第4話

中学の卒業式の日の晩に、ボクの部屋で、女子の友達の結衣ちゃんとえっちした。

卒業式終わって、ボクの家に遊びに来てくれた。

えっちと言っても、ボクの体は女の子みたいだから、結衣ちゃんとするえっちも、女の子どうしでするような感じのえっちだ。

でも、ボクも、結衣ちゃんも、2人でする女の子どうしのえっち、大好き。


なんとなく、いつも部屋にいる霊も、喜んでくれてるみたいだった。

その霊も、女の子のように思えた。

霊は、ボクのこと、めっちゃ好きみたいだ。

昔、もしかして、会ってたのだろうか?昔、その子と愛しあってたのかな?

とにかく、霊の女の子は、毎晩、ボクのことを愛してくれている。

夜、結衣ちゃんと2人でえっちしていても、霊の女の子も、なんとなく嬉しそうにしてくれているのを感じる。


家は、京都にすぐ近くの大阪にある。

電車で2駅も行ったら、もう京都府になる。

そんな土地柄だからか、部屋にいる女の子の霊も、もしかしたら、女流作家とかなのかなあ~って思ったりもする。何か、そんな雰囲気も、漂ってる気もする。


府立高校に行きはじめて、自転車通学で、高校の近くへ行くと、なんとなく霊を感じる場所あった。

なんだろうな~?って思っていたら、その、霊を感じる場所を入って行くと、あったのは伊勢寺だった。

百人一首とかで知られている伊勢さんの暮らしていた庵だった場所で、今は伊勢寺となっていた。


えーっ?こんなところに伊勢さんの伊勢寺あったのかあーって思った。

百人一首の伊勢さんの句とか好きだったから、まさか、こんな、高校の近くに伊勢さんのお寺あったなんてーっ!て思ってビックリした。


でも、毎日、自転車で、その伊勢寺のあたりを通ると、なんだか胸のキュンキュンしてくるような気になってくる。

なんだか、めっちゃ懐かしい感じもしてくるから、昔、会ったことあるのだろうか?って思った。

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