【人物】ラリッサ/ジオゴ/???/ユェン
ラリッサ・アルモニア・マシャド
Larissa Harmonia Machado
生年月日
新星暦1871年4月5日
年齢/性別/種族
18/女/ヒト (マレビトクォーター)
身長/体重/スリーサイズ
167cm/59kg/87 (B)・56・88
容姿
ストロベリーブロンド、ゆるふわサイドテール。瞳はアースアイ (緑の中に橙色)。
ナチュラル褐色肌。顔のパーツはくっきり。八重歯あり。ギャルメイク。
鳩胸。腰高で手足が長い。
ピアス穴は右耳が2、左耳が3。左手にピンキーリング。仕事時はアクセ控えめ。オフ時はバングル、ヒールも。
祖母がきっかけで始めたアロマ。お気に入りはバニラ、ローズ系。
国籍/出身
パタグレア共和国/エイラズー
家族
母方の祖母・馨 (故人)、父・ジオゴ、母・美名子 (46)、兄・ファビオ (23)
性格
ギャルくて人懐っこい。ボディタッチ多め。まず怒らないが、キレるとヤバい。目の前のことよりも、先に結果を求めがち。
お祖母ちゃん子。妹気質の甘え上手。人に対する好き嫌いはあってもギスギスするのは嫌。みんなに仲良くしてほしいタイプ。
趣味
アロマ、漫画・小説 (冒険活劇、ピカレスクもの)
特技
ダンス、パーカッション、日本語の読み書き
好きなもの
ヒトデまんじゅう
嫌い・苦手なもの
ホヤ
生い立ちなど
幼少時は身体が弱く (※)、剣術などを習得する機会に恵まれなかった。気落ちするラリッサを気づかってくれたのは祖母の馨であった。
祖母からは様々なことを教わったが、中でもラリッサの興味を引いたのは、ユードナシアの話だった。このとき聞かされた入山献慈の名は、異世界の強い印象とともにラリッサの心の内に刻まれることになる。
祖父母・父母とも地元の有名人ゆえの重圧は、当初ラリッサをガリ勉に駆り立てる。暗い学校生活に転機が訪れたきっかけもまた祖母の昔話であった。若き馨が密かに憧れつつもなることが叶わなかった存在――老境に入った祖母を元気づけるため、ラリッサは自由できらびやかなファッションを身に纏う「ギャル」へと変貌する。
憧れはとどまるところを知らず。祖母や父親と同じ烈士を目指して鍛錬に励む一方で、勉学も怠ることはなかった。一般入試で入った地元の大学を近々卒業見込みである。
ちなみに得意のカリオン舞闘術も大学のダンスサークルで身につけた。
※祖母から隔世遺伝した異能 (冷気)が体温調節に悪影響を及ぼしていたため。その後祖母の話からマレビトの存在を知り、能力を自覚したことで体調は徐々に好転した。
イメージフラワー
ジャスミン……素直、愛嬌、官能的
*
ジオゴ・マシャド・ドゥアルテ
Diogo Machado Duarte
生年月日
新星暦1842年8月27日
年齢/性別/種族
47/男/ヒト
身長/体重/スリーサイズ
195cm/134kg/126・91・105
容姿
褐色の肌。コワモテだがつぶらな瞳。ドレッドヘアを後ろで束ねている。口周りや顎にヒゲ。ヘビー級のゴリマッチョ。
国籍/出身
南洋大陸→パタグレア共和国/エイラズー
家族
妻・美名子 (46)、息子・ファビオ (23)、娘・ラリッサ
性格
優しくて子煩悩。さまざまな国の武道書や美術書を独力で読みこなすインテリでもある。
趣味
押し花作り
特技
洗濯、アイロンがけ
好きなもの
ネコ、マシュマロ
嫌い・苦手なもの
大型犬、声の大きい人 (内心ビクゥッてなっちゃう)、脇腹をくすぐられること
生い立ちなど
南洋大陸出身の一等烈士。〝タイガー・プランジ〟 (Tiger Plunge)の異名で知られる、巳九尼流の剣豪。
カルロスと馨の娘婿であり剣術の弟子の一人。直接の師匠はカルロス。
兄弟子が道場を継ぐことが早々に決まったため、自身は烈士の道を目指す。
巳九尼流の剛剣に耐えられるよう、刀ではなく刃が分厚いファルシオンを用いている。その踏み込み・打ち込みの迅さは虎の如しと恐れられる剣豪。
家庭では豪胆かつ奔放な妻の尻に敷かれつつ、娘の意志を尊重する良き父親である。
烈士稼業は50歳で引退し、娘に道を譲ろうと考えている。
『マイシュ事件』
ヴェロイト帝国西部・マイシュ村。20数年前、領主は烈士たちに護衛要請を出す。遠方出身者や外国人ばかりが集められた中に、若かりしジオゴもいた。
だがその実、護衛依頼は隠れ蓑であり、ジオゴは現地で出会ったヨハネス・ローゼンバッハとともに領主の身辺調査しに訪れていた。
領主は領民を虐げ、暴利を貪る悪政を敷いていた。武装蜂起が噂される領民から身を守るため、さらには周辺からの非難を免れるため、わざわざよそ者を中心とした護衛を雇い入れていたのだ。
ややあって証拠はすべて明るみとなり、反乱は未然に防がれた。
しかし一方で、浅ましい俗物の企てに乗せられた者たちのメンツは丸潰れだった。怒る烈士たち中には、イムガイ出身の勘解由小路美法――澪の母親の姿もあった。
義憤に燃えた美法は、居直る領主を村人たちの前で滅多打ちにする。ジオゴはヨハネスとともに私刑を阻止するも、過剰制裁の廉で美法は後に国外追放となるのだった。
イメージフラワー
サルビア……尊敬、知恵、家族愛
*
カヲル・サナダ・マシャド
Kaworu Sanada Machado
生年月日
西暦1979年 (新星暦1816年)7月31日
年齢/性別/種族
享年73/女/マレビト
身長/体重/スリーサイズ
164cm/51kg/77 (A)・59・87
容姿
黒髪、薄茶色の瞳。八重歯あり。細身ながら筋肉質。
国籍/出身
日本国→パタグレア伯国 (現・共和国)/エイラズー
家族
夫=兄弟子・カルロス、娘・美名子、孫娘・ラリッサ、師匠・権平聖光
性格
前向き。落ち込みもするが、いつまでも引きずったりはしない。多数の意見に流されず、自分の意志をしっかり持っている。
趣味
読書 (冒険小説、紀行文)
特技
剣道、ポルトガル語、日本語、アロマ
好きなもの
ラーメン、お好み焼き、海洋生物 (見るのも食べるのも両方)
嫌い・苦手なもの
なし
生い立ちなど
巳九尼流の剣豪。パタグレアの元・一等烈士。冷気の異能を操るマレビトであり、〝刃垂雪〟の異名を持つ。
『異郷の地へ』
真田馨は高2の夏、献慈に先駆けること57年前のトゥーラモンドへ流れ着く。
獣人の母娘に拾われしばらく世話になる。母親は学者で、ユードナシアやマレビトについて馨も知ることとなる。
不安定な情勢の下、獣人を弾圧する政府軍と一悶着。身についた剣道の技でこれを撃退するも、追われる身に。
母娘の心当たりを訪ねて三人で住処を離れるも、あえなく軍に発見される。絶体絶命の馨たちを救ったのは武者修行中の権平聖光とその弟子カルロスであった。師弟はそのまま三人の護衛を買って出、道連れとなる。
『パタグレアの烈士』
聖光は政府のやり方を非難する一方、表立った蜂起には難色を示す。戦略的には正しいがゆえ、馨も一旦は納得するが、ある事件が一行の行く末を一変させる。
「人一人救えないのなら一体何のための力なの!?」
馨の心からの叫びは、聖光の生き方を決定づけた。それまでひたすら強さのみを追い求めてきた男が、力を振るうべき目的を得たのだ。弱者のための剣――それが己の理想として打ち立てられた。
聖光に弟子入り、烈士となった馨は、母娘のつてをたどって職能集団アングレイアに身を寄せる。そこには母親の元夫もおり、家族は再会を喜び合う。
元夫の熱烈な求愛で結婚したものの、結婚生活は上手くは行かなかったらしい。だが今も通じ合う二人を見て、馨は憧れを抱く。元妻が言った言葉「愛される喜びというのもあるの」は後の人生の選択にも影響する。
『剣の道、そして……』
剣道は対人戦にはいくらか有効であったものの、「一旦忘れろ」との師の言葉に従い封印。後年、巳九尼流剣術を極める頃には、自然ににじみ出る剣道の技術が実戦にふさわしい形で昇華されていることに気づく。それら打ち込みと踏み込みの要訣は南伝巳九尼流の中へと受け継がれてゆく。
二つ名の〝刃垂雪 (はだれゆき)〟は異能に目覚めた際、霜が馨の身を白く染めた様を、聖光が斑雪 (はだれゆき)になぞらえたことから。
幾多の困難を乗り越えながら、聖光やカルロスとともにパタグレア独立に尽力する。その一方で、献慈もトゥーラモンドに来ているものと信じ、その行方を追うが叶わず。25歳の時に献慈との再会を諦め、兄弟子カルロスと結婚。一人娘の美名子を設ける。
烈士引退後は南伝巳九尼流剣術の師範代として、門弟の育成に当たる。それから数十年、長年連れ添った夫の後を追うように73歳で永眠。
座右の銘は『人は前にしか進めない』。
イメージフラワー
ガーベラ (オレンジ)……希望、前進、 (あなたは私の太陽)
*
申屠媛
シェントゥ・ユェン Shēn-Tú Yuàn
生年月日
新星暦1840年
年齢/性別/種族
49/女/ヒト
身長/体重/スリーサイズ
170cm/54kg/83 (C)・57・86
容姿
総白髪。隻眼・隻腕。鼻から左目にかけて傷。眼帯。年齢ほど老けていない。
右上腕部・肘に近い部分から切断されている。袖をぶらつかせているが、これは内功を込めることで武器にもなる。
体脂肪の少ない、細身で筋肉質な体。刃物で斬られたような傷があちこちにある。
左手薬指に二重リング。ピアス穴は塞がっている。
国籍/出身
鄒→パタグレア/于洛→瑶山→エイラズー
家族
夫 (故人・水虎)、生き別れた娘 (19)
性格
威圧感とは裏腹に面倒見が良い姉御気質。荒っぽいところもあるが取り乱すことはない。
身内に対しては何でもあけっぴろげにする&させる傾向がある。何事にも動じないかに見えるその心の奥底には、壮絶な過去に起因する深い傷を負っている。
趣味
フラワーアレンジメント
特技
囲碁
好きなもの
ニンニク、辛い食べ物
嫌い・苦手なもの
独善、凝り固まった価値観
生い立ちなど
エイラズーを拠点とする央土系マフィア・伽羅幇 (Qiéluóbāng、チェルォパン)のボス。
『申屠星心』
申屠媛はかつて天道追影剣・宋超星の直弟子として、瑶山五星に数えられるほどの剣士だった。
排他主義者の師に内緒で水虎の男と結婚し子を設けるも、程なく明るみとなる。一門の名を汚されたと怒り狂った師は、申屠媛を破門、夫を探し出して惨殺する。
復讐鬼と化した申屠媛は死闘の末に師・宋超星を殺害。自身も左目と右腕を失う。
かねてより身の危険を感じていた夫は我が子を知り合いに預けていたが、いまだ行方知れずのままである。
武林の表舞台から去ることを余儀なくされた申屠媛は黒社会へと身を投じる。当時30歳。
マフィアとしてめきめきと頭角を現す中、敵対組織が烈士の手により壊滅する。
この時烈士部隊の末席にいたのが、当時まだ新人だった孟永年であった。これが縁となり、以降彼ら兄弟に目をかける。中でも同性の永和を何かと気にかけている。
独立後パタグレアへ渡り、自らの組織を立ち上げる。現在もボスとしてエイラズーの港を取り仕切っている。
ジオゴの妻でラリッサの母・美名子マシャドとはビジネスパートナーであると同時に友人の間柄でもある。
『落星』
夫の敵を討とうと決死の覚悟で師に挑むも劣勢、自らの右腕を犠牲に肉斬骨断、致命傷を与えるが……
「お前も道連れだ――」
師の反撃、絶体絶命かと思われた矢先、
「介錯つかまつりに参上いたしました」
姉弟子・楊星露が背後から師にとどめを刺す、かくして復讐は成ったが申屠媛の命も危うく。
「放っておいてください。アタシもすぐあの人のもとへ……」
「二度も私を置いていかないでくれ」
姉弟子の想いを知った申屠媛は生きることを選んだ。そして楊星露は烈士に、申屠媛はマフィアとして、大陸を表裏両面から改革する誓いを新たに立てたのだった。
イメージフラワー
蝋梅……先見、先導、慈愛
★ジオゴ / ラリッサ / ユェン イメージ画像
https://kakuyomu.jp/users/mano_uwowo/news/16817330666773965879
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