本編裏話・追記

ラーメン

 書き忘れがございましたので追記いたします。


 まずは前置きとなります本稿序章の引用からです。


  *


 (前略)元世界での「西暦」は年数を少し進めて1996年7月16日としています。回想部分の舞台となっているのは福島県二本松市で、年代ともども後の展開を見据えての設定です。


  *


 ここで触れている「後の展開」というのは六章終盤~七章、ゆめみかんで出された一杯のラーメンをきっかけとする一連の出来事に相当します。


 ご当地ラーメンブームの嚆矢となった喜多方ラーメン、加えて某ラーメンチェーン店の創業地がいずれも同県ですので、献慈や馨に馴染みがあったのもそれらであると考えられます。


 馨の出身地は広島市ですが、彼女が地元にいた頃に広島ラーメンがブランドとして確立されていたかは微妙なところです。よって料理長・若蘭 (ルォラン)が再現したイメージは喜多方ラーメンに近い説を取りました。


 ちなみに献慈がアイデアを出して「献ちゃんラーメン新発売!」というネタをやろうと思ったのですが、さすがに悪ノリが過ぎるだろうと没にしました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る