第3話

修学旅行の帰りの電車の中では、女子の友達と、中2の頃に住んでた沖縄の話をしながら、めっちゃ盛り上がって、大阪に戻った。

本当に、友達の出来る魔法だったのかもなあ~って、善光寺で会った女子高生のお姉さんたちのことを信じてしまった。

それから、女子の友達いっぱい出来た。


中学の近くには、ちっちゃな森みたいなところあって、学校の帰り道に、女子の友達と、そのちっちゃな森を通ると、いつも、軽くチュッてキスして帰っている。

中学の近くのちっちゃな森、ボクは大好き。

緑の木々や、色とりどりの草花や、そこで飛んでる可愛い鳥たちや、蝶々なども、ボクは大好き。自然な風景、めっちゃ好きなんだ。

そんな、自然な景色の中で、学校の帰りに、女子の友達とするキスも、ボクは好き。

女子の友達と、木陰で自然に抱き合っている。これも、女子高生のお姉さんたちの魔法なのかなあ~。いいな~、女子高生のお姉さんたち。ボクも女子高に行って、女子高生になりたいなあって本当に思う。


善光寺の修学旅行から帰ってきてから、ボクの家の部屋では、毎晩、霊の存在を感じている。

夜、寝ていると、ボクを優しく抱きしめて愛撫してキスしてくれているのを感じる。

もともと、ちっちゃな頃から女の子みたいな体のボクも、部屋にいる霊に、毎晩、優しく愛撫されてるうちに、ますます女の子の体になっていった。柔らかくて、めっちゃ曲線的な可愛い体に。

顔にも毎晩キスされてるうちに、本当に女の子みたいな可愛い顔になってきた。

これも、善光寺で出会った女子高生のお姉さんたちの魔法 なのだろうかって思った。

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