第4話 城下町〈異世界〉にて
あちこちに
国から“貸し出された”勇者装備一式は、プレートアーマータイプの
何とかそれらしく頑張ってポーズを重ね
勇者の剣もよくある
何をどうもってしても、やっぱりこれって
実戦なんて関係無い、何らかコレクターズアイテムの
何がどうであれ、元の世界でごく普通の学生だった俺が今着こなすには重過ぎて、中身ごとただの置物と化すんじゃ? ってことで、
「ここは、シンジュウクカブキチョフの
宿屋“アパ”の
「勇者特権グループにウチは加入しておりますから、
今、“勇者特権グループ”って言ったよね? あれ? 対象の勇者が俺だけならそんな商売成り立つ? そもそも、勇者特権自体が
「ノーマル勇者自体は、この世界の人間から幾らでも
いや全部
じゃあ俺は、一体この世界で何をどう
「魔王はいなくなりましたけれど、
ATMが宿屋に普通に
一階にある酒場、こっちは女主人の
あやふやな
旦那さんは結構な
「勇者の
カウンターテーブルに出されたのは、酒場に
「
こっちの世界とあっちが
マ〇クとかケ〇タまで有りそうだし、消えたドナ〇ドが実はこっちに転生してたとか、十分考えられる話だったりが空恐ろしい。
「旦那……ランラ〇ルーは知ってるかい、あれにはねえ……」
やっぱり聞かない方が
でもこれで、なんだかんだ異世界の
ちなみにずっとこっちの言葉も文字も、この目(耳)が
言葉に文字に、確かにそれらが
正直な話、今
もう一度死んでもこっちに帰っては来られるらしい。いやしかし、この
ならば、今やるべき
その上で、フルコースに並んだみたいなこの豆腐メンタルを何とかしないといけない。
そして、“ご”の言葉が絶望へと
戻るも戻らないも、
そうだろ! もっと“時を”超えてさえ、今より誰より
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