　第四章は後半へ向けての「溜め」「前フリ」部分にあたります。

　よって深掘りできることがあまり多くはありません。今回文量が少なめな分は次回へ回したいと思います。

・ヨハネス・ローゼンバッハ

　彼の使う剣技はずっと以前に考えた別作品用のアイデアを利用していたりします。

　前章の三兄弟周りもそうですが、イムガイ以外の諸外国の設定など、本筋に影響しない要素はアイデアノートから持ち込んだ部分が多々あります。

・篠辺珠実（しのべ・たまみ）

　今でこそふくよかな彼女ですが、胸囲と腰囲だけは二十年前と変わっていないらしいです。諜報任務では忍術を使ってその頃の姿に変身することもあるそうです。

　ただ、今の姿のほうが好みだという同僚もちらほらいるとかいないとか。

・篠辺安珠（しのべ・あんじゅ）

　〝鬼哭天女〟という異名の由来は帰国子女だから……というのは秘密です。

　他人の恋愛相談によく乗るタイプですが、自身は恋愛下手。彼氏を嫉妬させようとして怒らせてしまったり、甘やかしすぎてナメられた上に浮気されるなど散々です。

　次の恋こそは誠実に向き合おう、と誓って早一年。いいお相手が現れるといいですね。

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