第15話 友達を虐めている貴方に

友達を虐めている貴方。


貴方は可哀想な人間です。


想像力が欠如した人間です。


他者を苦しめる事でしか安心を得られない人間です。


悪い事だと理解できているのに、遊んであげてるんだ

と、一番大事な自分の心に噓をつく人間です。


仲間から、はぶかれるのが怖い臆病な人間です。


周りのストレスに押しつぶされそうな人間です。


弱くて可哀想な人間です。


他人を苦しめて得る快感は、

将来、貴方の社会人生に、

悪影響を及ぼす。


だから、逃げなさい。


今いる、虐る場所から逃げなさい。


カウンセリングを受けなさい。


病院へ行きなさい。


その場所にいてはいけない。


自分の心を助けてあげなさい。


私は貴方が心配です。


私は貴方が可哀想で仕方ない。


逃げなさい。


早く逃げなさい。


一時の快感を得るために

他人を苦しめる、

それでは貴方が惨め過ぎる。


逃げなさい。


早く逃げなさい。


「やられる方が悪い」

そんな大人の詭弁に乗ってはいけない。

そんな詭弁を言う大人は

絶対に貴方を助けてはくれ無い。


その場所から、早く逃げなさい。


社会が悪い

大人が悪い

と責任転換しても

社会も大人も

貴方の主張を軽く揉み消し

嘲笑うだけ。


だから、自分で自分を守るのです。


逃げなさい。


自分が他人を虐めている

その場所から

逃げなさい。







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