エピローグⅡ Ending of another world
「ひと思いにやってくれ」
それにしてもさんざん話し合った結果だったし
「ガッツだぜ!!」
こんな大事な時に
◇
少年は
少年が
『
って言いながらも、少年の頭を不器用ながらに
例の力を失って以来、少年に何の
毎日のご飯は、
……そう! 何一つ、何一つとしてそんなゲスいことだってそれ以上の
そ、それにあたしの好みのタイプってのは……!
周りの人達には少年の事情は話してはない。どうせ誰も信じないだろうし、教団から行き場の無いところを引き取ったってことにしている。
「結局、俺も“あいつ”と一緒だったんだろうな。自分の存在を、知らず知らずの
分かってる。もう
あれ? よく考えたら
「
あたしは、両親を
人々を救う
それでも、決して許すことなんて出来ないと思ってた人達が、
「もしも、俺一人で教祖を消してしまってたら……何もかもが終わってたんだろうな。たった独りで
その行為が
無責任な人達の
「じゃあ……あたしの目を見て」
あたしだって覚悟を決めた。これから先どんなことが起こるのかは分からない。あたし自身どこまで役に立つのかなんてそれこそ分からないけれど、それでも……それでも
だから、ここで……。
「
はい?
「実は俺さ、全然さっぱり分かんないんだわ」
はっ?
「パンツ当て出来るって言ってたろ? あれ全部
はいいいいいっっっ!?
「そんなの分かる力なんて、ある訳ないよな」
わははって笑う
「当時さあ
は……(はああああああ!!?)³⁸⁴⁰×(はああああああ!!?)²¹⁶⁰=天文学的はああああああああ!?
「スマホも持ってない漫画もゲームも買えないって、でも『お父さんとお母さんが幸せならいいの』って
いやいやいや!? ここにきての“過去
「その話聞いてさ(←あたしの話全然聞いてねえけど!?)、実は
そ、そう言えば……今考えればあの当時のあたしって……ちゃんとした下着のお店になんて入れもしなかったし……商品のラインナップも値段もさっぱりだし、ミ〇キーパンツなんて全くもって縁の無い生活だったからJK
「瞳がさあ、
そ、そんな……!!
「だけど、余計なお世話かもしれないって……でも、親が子供の何もかもを
「だからさあ、パンツが分かるとか全部大嘘だったんだわ。
「だから、事前に全部聴いてたって話。瞳が仕入れた
やっぱりこれ全部事件だろうがあああああ!!!! お巡りさん達の中にお巡りさんはいますかあああああ!!
「まあ、そんなことだよな。世の中にある不思議な話ってのは
これって結局パンツ代をいつもありがとうございました! って感謝すれば
すこぶる
……いやちょっと待って? まさかのもしかでひょっとして、あんたの職場の人達も全部その話知ってたとか?
「ああ、俺隠し事嫌いだしな」
嘘
うわあああああああああん!!! 警官の人達の中に本当の警官の人はいますかあああああ!!!
「さあ、ひと思いに俺の力を消してくれ!!」
あんたの存在自体消してやるからあんたの力をたった今
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