第6話

「じゃあ、守はこれで人のものだから、もっとモテちゃいそう」


「は?」


「みーんな、守と不倫したくなるんじゃない?私から奪いたくなるってこと」


なんか顔近いし。


「なんでだよ…ん…」


「かわいい。みんな守を独り占めしたいはず」


うっ…耳…舐められてる…。


「ますますそそられちゃうね〜」


今度は顔をガッチリ掴まれて、キスされる。キスがこんなに気持ちいいなんて、知らなかった。おかけで俺はキスだけでどうにかなりそうだ。


「守はすぐ元気になっちゃうね。かわいい」


「…は、キス長いってば」


太腿の上に手を置かれた。スウェット越しにその手を動かされる。


「守、素直に反応するともっとよくなるよ?」


「…だったらそれやめてよ…」


ぞわぞわしてやばい。


「えー?これをこうして欲しいって?」


「あっ!バカ!」


「スウェット越しに愛でるのいいわ〜。うーんいい感じ〜」


「や、やめ…」


「やだー。そんな煽らないで?」


「煽ってねぇーし!」


みどりにやられ放題だ。こいつ、相当の変態なんだよ!

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