このゲームに拒否権はありません。もし逆らったらこの男のようになりますよ』



「こりゃpeopleには刺激が強すぎるね。あたしたちは大丈夫だけど」


「ここで発音良く言うな……w」


笑っちまうだろうか…ww


「きゅるんっ」


「……」


「その顔やめえ」







『さて、早速第一ゲームに入らせてもらいますよ。』


『第一ゲームは……』









なんで溜めんだよ、気になるじゃんか












『鬼ごっこです!』




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ある日気づいたら拉致られてデスゲームに参加することになってるんだが??……まあ生き残ってみせるけどさ ちょこましゅまろ。@忙しいので活動休止 @oshigatoutosugitekomattemasu

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